フルタワーPCケースは拡張性とデザイン性を同時に満たせるのが魅力です。本記事では「おしゃれさ」を重視しつつ、内部容量・冷却性能・配線性など失敗しない選び方と設置のコツ、さらに厳選したおすすめ8モデルを紹介します。読み終えれば、見た目も機能も妥協しない一台がきっと見つかります。
- フルタワーpcケースの選び方
- フルタワーpcケースの選び方
- おしゃれなフルタワーpcケース8選
- Fractal Design Pop XL Air RGB White TG Clear Tint
- Thermaltake VIEW 51 TG ARGB フルタワーPCケース
- Cooler Master HAF 700 E-ATX対応 フルタワー PCケース
- GAMDIAS NESO P1 WW ゲーミングPCケース
- CORSAIR iCUE 7000X RGB フルタワー ATX PC ケース
- ASUS GR701 ROG HYPERION WHITE EDITION
- Cooler Master HAF 700 EVO フルタワーPCケース
- Thermaltake TT Premium The Tower 900
- 設置時の注意点
フルタワーpcケースの選び方

圧倒的な内部容量

- 5台以上HDD
- 長尺GPU収納
- 拡張カード余裕
フルタワーはE-ATXでもゆとりがあり、追加ドライブや長さ400 mm超のGPUも干渉しません。将来のアップグレードを見据えるなら必須です。
多くのモデルで3.5インチHDDを5~12台搭載可能。動画や写真を大量保存したいクリエイターでも安心です。
優れたエアフローと静音性

フルタワーは140 mmファンを複数搭載でき、低速回転でも十分な風量を確保。結果として騒音値は30 dB台に抑えられます。
140 mm×3基+リア120 mmでRTX 4090でも70 ℃前後。静音と冷却を両立できます。
配線・作業スペースが広い
- 裏配線空間
- 長尺ケーブル
- 工具作業快適
奥行き40 cm超のケースは裏配線スペースが25 mm以上あり、モジュラーケーブルもすっきり。ビルド初心者でも作業がラクです。
20 mm以上あれば太い24 pinケーブルも余裕。フルタワーは25~30 mm確保されているモデルが多いです。
カスタム水冷の自由度
ポンプ固定ブラケットやリザーバー専用スペースを備えたモデルはDIY水冷派に人気。配管レイアウトも制限が少なく美しく仕上がります。
上面・側面ともに420 mm、前面480 mmまで対応する製品ならほぼ全ての構成に対応できます。
高剛性で共振しにくい
厚肉フレームと強化ガラスで歪みが少なく、HDDベイやポンプの振動もケース全体に響きません。静音と耐久性を両立します。
ゴムダンパーで固定されるため高回転HDDでも鳴きはほぼ発生しません。
フルタワーpcケースの選び方

対応フォームファクターと拡張性
- E-ATX対応
- PCIe8本
- 多段ベイ
E-ATXマザーと4枚以上の拡張カードを装着できる設計なら、複数GPUやキャプチャーカードも無理なく搭載できます。
幅280 mm×長さ330 mmが一般的。ケース側で「≤285 mm」表記なら安心です。
ラジエーター&ファン搭載能力
140 mmファン×9基相当のスペースがあれば高負荷レンダリングでも余裕。風量と静音を両立する大型ファンが使えます。
フィン密度が同条件なら420 mmが約15 %冷却性能で優位。ただし設置可否と厚みも確認しましょう。
電源ユニットスペースとケーブリング
- PSU長200 mm
- ケーブル裏配
- ATX3.0準拠
現行ハイエンド電源は180 mm超が増加。ケーブルを折り曲げずに収めるには奥行き220 mm以上のPSUチャンバーが理想です。
長さ200 mmの1000 W級でもケーブル曲げ半径に余裕があり、裏配線もスムーズです。
ツールレス・モジュラー機構
モジュラーフレームは不要なストレージケージを外してエアフローを改善可能。メンテナンス時間も短縮します。
月1回のフィルター清掃で内部をクリーンに保てます。取り外しが簡単なので苦になりません。
重量と素材のバランス
強化ガラス2面でもアルミフレームを採用すれば軽量化が可能。搬入やレイアウト変更を考慮して総重量を確認しましょう。
5 mm厚以上の強化ガラスなら一般的な衝撃では破損しにくいです。
おしゃれなフルタワーpcケース8選
Fractal Design Pop XL Air RGB White TG Clear Tint

Thermaltake VIEW 51 TG ARGB フルタワーPCケース

Cooler Master HAF 700 E-ATX対応 フルタワー PCケース

GAMDIAS NESO P1 WW ゲーミングPCケース

CORSAIR iCUE 7000X RGB フルタワー ATX PC ケース

ASUS GR701 ROG HYPERION WHITE EDITION

Cooler Master HAF 700 EVO フルタワーPCケース

Thermaltake TT Premium The Tower 900

設置時の注意点

搬入経路と設置面の耐荷重を確認
フルタワーは梱包重量が最大30 kg。玄関幅や階段の曲がり角を測り、設置面には50 kg以上の耐荷重があるデスクを選びましょう。
梱包箱の最長辺+10 cmが目安。70 cmあればほとんどのケースが通ります。
周囲クリアランスを十分確保
吸排気口から各10 cm以上離すとエアフローが安定。メンテスペースも確保でき、フィルター掃除が容易になります。
背面は15 cmあればOK。前面はドア開閉のため20 cm確保すると安心です。
防振・防塵対策を徹底
ゴムパッドで振動を吸収し、吸気口にはメッシュフィルターを装備。床置きなら防塵マットを敷いて掃除もしやすくします。
月1回の水洗いでOK。ペットがいる場合は2週間に1度を推奨します。
まとめ

- 内部容量で将来拡張
- 140 mmファンで静音冷却
- 裏配線25 mm以上確保
- 水冷480 mm対応を選択
- 厚肉フレームで高剛性
- E-ATXとPCIe8本確認
- ツールレスで時短整備
- 設置前に耐荷重を確認
フルタワーは大型ゆえに取り回しが課題ですが、選定と設置を押さえれば快適なハイエンド環境を長く運用できます。