「白で統一したいけど性能は妥協したくない…」──そんな自作PCユーザーの悩みを最短で解決します。この記事では選び方6ポイントとおすすめ12枚、さらに長持ちメンテ術まで一気に紹介。これさえ読めば“純白ハイパワー”な理想のPCが完成します。
- グラフィックボードの選び方
- 【自作PCユーザー必見】白色グラフィックボードおすすめ12選
- ASUS Dual GeForce RTX 4070 White OC Edition
- MSI GeForce RTX 4070 Ti Gaming X Trio White
- ASUS ROG Strix GeForce RTX 4080 Super White OC Edition
- ASUS ROG Strix GeForce RTX 4090 White OC Edition
- ASUS Dual GeForce RTX 4060 Ti White OC Edition
- ASUS Dual GeForce RTX 4070 EVO White OC Edition
- ASUS TUF Gaming GeForce RTX 4070 Ti Super White OC Edition
- MSI GeForce RTX 4080 Super Gaming X Slim White
- MSI GeForce RTX 4070 SUPER Ventus 2X White OC
- Colorful GeForce RTX 4070 Ultra W OC
- Palit GeForce RTX 4070 Ti GamingPro White OC
- GALAKURO GeForce RTX 4070 White GK-RTX4070-E12GB/WHITE/TP
- 長持ちさせるメンテナンス方法
グラフィックボードの選び方

用途と解像度を明確にする

- 解像度を確認
- FPS要求度
- 映像編集用
目的に合った解像度と性能帯を決めることで、余分な出費を抑えつつ快適な作業・ゲーム環境を実現できます。4K編集やAAAゲームには上位GPUが必須ですが、フルHD中心なら中堅モデルでも十分です。
フルHDならRTX4060 Tiで多くのタイトルが144 fpsを狙えます。
描画負荷が低いeスポーツならRTX4060でもOK。
長期的な余裕や高リフレッシュ率を重視する場合のみRTX4070を選びましょう。
VRAM容量とメモリ帯域
VRAMはテクスチャやAIモデルを格納する作業領域です。8 GBはフルHDまでなら十分ですが、最新タイトルの高解像度テクスチャや生成AIには12〜16 GBが推奨。メモリ帯域も広いほどフレーム落ちを防げます。
フレームレート低下やカクつきの原因になります。
AI推論では途中で処理が停止することも。
VRAM不足は後から増設できないため購入時に余裕を持ちましょう。
消費電力と電源ユニットの相性
- 電源容量確認
- 12VHPWR注意
- 変換効率重視
RTX 40シリーズ上位はTGPが300 W超え。80 PLUS Gold以上の850 W PSUなら余裕ですが、12VHPWR変換ケーブルの定格も確認しましょう。電圧の安定はパフォーマンスと寿命に直結します。
アイドル時は動きますがフルロードは危険です。
長時間高負荷でシャットダウンの恐れがあるため850 W以上を推奨。
CPUや周辺機器の同時使用を考慮しましょう。
カードサイズとケースクリアランス
長さ320 mm、厚み3.5スロットのモデルも増加中。ミドルタワーでもドライブベイ干渉に注意し、前後+上下面に10 mm程度の余裕を確保しましょう。小型ケースなら2スロット設計が安全です。
縦置きにすると長さ問題は回避できます。
ただし側板とのクリアランス不足でエアフロー悪化の可能性。
PCIe4.0対応の高品質ライザーを使いましょう。
冷却設計と静音性
3連ファンと大型ヒートシンクの組合せは高冷却ですが、ブレード形状やファンプロファイルで静音性が変化。0 rpmセミファン機能付きならアイドル時に完全無音を実現できます。
GPU温度を10 ℃以上下げられファン音も小さく。
ただしラジエーター設置場所に注意。
メンテコストが空冷より高めです。
保証期間と国内サポート
故障時のRMA手続きは国内代理店があるかで難易度が変わります。ASUS・MSIは日本語サポート3年保証が標準。購入時に並行輸入品か正規流通品か確認しましょう。
シール破損で改造扱いになり保証外となる場合があります。
クーラー交換を考えるなら公認のセミファン取り付けガイドに従うか、事前にサポートへ確認を。
自己責任で行動しましょう。
【自作PCユーザー必見】白色グラフィックボードおすすめ12選
ASUS Dual GeForce RTX 4070 White OC Edition

