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【ホワイト】『PC電源ユニット』の選び方と白色のおすすめ10選を徹底解説‼︎

白いPC電源ユニットを選びたいけれど、何Wで足りるのか、80PLUSやATX3.x対応の違い、ケーブル方式や静音性、信頼できるメーカーが分からず迷っていませんか。この記事では「見た目も性能も妥協したくない」悩みを、選び方の要点と白色のおすすめモデルで一気に解決します。

内容をチェック
  1. PC電源ユニットの選び方
  2. 白色のおすすめPC電源ユニット10選
  3. 使用する際の注意点

PC電源ユニットの選び方

出力容量(W数)をチェック

  • 合計TDPに20〜30%の余裕
  • ピーク対策で安定動作
  • 将来増設も見据える

CPUとGPUの消費電力合計に20〜30%の余裕を足して選ぶと安定します。瞬間的なスパイクや将来のGPU換装も想定して、上位W数を選ぶのが安全です。自作初心者は850W前後が汎用性に優れます。

850Wと1000Wで迷います。どちらが良いですか?

現行のミドル〜ハイエンドGPU/CPUなら850Wで多くは足ります。将来の上位GPUやOC、ストレージ増設を視野に入れるなら1000Wで余裕を取ると安心です。

80PLUS認証を確認

初心者
初心者
80PLUSはどれを選ぶべきか迷います。ゴールド以上が良いのでしょうか?
迷ったらGold認証以上が目安です。発熱や騒音が減り、電気代も抑えやすく、品質面の指標として分かりやすいです。

80PLUSは変換効率の目安で、Bronze/Gold/Platinum/Titaniumの順に高効率です。一般用途はGold以上がバランス良好。長時間稼働や高負荷が多いならPlatinum以上も検討しましょう。

Bronzeでも問題ありませんか?

構成が省電力で常用負荷が低いならBronzeでも運用可能です。ただし高負荷時の発熱とファン回転が増えやすい点は理解して選びましょう。

フォームファクターの確認

  • ATX規格とケースの奥行
  • SFX/SFX-Lの互換性
  • 12V-2×6端子スペース

ATXが主流ですが、小型ケースはSFX/SFX-Lが必要です。奥行140〜150mmのATXなら配線しやすく、多くのケースに収まります。最新GPU向け12V-2×6やケーブル曲げ半径も事前にチェックしましょう。

SFX電源をATXケースで使えますか?

ATX変換ブラケットがあれば使用可能です。配線取り回しは楽になりますが、ケーブル長が短いモデルもあるため事前に長さを確認しましょう。

ケーブル方式の違いを理解

初心者
初心者
フルモジュラーと直付け、どちらが良いですか?配線性重視なら?
見た目と整線性を取るならフルモジュラーです。不要ケーブルを省け、ホワイトのフラット線で統一感が出ます。コスト重視なら直付けも選択肢です。

フルモジュラーは必要ケーブルだけ接続でき、配線とエアフローが有利。セミモジュラーは24pinなどのみ直付けで中間。直付けは価格が手頃ですが、不要ケーブルの処理に工夫が必要です。

硬いケーブルが曲げにくいです。対策は?

柔らかいスリーブ/フラットタイプを選ぶ、延長ケーブルを使う、裏配線の余裕を確保するなどで改善します。最小曲げ半径にも注意しましょう。

静音性・冷却性能を重視

常用負荷30〜50%付近で静かに回るモデルを選ぶと快適です。

セミファンレス機能や低回転カーブ、FDBファン搭載の有無を比較しましょう。長時間ゲームでも静かさが続きます。

静音性はファンの種類(FDB/ライフル/ボール)や回転制御、セミファンレスの閾値で差が出ます。ケース側の吸気/排気やPSUの吸気口の詰まりも音に影響するため、ケース全体でのエアフロー設計も重要です。

セミファンレスの注意点はありますか?

高温時は当然ファンが回るため無音ではありません。ケース温度が上がりすぎないよう、吸気フィルターと排気ファンを適切に運用してください。

信頼できるメーカーを選定

初心者
初心者
長く使うので保証年数は重視すべきでしょうか?
はい。7〜10年保証や検証済みプラットフォームの採用など、品質評価が明確なメーカーを選ぶと安心です。サポート体制も確認しましょう。

長期保証、採用コンデンサ、各種保護回路、第三者認証(80PLUS/Cybenetics)などは指標になります。国内サポートや交換対応の評判も総合的に確認しましょう。

実績の見分け方は?

