高音質で録音したいけれど、「どのオーディオインターフェースを選べばいいかわからない…」と悩んでいませんか?AD/DAの性能やI/O数、レイテンシ、ドライバーなど、選ぶポイントは多くて迷いがちです。この記事では、高音質オーディオインターフェースの選び方6つのポイントとおすすめ12選をわかりやすく紹介します。自分の制作スタイルにぴったりの1台を見つけましょう。

内容をチェック
  1. 【高音質】オーディオインターフェースの選び方
  2. 【高音質】おすすめオーディオインターフェース12選
  3. 使用する際の注意点

【高音質】オーディオインターフェースの選び方

音質を左右するA/D・D/Aコンバーター性能をチェック

  • 24bit対応が安心
  • 96kHz以上に対応
  • 低ノイズ回路推奨

AD/DAの出来は解像度や奥行きに直結します。目安は24bit/96kHz対応、広いダイナミックレンジ、低ジッター。数値だけでなく実測のS/N比や歪率の評価も確認すると安心です。

24bit/96kHzと192kHzで音の差は大きいですか?

制作〜配信の多くは96kHzで十分です。
CPU負荷とレイテンシのバランスが良く、プラグインも安定します。
ハイレゾ配信が前提なら192kHzも検討しましょう。

録音スタイルに合わせた入力端子数を選ぶ

初心者
初心者
弾き語りなら2chで足りるでしょうか?
目安は2ch入力でOK。ステレオ鍵盤や同時録音を広げるなら4ch、ドラム等は8ch以上やADAT拡張が便利です。

ソロ配信や歌+ギターは2inで十分です。コーラスや楽器を同時に重ねるなら4in、バンドやドラムは8in以上が快適。将来の拡張を考えるならADAT対応の有無も必ず確認しましょう。

将来拡張を見越す場合、どの端子を見れば良いですか?

ADATやS/PDIF対応なら外部プリアンプを追加できます。
空きポートの有無と最大チャンネル数を確認しましょう。
同期用ワードクロック対応があると堅実です。

モニター環境を整えるための出力端子を確認

  • TRSバランス出力
  • 独立HPボリューム
  • サブ出力搭載

モニターはノイズに強いバランス出力が基本です。スピーカーとヘッドホンの切替やボリューム独立も重要。サブ出力があるとリファレンスチェックや外部送出がスムーズに行えます。

RCAとTRSバランスの違いは?

バランスは長いケーブルでもノイズに強い方式です。
RCAは簡易接続向けで距離や環境の影響を受けやすいです。
長距離や複雑な配線はTRS/XLRを優先しましょう。

レイテンシー(遅延)を最小限に抑える仕様を選択

初心者
初心者
録音時の遅延は何msが目安でしょうか?
往復で10ms以下が快適です。バッファ64〜128と安定ドライバーの組み合わせが現実的です。

レイテンシはドライバー品質とバッファ設定で決まります。小さすぎるとノイズやドロップが増えるため、安定と低遅延の最小妥協点を探る運用がコツです。

ASIOとCoreAudioで体感差はありますか?

WindowsはASIO対応が必須級です。
macOSはCoreAudioが安定基盤です。
いずれも公式ドライバーの更新頻度を重視しましょう。

モバイル録音か自宅スタジオかで接続方式(USB・Thunderbolt)を決める

モバイルはUSB-C、低遅延重視はThunderboltが有利です。

スマホ・ノート中心ならUSB-Cで扱いやすいです。デスクトップでソフト音源を多用しミックスまで行うならThunderboltの帯域と安定性が活きます。将来性ではUSB4にも注目しましょう。

iPadやスマホでも使えますか?

クラスコンプライアントやUSB-C対応を確認しましょう。
給電方式とOTG/CCアダプタの要否も要チェック。
配信運用は電源付きハブが安定です。

ソフトウェアとの相性・ドライバーの安定性も重要

初心者
初心者
WindowsではASIO対応が必要ですか?
はい。公式ASIOと定期更新で安定動作を確保できます。

DAWとの相性はドライバーで決まります。WindowsはASIO、macOSはCoreAudioが基本。配信アプリ併用は仮想ルーティングの有無も確認し、メーカーの更新頻度やサポートで安心感が変わります。

複数アプリを同時に使うコツは?

