AIO(All-In-One)簡易水冷クーラーを選ぶ際、ラジエーターサイズは非常に重要です。
特にハイエンド志向なら、より大型の360mmや420mmラジエーター搭載モデルが注目されます。
本記事では、人気ブランドであるCorsair、NZXT、Cooler Master、ASUS ROG、EKなどを例に挙げ、360mmおよび420mmクラスの魅力やおすすめモデルを紹介します‼︎

360mm・420mmラジエーターの特徴

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- 多くのミドルタワー以上のPCケースに対応しやすい
- 冷却性能と静音性のバランスが優れている
- 豊富なモデルがあり、価格帯・機能の選択肢が多い
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- さらに大型で最高クラスの冷却性能
- オーバークロックや超高負荷作業も安定動作
- 対応ケースが限られるため、事前確認が必須
360mmモデルがおすすめの人

360mmラジエーターを搭載したAIO水冷クーラーは、以下のようなユーザーに適しています。
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高性能を求めるユーザー: オーバークロックや高負荷の作業を行う際に効果的。
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ケースのスペースに余裕があるユーザー: ミドルタワー以上のPCケースであれば、360mmラジエーターの設置が可能です。
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静音性を重視するユーザー: 静音性を求める場合にも適しています。
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コストパフォーマンスを考慮するユーザー: 性能と価格のバランスを重視するユーザーに向いています。
360mmモデルは最も定番の大型水冷クラスで、製品レビューやノウハウ情報も豊富。初心者でも情報収集しやすいというメリットもあります。
360mmモデルのおすすめ10選
360mmラジエーター搭載のAIO水冷クーラーは、ハイエンドPC向けに冷却性能
製品名 | 価格(税込) | 発売日 | 対応ソケット | ファンサイズ | ノイズレベル | ラジエーターサイズ |
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ASUS ROG RYUJIN III 360 ARGB | ¥49,980 | 2023年8月4日 | Intel LGA 1700/1200、AMD AM5/AM4 | 120×120×25mm | 最大36.45dB(A) | 399.5×120×30mm |
DeepCool LS720 | ¥15,480 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約32dB(A) | 402×120×27mm |
NZXT Kraken Elite 360 RGB | ¥59,594 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約21dB(A) | 394×121×27mm |
EK Nucleus AIO CR360 Dark | ¥35,645 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約20dB(A) | 396×120×27mm |
Thermaltake TH360 ARGB Sync | ¥12,480 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約28dB(A) | 394×120×27mm |
MSI MPG CORELIQUID D360 | ¥41,382 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約23dB(A) | 397×120×27mm |
Corsair iCUE H150i Elite Capellix | ¥39,980 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約20dB(A) | 400×120×27mm |
Lian Li Galahad 360 | ¥29,480 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約22dB(A) | 394×120×27mm |
Corsair H150i Elite LCD | ¥54,980 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約24dB(A) | 396×120×30mm |
ASUS TUF Gaming LC 360 ARGB | ¥32,980 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約25dB(A) | 400×120×30mm |
性能と価格のバランスが良い360mm AIOクーラーは、ハイエンドユーザーに最適。ケース互換性を確認して選びましょう。
- 液晶搭載モデル(Corsair H150i Elite LCDなど)は、CPU温度やカスタム画像を表示でき、見た目も楽しめます。
- 低ノイズモデル(EK Nucleusなど)を選べば、夜間作業時や静音PCを目指す方にも快適。
420mmモデルがおすすめの人

420mmラジエーターを搭載したAIO水冷クーラーは、以下のようなユーザーにおすすめです。
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最高の冷却性能を求めるユーザー: オーバークロックや高負荷の作業を行う際に、CPUの温度を効果的に管理できます。
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大型PCケースを使用しているユーザー: フルタワーや対応可能なミドルタワーケースを使用している場合に適しています。
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静音性を重視するユーザー: 静音性を求めるユーザーにも適しています。
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将来的な拡張や高性能システムを計画しているユーザー: 420mmモデルの優れた冷却性能は、将来的なシステム拡張にも対応できます。
420mmは製品数が少なめで情報も限られます。その分、製品選びには慎重な下調べが必要です。
420mmモデルのおすすめ7選
420mmラジエーター搭載のAIO水冷クーラーは、最高の冷却性能を求めるユーザーに最適です。
製品名 | 価格(税込) | 発売日 | 対応ソケット | ファンサイズ | ノイズレベル | ラジエーターサイズ |
---|---|---|---|---|---|---|
ASUS ROG RYUJIN III 420 ARGB | ¥54,980 | 2023年8月4日 | Intel LGA 1700/1200、AMD AM5/AM4 | 140×140×25mm | 最大36.45dB(A) | 420×140×30mm |
NZXT Kraken Z73 RGB | ¥59,800 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 140mmファン×3 | 約21dB(A) | 455×140×30mm |
Corsair iCUE H170i Elite Capellix | ¥39,980 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 140mmファン×3 | 約20dB(A) | 457×140×27mm |
DeepCool LS720 | ¥15,480 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約32dB(A) | 402×120×27mm |
EK Nucleus AIO CR360 Dark | ¥35,645 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約20dB(A) | 396×120×27mm |
Thermaltake TH360 ARGB Sync | ¥12,480 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約28dB(A) | 394×120×27mm |
MSI MPG CORELIQUID D360 | ¥41,382 | 2023年 | Intel、AMD両対応 | 120mmファン×3 | 約23dB(A) | 397×120×27mm |
420mmクラスはケース互換性が最大のハードルです。購入前にケースの製品ページやマニュアルで「420mmラジエーター対応」と明記されているか確認しましょう。
選び方のポイントまとめ

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ケース互換性の確認:
360mm・420mmいずれも、対応可能なケースを事前にチェックすることが重要です。 -
用途別の選択:
- 高負荷ゲーミングや動画編集、オーバークロックを行うなら420mmクラス
- バランス重視で幅広い選択肢を求めるなら360mmクラス
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ブランド・機能性重視:
- CorsairやNZXTはRGB・ソフト制御、ASUS ROGはLCD搭載など、
各ブランド独自の特徴を活かしたモデルを選ぶと満足度が高まります。
- CorsairやNZXTはRGB・ソフト制御、ASUS ROGはLCD搭載など、
【人気ブランド】→ Corsair、NZXT、Cooler Master、ASUS ROG、EK
- ソフトウェアコントロール:
使いやすいソフトを提供するブランドを選ぶと長期的に快適です。 - メンテナンスや寿命:
定期的にPC内部の清掃を行うことで、製品寿命を延ばし、冷却性能を維持できます。
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これらの記事を合わせて読むことで、より最適なAIOクーラー選択につながります。
記事のまとめ
360mm・420mmといった大型ラジエーター搭載のAIOクーラーは、
ハイエンドユーザーにとって理想的な冷却性能と静音性を提供します。
Corsair、NZXT、Cooler Master、ASUS ROG、EKなど人気ブランドのモデルを比較検討し、
ケース互換性や求める機能、予算に合った製品を見つけてください。
- 購入前にPCケースや電源容量、マザーボード対応状況をチェックすることで、導入時のトラブルを回避できます。
- 将来的なCPU・GPUアップグレードを視野に入れるなら、冷却余力のあるモデルを選ぶと長期的な満足度が高まります。
ケース互換性、ブランドの特徴、ソフトウェアサポート、メンテナンス性などを総合的に判断し、
あなたのニーズに最適なAIO簡易水冷クーラーを見つけてください。