型番の世代更新、長期販売、レビュー件数、国内代理店の取り扱い歴が参考になります。迷う場合は実績の長い定番シリーズを選びましょう。

白色のおすすめPC電源ユニット10選

商品名 出力 80PLUS ATX規格 ケーブル 特徴/備考
玄人志向 600W KRPW-L5-600W/80+/REV2.0 600W Standard ATX 直付け 12cm静音ファン
玄人志向 850W KRPW-GA850W/90+ 850W Gold ATX フルモジュラー セミファンレス
玄人志向 650W KRPW-BK650W/85+ 650W Bronze ATX プラグイン 実用コスパ
MSI MAG A850GL PCIe5 850W Gold ATX3.0 フルモジュラー PCIe5.1対応
CORSAIR RM850x 2024 850W Gold ATX3.1 フルモジュラー 12VHPWR付属
COUGAR ATLAS 650W 650W Bronze ATX 直付け 価格重視
Thermaltake TOUGHPOWER GT 850W 850W Gold ATX3.1 フルモジュラー 最新GPU対応
玄人志向 650W KRPW-GK650W/90+ 650W Gold ATX フルモジュラー フラットケーブル
CORSAIR RM850e 2025 850W Gold ATX3.1 フルモジュラー 12V-2×6付属
CORSAIR CX650 650W Bronze ATX モジュラー 125mm短尺

玄人志向 電源ユニット 600W ATX 電源 80 PLUS スタンダード PC電源 12cm静音ファン KRPW-L5-600W/80+/REV2.0

80PLUS Standardの定番エントリ。静音12cmファンと各種保護回路を備え、コスパ重視の白系ビルドにも合わせやすい構成です。初自作向け

こんな人におすすめ:無理のない600Wで省電力構成を組みたいユーザーに最適。基本性能重視で価格も手頃(100文字以内)。

省電力CPUとGTX 1650でも余裕は必要?

日常用途中心でも20〜30%の余裕を見て選ぶと安心です。将来のストレージ増設や高負荷時のスパイク対策にも有効です。

玄人志向 電源ユニット 850W ATX 電源 80 PLUS ゴールド PC電源 フルプラグイン セミファンレス KRPW-GA850W/90+

80PLUS Gold、フルモジュラー、セミファンレスで配線性と静音性を両立。WHITE版も選べる高コスパモデルです。

こんな人におすすめ:ミドル〜ハイエンドGPUでも余裕を持たせたい人に。配線スッキリで見た目も重視(100文字以内)。

RTX 4070と組むなら十分?

はい。標準設定なら850Wで余裕があります。将来の上位GPUを見据える場合は1000Wも検討してください。

玄人志向 電源ユニット 650W ATX 電源 80 PLUS ブロンズ PC電源 プラグイン KRPW-BK650W/85+

80PLUS Bronzeの実用派。必要十分の出力と保護回路を備え、プラグイン対応で配線もしやすいバランスモデルです。

こんな人におすすめ:省電力GPU/CPUの普段使いPCに。コスパ重視で堅実に選びたい(100文字以内)。

ゲーム用途で限界は?

中量級までのGPUなら快適に使えます。上位GPUや将来の換装を見越すなら750〜850Wの選択が安心です。

MSI 850W自作PC電源ユニットMAG A850GL PCIE5 (80PLUS GOLD PCIe5.1/ATX3.0ネイティブ対応)PS1327

ATX3.0とPCIe 5.1に対応し、最新GPU向けに好相性。WHITEモデルは配線も白で統一可能。バランス良い850W帯です。

こんな人におすすめ:RTX 40系と組む白統一ビルドに。最新規格対応を確保したい(100文字以内)。

12V-2×6は付属しますか?

製品構成は時期で変わるため商品ページを確認してください。PCIe5対応ケーブル付属モデルを選ぶと確実です。

CORSAIR RM850x 2024年モデル PC電源ユニット 850W ATX3.1 PCIe5.1対応 80PLUS Gold認証 フルモジュラー 12VHPWRケーブル付属 CP-9020270-JP

定番RMxの現行版。ATX3.1/PCIe5.1に対応し、静音設計とフルモジュラーで完成度が高い万能機です。

こんな人におすすめ:品質と静音を両立したい中上級者に。万能バランスを求める(100文字以内)。

ケース奥行140mmでも入りますか?

個別寸法は商品ページのスペックをご確認ください。干渉が不安な場合は短尺モデルやSFX-Lの選択も検討しましょう。

COUGAR 電源ユニット ATLASシリーズ 650W 80PLUS BRONZE 直付けモデル CGR BA-650 【国内正規品】

直付けでコスト重視のエントリー。普段使い構成や省電力GPUに好適。必要最低限でまとめたい方向けです。

こんな人におすすめ:ライト用途の白ビルドに。低予算重視でシンプルに組みたい(100文字以内)。

裏配線で余剰ケーブルは隠せますか?

