「PS5を買ったけど、家のテレビに繋いでそのまま遊んでいる」……実はそれ、マシンの性能を半分も引き出せていないかもしれません。テレビは「映像美」を、モニターは「反応速度」を最優先に設計されています。この記事では、勝敗に直結する決定的違いを解説し、テレビからの卒業に最適なおすすめ18選を紹介します。

テレビとゲーミングモニターの決定的な違い

テレビとゲーミングモニターの決定的な違い

滑らかさが違う「リフレッシュレート」

  • テレビ:通常60Hz(1秒に60枚)
  • モニター:144Hz〜360Hz(1秒に144枚以上)
  • 視認性:動きの激しい敵を目で追いやすい

リフレッシュレートはパラパラ漫画の枚数と同じです。一般的なテレビは60Hzですが、ゲーミングモニターは2倍以上の144Hzや240Hzで映像を更新します。FPSなどの激しい動きでも、敵がヌルヌルと滑らかに動き、エイムの合わせやすさが劇的に向上します。

PS5ならどっちが必要?

PS5は最大120Hzに対応しています。
テレビの多くは60Hz止まりなので、120Hz対応モニターを使うことで性能をフル発揮できます。

残像感が消える「応答速度」

初心者
初心者
テレビで視点を素早く動かすと、画面がボヤける気がします。
それは応答速度の遅さが原因です。モニターは色の切り替えが速く、くっきりとした映像で敵を視認できます。

応答速度とは「色が切り替わる速さ」のこと。テレビは映像を美しく見せる処理が入るため遅くなりがちですが、ゲーミングモニターは1ms(0.001秒)以下が当たり前。高速で移動する敵や背景がブレずに見えるため、瞬時の判断ミスが減ります。

1msと5msで違いはわかる?

FPSや格闘ゲームでは体感できるレベルで違います。
残像が減ることで、長時間プレイした際の「3D酔い」や目の疲れも軽減されます。

勝敗を分ける「入力遅延(ラグ)」

  • ボタン入力から反映までの速度
  • テレビ:映像補正で遅れがち
  • モニター:ダイレクトに表示

「ボタンを押したのにジャンプが遅れる」と感じるなら、それは入力遅延です。テレビは画質を綺麗にする処理に時間をかけますが、ゲーミングモニターは処理をパスして最速で表示します。コンマ1秒を争う対戦ゲームでは、この差が勝率に直結します。

遅延はどうやって確認する?

スペック表の「Input Lag」や「内部遅延」を確認します。
記載がない場合でも、「ゲーミング」と名のつくモデルなら基本的に低遅延です。

目の疲れが変わる「サイズと視聴距離」

テレビはリビングで離れて見るために大きく作られていますが、ゲームプレイで重要な「情報把握」には不向きな場合があります。モニターは50〜70cmの距離で画面全体を視界に収めやすい24〜27インチが主流。視線移動が減り、首や目への負担が大幅に軽くなります。

32インチ以上は大きすぎる?

デスク置きでFPSをするなら大きすぎて視線移動が疲れます。
RPGや映像鑑賞メインで、少し離れて座るなら32インチもアリです。

映像処理の方向性が「鑑賞」か「体験」か

テレビは映画やドラマをノイズなく美しく見せる「鑑賞」のプロですが、モニターはプレイヤーの操作を即座に反映させる「体験」のプロです。特に暗いシーンでの敵の視認性を高める暗部補正機能などは、モニター特有の強力な武器となります。

テレビのゲームモードで代用できる?

ある程度は改善されますが、専用モニターの高リフレッシュレートには及びません。
「ガチで勝ちたい」ならモニターへの移行が必須です。

テレビでゲームをするメリット・デメリット

テレビでゲームをするメリット・デメリット

RPGや映画鑑賞ならテレビの大画面が有利

テレビの強みは「圧倒的な映像美」と「スピーカー性能」です。4Kアップスケーリング技術などはテレビの方が優れていることが多く、反応速度を求めないRPGやオープンワールドの探索なら大画面テレビの方が没入感が高い場合もあります。

ゲーミングモニターでテレビは見れる?

チューナーが入っていないため、そのままでは見れません。
別途チューナーやレコーダーをHDMI接続すれば視聴可能です。

家族や友人と遊ぶならテレビが正解

モニターは基本的に「一人用」であり、視野角や画面サイズの点から複数人でのプレイには向きません。スマブラやマリオパーティなど、リビングでワイワイ遊ぶパーティゲームにおいては、広視野角で大画面のテレビに軍配が上がります。

画面分割プレイはモニターでもできる?