ループバックや内部ミキサー搭載機が便利です。
仮想バスで配信と録音を分けるとトラブルが減ります。
CPU負荷にも余裕を持たせましょう。

【高音質】おすすめオーディオインターフェース12選

製品名 接続 用途の目安
RME Audio Interface (BABYFACEPRO) USB モバイル/宅録の高音質収録に
MOTU UltraLite mk5 18in 22out USB-C オーディオインターフェース USB-C 配信と制作を1台で
Neumann ノイマン MT 48 U オーディオインターフェース USB-C 高解像のプロ志向
UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin X QUAD | Gen 2  Thunderbolt UADで録りからミックス
MADIface USB 64チャンネルUSB 2.0オーディオインターフェース USB 2.0 大規模I/Oの収録に
RME USB FireWire オーディオインターフェイス Fireface UCX USB/FireWire 据え置き万能型
iConnectivity PlayAUDIO1U オーディオ/MIDIインターフェース USB 冗長化/ステージ用
UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin X DUO Thunderbolt UAD入門に最適
MOTU 828 28in 32out USB-C 第五世代 オーディオインターフェース  USB-C 配信〜スタジオまで
UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin X USB DUO  USB WindowsでApollo
UNIVERSAL AUDIO APOLLO TWIN X/QUAD  Thunderbolt DSP余裕で同時処理
ヤマハ YAMAHA I/Oラック Dante対応 オーディオインターフェイス Dante ネットワーク/PA連携

RME Audio Interface (BABYFACEPRO)

RME
¥168,000 (2025/11/09 11:10時点 | Amazon調べ)

低遅延と堅牢ドライバーを重視しつつ携帯性も欲しい人向け。実用的なI/Oで安定収録に強い。

MOTU UltraLite mk5 18in 22out USB-C 

多chと柔軟な内部ミキサーで配信も制作も両立したい人に。USB-Cで取り回し良好

Neumann ノイマン MT 48 U オーディオインターフェース 

高解像のモニター環境と洗練UIでプロ品質を目指す人向け。内蔵機能も充実し音質重視

UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin X QUAD

UADプラグインを活かし同時録音の追い込みをしたい人に。DSP活用で低遅延処理が魅力。

MADIface USB 64チャンネルUSB 2.0オーディオインターフェース

大規模I/OをシンプルにPCへ取り込みたいエンジニア向け。RMEらしい安定性が武器。

RME USB FireWire オーディオインターフェイス Fireface UCX

据え置きで総合力を求める人に。拡張性と堅牢ドライバーでライブから制作まで万能運用

iConnectivity PlayAUDIO1U オーディオ/MIDIインターフェース

iConnectivity
¥207,680 (2025/11/09 11:22時点 | Amazon調べ)

ステージで冗長化や複数ホスト切替を求める現場向け。ライブでの信頼性が高い。

UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin X DUO 

UADを導入しつつ小規模I/Oで始めたい人へ。デスクトップで高品位録音

MOTU 828 28in 32out USB-C 第五世代 オーディオインターフェース

多入出力と内蔵ミキサーで一台完結を狙う人に。USB-C接続で柔軟、総合力で高コスパ

UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin X USB DUO Heritage Edition

WindowsでUAD環境を構築したい人に。USB接続で導入しやすく制作効率に寄与。

UNIVERSAL AUDIO APOLLO TWIN X/QUAD Heritage Edition

DSP余裕で同時処理を増やしたい人向け。デスクトップで快適作業が可能。

ヤマハ YAMAHA I/Oラック Dante対応 オーディオインターフェイス

Danteを使ったリモートやPA連携を行う現場に。コンパクトなI/Oでネットワーク運用が容易。

使用する際の注意点

最新ドライバーを必ずインストールして安定動作を確保

導入時は最新のドライバーとファームウェアへ更新しましょう。OS更新後の相性も確認し、必要なら旧版へ戻せる準備を。セキュリティソフトの例外設定で通信安定も図れます。

自動更新のままで問題ありませんか?

制作前は更新を止め、現行環境のバックアップを推奨します。
新バージョンは検証してから適用しましょう。
不具合時に即時ロールバックできる体制が安心です。

ゲイン設定を適正に行い、ノイズやクリッピングを防ぐ

ピークは-6dB付近を目安に、余裕を確保しましょう。

プリアンプを上げ過ぎると歪み、足りないとノイズが増えます。ピークは-12〜-6dB程度を目安に、常時はさらに低め。ダイナミクスは後段処理で安全確保できます。

適正ゲインはどう確認しますか?

メーターで緑〜黄の範囲を中心に保ちます。
最大でも赤点灯しない設定にしましょう。
声量が上がる箇所で再チェックしてください。

電源供給や接続ケーブルを確認し、音途切れを防止

USBハブの品質や電源不足は音切れの主因です。可能ならPC直結、またはセルフパワーハブを使用。ケーブルは短く、信頼できる規格で伝送安定を確保しましょう。

バスパワーとACアダプタ、どちらが安心ですか?

長時間や多I/OならAC給電が安全です。
モバイルはバスパワーでも運用可。
不安定さを感じたら給電を追加しましょう。

この記事のまとめ

  • AD/DAの質を基準に選ぶ
  • I/O数は用途に合わせる
  • バランス出力を優先する
  • レイテンシは10ms以下を目安
  • 接続方式は環境で選択
  • ドライバー更新を習慣化
  • ゲインは-12〜-6dBに余裕
  • 電源・ケーブルを見直す

迷ったら現状の用途にプラス1段階の余裕を選ぶと長く使えます。最終判断は試奏とサポート体制で。録音は安定第一、数字は実運用での信頼性と併せて確認しましょう。