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【仕事効率UP】ウルトラワイド対応モニターアームの選び方&おすすめ10選

ウルトラワイドモニターを仕事で快適に使うには、モニターアーム選びがカギです。サイズも重量も大きいウルトラワイドでは、耐荷重・VESA互換・可動域・取り付け方式・配線管理の5点を押さえることが重要。本記事では、これらの選び方のポイントを分かりやすく解説し、厳選したおすすめ10モデルと使用時の注意点をまとめました。

【仕事向け】ウルトラワイドモニターモニターアームの選び方

サイズと重量のバランスを確認しよう

  • モニター重量確認必須
  • 耐荷重と範囲一致
  • 横幅とサイズ確認

ウルトラワイドは幅も重量も大きめです。モニターの実測重量(スタンド除く)とアームの耐荷重を一致させ、+2-3kgの余裕を確保。幅が長いほど支点モーメントが増えるため、支柱の剛性も意識しましょう。

49インチ曲面でも使えますか?

重量とVESA、推奨サイズが合えば可能です。
例: 重量12kgなら耐荷重12kg以上、できれば+2-3kgの余裕。
アーム長と柱の強度も確認しましょう。

VESA規格の互換性は必須

初心者
初心者
【VESA互換性】私のモニターはVESA規格が75×75ですが使えますか?
多くのアームは100×100と75×75に対応。非VESAは変換プレートが必要で、最大荷重やネジ長に注意です。

背面のVESA穴(例: 100×100/75×75)がアームの対応範囲と一致するかが最重要です。曲面や薄型ではネジの長さや凹凸で干渉する場合があるため、付属スペーサーや別売金具の対応を確認しましょう。

VESAが非対応のモニターはどうすれば良い?

純正アダプタや変換プレートの適合を確認。
荷重とネジ規格(M4など)が合うか、干渉しないかを事前にチェック。
保証条件も合わせて確認すると安心です。

可動範囲の広さで作業効率アップ

  • 上下左右可動重視
  • 前後チルト必須調
  • 回転ピボット対応

広い可動域は視線移動と姿勢の自由度を高めます。前後チルト、左右スイベル、縦回転(ピボット)の可否、昇降量を確認。ウルトラワイドは端の視認性も重要なので、奥行方向の調整量と関節の保持力も重視しましょう。

在宅と会議で高さを素早く変えられますか?

ガス式なら昇降が軽く、頻繁な調整に向きます。
耐荷重が適正でないと保持が甘くなるため、出荷時のガス調整も行いましょう。

デスク形状に合う取り付け方式を選ぶ

初心者
初心者
【取り付け方式】天板が薄いのですが、天板厚みはどれくらい必要ですか?
クランプは推奨厚15-80mmが一般的。クランプ幅と穴位置を確認し、配線穴がある場合はグロメット固定が有効です。

デスクの天板厚や奥行、配線穴の有無で最適な固定方法が変わります。クランプは手軽、グロメットは安定、壁付けは設置自由度が高い反面、施工が必要。天板素材により締め付け跡やたわみのリスクも考慮しましょう。

天板が25mmでもクランプ固定できますか?

多くのクランプは15-80mm対応で25mmなら範囲内です。
化粧板は補強プレートや保護パッド併用で跡を軽減できます。

耐久性と安定感を重視

長期使用は関節ガタを避ける設計を。剛性重視で選ぶと画面ブレが減ります。

金属厚や関節構造、ベースの剛性は映像編集や長時間作業の快適度に直結します。ガス式は軽快さ、スプリング/機械式は耐久で優位な場合も。保証年数や交換部品の有無、メーカーサポート体制も比較しましょう。

タイピング時の揺れを抑えるコツは?

支柱や関節の剛性が高いモデルを選ぶ。
アーム長を伸ばし過ぎず、重心を机寄りに。
クランプ面にゴムパッドや補強板を挟むのも有効です。

配線のスマート化も重要

初心者
初心者
【配線管理】太いケーブルでも、ケーブル径に余裕はありますか?
配線クリップやチャンネル内径を確認し、結束チューブ併用で取り回しが楽に。途中の抜き差しも想定した余長を確保しましょう。

電源・映像・USB・LANなど本数が増えるほど取り回しが難しくなります。アーム内配線経路の幅、クリップの数と位置、昇降に伴うケーブル余長を事前に計画。ドックの固定位置も合わせて考えると配線が崩れにくくなります。

49インチで必要なケーブル長の目安は?