可能ですが、24インチだと分割画面が小さすぎて見づらくなります。
分割プレイ前提なら27〜32インチ以上のモニターが推奨です。

追加コストがかからないのが最大のメリット

初心者
初心者
モニターを買うお金をゲームソフトに回したいです。
それも賢い選択です。特にアクション性の低いゲーム中心なら、無理にモニターを買わずとも、テレビの「ゲームモード」設定を見直すだけで十分楽しめる場合もあります。

既存のテレビを使えば初期投資は0円です。まずは手持ちの環境でプレイし、限界を感じたり、オンライン対戦で「勝ちたい」という欲が出てきたりしてから、モニター購入を検討するのも良いステップです。

安いモニターでもテレビよりマシ?

1万円台の格安モデルでも、応答速度と遅延に関してはテレビより優秀なことが多いです。
コストを抑えて環境改善したいならエントリーモデルが狙い目です。

デメリット:FPSでの撃ち合いには圧倒的に不利

一方で、ApexやValorantなどのFPS、格闘ゲームにおいては、テレビの遅延と残像感は致命的です。「自分では避けたつもりなのに当たっている」「敵が見えにくい」というストレスは、専用機材でないと解消できません。勝ちたいならモニター移行は必須と言えます。

テレビからモニターに変えたら強くなる?

道具だけでランクが上がるわけではありませんが、「見えない」「遅れる」という理不尽な負けは確実に減ります。
実力を100%出し切るための土台作りと言えます。

おすすめゲーミングモニター18選

製品名 パネル/解像度 Hz/応答速度 特徴 リンク
IODATA EX-GD251UH 24.5型 AHVA FHD 240Hz/0.9ms 国産/安心サポート Amazon
Dell SE2425HG 23.8型 Fast IPS FHD 200Hz/1ms 高コスパ入門 Amazon
ASUS VG258QR-J 24.5型 TN FHD 165Hz/0.5ms FPS特化の高速応答 Amazon
BenQ XL2411K 24型 TN FHD 144Hz/1ms eSports標準機 Amazon
LG 27GS75Q-B 27型 IPS WQHD 200Hz/1ms 高画質&高FPS Amazon
MSI MAG 274QF 27型 Rapid IPS WQHD 180Hz/0.5ms 鮮やかな色彩 Amazon
REGZA RM-G276N 27型 Fast IPS WQHD 240Hz/1ms TV技術の応用 Amazon
Alienware AW2725D 26.7型 QD-OLED QHD 280Hz/0.03ms 最高峰有機EL Amazon
Alienware AW2525HM-A 24.5型 IPS FHD 320Hz/0.5ms 高速FPS向け Amazon
LG OLED 27GX704A-B 26.5型 OLED WQHD 240Hz/0.03ms 漆黒の表現力 Amazon
Alienware AW3225QF 32型 QD-OLED 4K 240Hz/0.03ms 4K曲面有機EL Amazon
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JN-IPS238G200F3 23.8型 IPS FHD 200Hz 爆安200Hz Amazon