ケースの裏配線スペースを活用し、結束バンドで固定すれば目立ちにくくなります。余剰分は空きベイにまとめると扱いやすいです。

Thermaltake TOUGHPOWER GT 850W ATX 3.1/PCI Express 5.1対応 80PLUS GOLD PC電源ユニット PS-TPT-0850FNFAGJ-3 PS1496

ATX3.1準拠で電力スパイクに強い設計。高効率と安定性、最新GPU対応で長く使える1台です。

こんな人におすすめ:長期運用で安定性を最優先。ATX3.1対応を重視する人に(100文字以内)。

発熱は抑えられますか?

高効率化で無駄な発熱を減らせます。ケースの吸気/排気を整えると、温度と騒音の両面でさらに有利になります。

玄人志向 電源ユニット 650W ATX 電源 80 PLUS ゴールド PC電源 フルプラグイン フラットケーブル KRPW-GK650W/90+

80PLUS Goldの省エネ性とフルモジュラーを両立。フラットケーブルで裏配線がしやすく、ミドル構成に好相性です。

こんな人におすすめ:650W帯で配線性と効率を確保。見た目重視の白ケースに(100文字以内)。

Mini-ITXでも配線は楽?

短尺ケースでは余長処理が難しい場合があります。フラットケーブルとケーブルコームを活用し、裏配線スペースを確保しましょう。

CORSAIR RM850e 2025モデル PC電源ユニット 850W PCIE 5.1 対応 ATX 3.1 認証済 フルモジュラー 12V-2×6 ケーブル付属 CP-9020296-JP

ATX3.1/PCIe5.1対応で最新環境に最適。140mm長のコンパクト筐体と静音設計が魅力の新世代RMeです。

こんな人におすすめ:最新規格を押さえつつ省スペース化。将来性重視の組み替え派に(100文字以内)。

12V-2×6の注意点は?

根本の急曲げを避け、完全挿入を確認してください。熱源から距離を取り、緩やかなRで取り回すと安全です。

CORSAIR CX650 CXシリーズ 650W電源ユニット モジュラー式電源ユニット 80 PLUS Bronze認証獲得 ATX電源 CP-9020278-JP

コンパクト125mm長で扱いやすいBronze認証モデル。ライト〜中量級構成のベーシック電源として定評があります。

こんな人におすすめ:普段使いPCを手堅く構成。扱いやすさを重視する人に(100文字以内)。

GPU補助電源はいくつ使えますか?

該当モデルの商品ページでPCIe補助電源コネクタ本数をご確認ください。構成に合わせて不足時は分岐ではなく上位W数を選びましょう。

使用する際の注意点

定格出力を超えない使用

常用時は定格の50%前後が効率と静音のバランス良好です。高負荷ベンチやゲームで瞬間的な電力スパイクが起きるため、余裕設計を心がけ、無理なOCや多台数の増設は段階的に検証しましょう。

瞬間的に落ちるのは電源が不足?

スパイクで保護回路が働く場合があります。電源のW数増強、別系統への電源分散、補助電源ケーブルの追加や配線見直しで改善が期待できます。

ホコリ対策と定期清掃

吸気フィルター清掃と年1〜2回の内部点検で寿命を延ばしましょう。

月1回のフィルター掃除と、半年ごとの内部ブロワー清掃が目安。静電気対策と通電オフを徹底しましょう。

PSUは下置き配置だと埃を吸いやすいので、ケース底面のフィルターを月1回程度で清掃します。半年〜1年ごとにケースを開けてブロワーで軽く清掃し、ファンの異音やケーブル被覆の劣化も点検しましょう。

エアダスターだけで十分ですか?

十分な場合が多いですが、固着した埃は綿棒やブラシも併用します。ファンを手で押さえて回転させない、湿気の多い場所で作業しないことがポイントです。

安全な取り付けと配線管理

通電前に極性と差し込みを再確認し、マザーボード24pin・CPU 8pin(4+4)・GPU補助電源の確実な装着を確認。ケーブルは束ねすぎず、エアフロー確保と可動部の干渉防止を徹底しましょう。

12V-2×6の曲げ方に注意は?

根本付近の急曲げは避け、コネクタ完全挿入を確認します。熱源から離し、ケーブルコームで緩やかなRを保つとトラブルを減らせます。

まとめ

  • 必要W数は合計TDP+20〜30%
  • 80PLUSはGold以上が目安
  • ATX3.0/3.1や12V-2×6対応を確認
  • フルモジュラーで配線と見た目向上
  • 静音はセミファンレスと良質ファン
  • 信頼メーカーと長期保証を選ぶ
  • 白ケーブルでケース内を統一
  • 清掃/配線で寿命と安定性を伸ばす

白ビルドに合うPSUは選択肢が豊富です。出力・効率・配線・静音・信頼性を軸に、ケースとGPUの要件に合う型番を選べば、見た目も安定性も両立できます。