アームの最長到達点まで見積もり、余長は+15-30cm。
昇降やスイベルで引っ張られないよう、束ねる位置も動作範囲内に置きましょう。

【仕事向け】ウルトラワイドモニターモニターアーム10選

製品名 サイズ/耐荷重 機構 取り付け VESA メモ
ERGOTRON エルゴトロン LX モニターアーム 〜34インチ / 3.2–11.3kg アーム デスクマウント 対応 定番・耐久性
Amazonベーシック シングルモニターアーム  〜27インチ / — ガススプリング式 デスク設置用 コスパ
HUANUO (ファーノー) PCモニターアーム デュアル  13–32インチ / 2–9kg ガススプリング式 (デュアル) クランプ/グロメット 100×100 2画面
HUANUO (ファーノー) PCモニターアーム 13–32インチ / 2–9kg ガススプリング式 クランプ/グロメット 100×100 シングル
エレコム モニターアーム シングルアーム 17–32インチ / 9kg ガス式 対応 国内サポート
Pixio PS1S Wave Black モニターアーム 24–32インチ / — シングルアーム 広可動
Suptek PC モニター アーム 液晶ディスプレイ アーム 17–32インチ / 10kg ガススプリング式 価格重視
KOORUI モニター アーム デスクマウント 17–32型 / 9kg クランプ/グロメット 対応 ケーブル管理
ErGear PC モニターアーム 13-32インチ対応 13–32インチ / 2–8kg ガススプリング式 クランプ/グロメット 微調整性
17~49型 耐荷重2~20kg iggy(イギー) 17–49型 / 2–20kg 高耐荷重

ERGOTRON エルゴトロン LX モニターアーム デスクマウント

34インチ級を軽快に動かしたい人に。高い調整性と耐久性で作業がはかどります。

Amazonベーシック シングルモニターアーム ガススプリング式 

27インチ以下のサブ用や軽量モニターに。必要十分な基本性能とコスパを求める人向け。

HUANUO (ファーノー) PCモニターアーム デュアル

2画面で効率化したい人に。左右独立の可動とケーブル収納で机上をすっきり。

HUANUO (ファーノー) PCモニターアーム 液晶ディスプレイアーム

32インチまでを柔軟に設置したい人に。ガス式で軽快、調整幅が広く扱いやすい。

エレコム モニターアーム シングルアーム 17~32インチ対応 

国内サポートを重視する人に。9kg対応のガス式で、安定感と使い勝手のバランスが良好。

Pixio PS1S Wave Black モニターアーム シングル 黒 ブラック 

ゲーム兼用の大型モニターに。広い可動とシンプル設計で、設置自由度を確保。

Suptek PC モニター アーム 液晶ディスプレイ アーム 

コストを抑えて導入したい人に。最大10kg対応で基本を押さえ、価格重視派に合います。

KOORUI モニター アーム デスクマウント ディスプレイ アーム

初めての導入に。9kg対応、クランプ/グロメット両対応で扱いやすさが魅力。

ErGear PC モニターアーム 13-32インチ対応 ディスプレイ 

2-8kgのディスプレイに。ガス式で軽い力で動き、微調整性に優れます。

17~49型 耐荷重2~20kg iggy(イギー)

49インチまで視野に入れる人の有力候補。広い対応範囲と高耐荷重で安心。

使用する際の注意点

モニター重量を超える負荷をかけないこと

耐荷重を超えると保持力が落ち、関節の寿命や落下リスクが高まります。スタンドを外した実重量を確認し、ライトやカメラなど追加重量も合算。余裕は+2-3kgを目安に確保しましょう。

重量の調べ方は?

メーカー仕様の本体重量(スタンド除く)を確認。
不明ならキッチンスケールで実測し、付属ケーブルやマウント金具の分も加算します。

取り付け位置と角度を頻繁に調整しすぎない

姿勢に合わせた初期位置を作り、細かな調整は最小限に。

毎回大きく動かすと固定部の緩みにつながります。目線の高さは上辺が目線~少し下、視距離は画面幅の約1.2-1.5倍を目安に。定位置を決め、日々は微調整に留めると安定と疲労軽減に効きます。

高さの基準はありますか?

上辺が目線~少し下に来る位置が目安。
キーボードからの距離と椅子の高さを合わせて、首肩の負担が少ない角度に調整しましょう。

定期的にネジやジョイント部分を点検する

使用につれネジや関節のトルクは徐々に変化します。月1回程度、各ジョイントとクランプの緩み、ガス圧の過不足、ケーブルの擦れを点検。異音や位置ズレを感じたらすぐに増し締めや再調整を行いましょう。

増し締めの頻度は?

設置直後は1-2週間で一度、その後は月1回が目安。
大幅な高さ変更をした際も確認し、摩耗や塗装剥がれがないかも見ておきましょう。

この記事のまとめ

  • 耐荷重=重量+余裕2-3kg
  • VESA(100×100/75×75)一致
  • 可動域と保持力を両立
  • デスクに合う固定方式
  • 配線経路と余長を計画
  • 剛性と保証を確認
  • 初期位置を最適化
  • 月1で点検・増し締め

ウルトラワイドは利便性が高い反面、アーム選定のミスマッチが作業性に直結します。上の手順で相性を見極め、迷ったら耐荷重とVESA、可動域の3点を最優先に選べば失敗しにくいです。