IODATA EX-GD251UH

安心の日本メーカー。サポートが手厚く、初めてのゲーミングモニターで失敗したくない人に。

Dell SE2425HG

テレビからの移行にとにかく安く済ませたい人に。サブモニターとしても優秀な高コスパ機。

ASUS VG258QR-J

応答速度0.5msで遅延を感じさせない。FPSで撃ち負けたくない、勝ちにこだわる入門者に。

BenQ XL2411K

eSports大会の標準機。独自の残像低減技術で敵がクッキリ見え、競技シーンを目指すならコレ。

LG 27GS75Q-B

映像美と速度を両立したWQHD。RPGもFPSも高レベルで楽しみたい欲張りなゲーマーへ。

MSI MAG 274QF

発色が美しいRapid IPS採用。テレビの画質に慣れた人でも満足できる映像美を実現。

REGZA RM-G276N

テレビ「レグザ」の技術を投入。親しみやすい操作感と高画質で、リビングからの移行に最適。

Alienware AW2725D

有機ELの圧倒的黒表現。テレビでは味わえない280Hzの滑らかさで別次元の体験を。

Alienware AW2525HM-A

320Hz(DP)クラスの高速表示。今の環境に限界を感じ、機材による言い訳を完全に無くしたいガチ勢へ。

LG OLED 27GX704A-B

0.03msの超高速応答。瞬発力が全てのFPSで、テレビ勢に圧倒的な差をつけるならコレ。

Alienware AW3225QF

4K有機ELの最高峰。テレビ以上の画質とモニターの速度を兼ね備えた、究極のハイブリッド環境。

Pixio PX248 Wave W

部屋のインテリアを邪魔しない白デザイン。見た目だけでなく性能も高いオシャレな実力派。

Pixio PX248 Wave B

200Hzの高スペックを手頃な価格で。初めてのモニター購入でコスパを最優先したい学生にも。

Pixio PX278 WAVE W

27インチの大画面で見やすい。テレビからの移行でもサイズダウンの違和感が少ない白モニター

Pixio PX24Q Pro

小型なのにWQHDの高精細。画面の粗さが気になる人へ、クッキリとした映像体験を提供。

KTC H27T22C-3

圧倒的安さでWQHD環境へ。予算は少ないけど画質も速度も捨てたくない時の救世主

KTC U27T6

4K 160Hzでこの価格は破格。テレビ並みの高精細さとモニターの速度を安価に両立したい人に。

JN-IPS238G200F3

格安で200Hzの世界へ。ブランドより実利、とにかく安くヌルヌル映像を手に入れたい人へ。

導入時の注意点とメンテナンス

導入時の注意点とメンテナンス

ケーブルは「ハイスピード」以上を選ぶ

テレビで使っていた古いHDMIケーブルをそのまま使うと、144Hzが出ない場合があります。PS5ならHDMI 2.1、PCならDisplayPortなど、モニターの性能に合った高速ケーブルを使用してください。多くの場合、モニターに付属しているケーブルを使えば間違いありません。

HDMIとDisplayPortどっちが良い?

PCならDisplayPortが安定しており推奨です。
家庭用ゲーム機(PS5/Switch)はHDMI接続となります。

接続後の「Hz設定」変更を忘れずに

初心者
初心者
買ったのに60Hzのまま変わっていない気がします…。
接続しただけでは自動で切り替わらないことが多いです。PCのディスプレイ設定やゲーム内の設定で、手動でリフレッシュレートを変更しましょう。

モニターをPCに繋いだ直後は60Hzで動作していることがほとんどです。Windowsの「ディスプレイ設定」→「詳細ディスプレイ設定」から、購入したモニターの最大リフレッシュレート(144Hzなど)を選択して適用するのを忘れないようにしましょう。

設定を変えても画面が真っ暗になる時は?

ケーブルの帯域不足や接触不良の可能性があります。
一度ケーブルを挿し直すか、付属の純正ケーブルに交換してみてください。

視聴距離はテレビよりも「近く」なる

テレビは部屋全体から見るものですが、モニターは「デスクの上」で見るものです。24インチなら50〜70cm程度の距離が最適。テレビ台に置くと遠すぎて文字が読めなくなるため、デスク導入や設置場所の確保もセットで検討しましょう。

目が疲れない距離の目安は?

腕を伸ばして画面に指先が届くか届かないか程度(約60cm)が理想です。
画面の高さは目線と同じか、やや下になるように調整しましょう。

スピーカー音質は「割り切り」が必要

テレビは高音質なスピーカーを内蔵していますが、モニターのスピーカーは「音が鳴るだけ」のおまけ程度なことがほとんどです。迫力あるサウンドを楽しむなら、ヘッドセットや外部スピーカーの導入を前提に考えましょう。

音が出ない時はどうすればいい?

OSのサウンド出力先がモニターになっているか確認しましょう。
モニター自体にスピーカーがないモデルの場合は、別途スピーカーが必要です。

記事のまとめ

  • テレビは映像美、モニターは応答速度重視
  • FPSで勝つなら高リフレッシュレートが必須
  • 144Hz以上で「ヌルヌル」動き、視認性が向上
  • RPGやパーティゲームはテレビが快適な場合も
  • 導入時はケーブルと設定の見直しを忘れずに

テレビとゲーミングモニターは、似て非なるものです。「勝ちたい」「もっと滑らかな映像で遊びたい」と思った時が、モニターデビューの最適なタイミングです。自分のプレイスタイルに合った一台を選んで、最高のゲーム体験を手に入れてください。

結局、テレビとモニターどっちがおすすめ?

対戦ゲームで「勝ち」を優先するならモニター一択です。
映像美や多人数プレイ、コスト重視ならテレビのままでも十分楽しめます。