コンパクト2.56スロット設計で長さ267 mm。高効率Axial‑techファンと0 rpmモードを搭載し、白いミニタワーにも収まります。
- CUDA 5 888
- ブースト2 535 MHz
- TGP 200 W
MSI GeForce RTX 4070 Ti Gaming X Trio White

TORX Fan 5.0で静圧重視。金属補強フレーム採用で高重量でもたわみを抑制。
- CUDA 7 680
- ブースト2 775 MHz
- 長さ338 m
ASUS ROG Strix GeForce RTX 4080 Super White OC Edition

3.5スロットのMONSTER級。独自リングファンと鳴き抑制シールドで高冷却と静音を両立。
- CUDA 10 240
- ブースト2 655 MHz
- TGP 320 W
ASUS ROG Strix GeForce RTX 4090 White OC Edition

24 GB GDDR6Xと384‑bitで圧倒的処理性能。高品質コンデンサとデュアルBIOS搭載。
- CUDA 16 384
- ブースト2 640 MHz
- TGP 450 W
ASUS Dual GeForce RTX 4060 Ti White OC Edition
消費電力を抑えたフルHDハイフレーム向け。長さ227 mmでMicro‑ATXケースに最適。
- CUDA 4 352
- ブースト2 640 MHz
- TGP 160 W
ASUS Dual GeForce RTX 4070 EVO White OC Edition
新設計EVOクーラーでファン径を92 → 100 mmへ拡大し静音性が向上。
- CUDA 5 888
- 長さ300 mm
- TGP 200 W
ASUS TUF Gaming GeForce RTX 4070 Ti Super White OC Edition

ミリタリーテイストのTUFシールドを白基調に仕上げた耐久モデル。二重ボールベアリングファン採用。
- CUDA 8 448
- ブースト2 730 MHz
- 3年保証
MSI GeForce RTX 4080 Super Gaming X Slim White
厚みを2.5スロットに抑えたSlim設計。発光はMystic LightでAura Syncとも同期。
- CUDA 10 240
- 長さ307 mm
- TGP 320 W
MSI GeForce RTX 4070 SUPER Ventus 2X White OC
2ファン構成で全長242 mm。8‑pin×1給電で扱いやすく、自作初心者に人気。
- CUDA 7 168
- ブースト2 655 MHz
- TGP 220 W
Colorful GeForce RTX 4070 Ultra W OC
鮮烈ホワイト×RGBラインが特徴。iGame Centerで負荷別にLEDパターンを自動切替。
- CUDA 5 888
- 長さ331 mm
- 3スロット厚
Palit GeForce RTX 4070 Ti GamingPro White OC

大径110 mmファン3基で低回転でも風量確保。価格が抑えめでコスパ良好。
- CUDA 7 680
- ブースト2 730 MHz
- Dual BIOS
GALAKURO GeForce RTX 4070 White GK-RTX4070-E12GB/WHITE/TP
国内代理CFD扱いで安心サポート。本体・バックプレートとも純白で統一感抜群。
- CUDA 5 888
- 長さ300 mm
- 保証3年
長持ちさせるメンテナンス方法
定期的な埃除去
月1回のブロワーと静電ブラシでヒートシンク間に詰まる埃を除去しましょう。温度が5 ℃以上下がりファン回転が抑えられ寿命が伸びます。
静電破壊のリスクがあるため非推奨。
エアダスターとブラシを併用し、基板には触れないようにしましょう。
ドライバーとVBIOSを最新に保つ
最新ドライバーは不具合修正と最適化を提供します。RTX 40 S世代はVBIOS更新でアイドル消費電力が10 W低減した例も。月1回確認を。
基本は問題ありませんが稀にベータ版が入ることがあります。
不具合を感じたら直前のWHQL版にロールバックしましょう。
電源ケーブル・端子を点検
12VHPWRコネクタは差し込み不足で発熱・溶損事故が報告されています。抜き差し時は「カチッ」という音を確認し、曲げ半径35 mm以上を確保しましょう。
強い折れ曲がりは接点圧を下げ危険です。
ケーブルガイドや90°アダプタで緩やかに配線し、側板は無理なく閉じましょう。
まとめ
- 解像度と用途で性能選択
- VRAMは将来性重視
- 電源は余裕を持つ
- サイズを必ず計測
- 冷却と静音を両立
- 国内保証を確認
- 埃清掃は月1回
- ケーブル差込を点検
白色GPUは性能とデザインを高次元で両立できますが、適切な選択とメンテナンスがあってこそ真価を発揮します。今回のポイントを押さえて、美しく快適な自作PCライフを長く楽しんでください。