「サイズのCPUクーラーって結局どれを買えばいいの?」と悩んでいないか?
虎徹・孫六・忍者・風魔――製品数が多くて選びにくいのがサイズの唯一の欠点だ。自作歴10年以上の視点から、2026年最新のサイズ製CPUクーラーを8製品に厳選しておすすめ順に解説する。予算別・ケース別・用途別で迷わず選べる構成にまとめた。

サイズ(SCYTHE)が選ばれる3つの理由

初心者
初心者
3,000円以下でAM5対応って本当?安すぎて品質が心配です
サイズは埼玉・千葉拠点の国内設計メーカー。日本の自作市場に合わせた設計で、価格以上の品質が本物です

サイズが自作PCコミュニティで絶大な支持を集める理由は明確だ。

  • 国内設計でAM5/LGA1851を含む全主要ソケット対応
  • 3,000円台から始まる圧倒的コスパ。Noctua比7〜8割の冷却性能を半額以下で実現
  • バックプレートと高品質グリス付属。買ってすぐ取り付けられる

実際に組んでみた感想として、付属グリスの品質が高く、別途購入が不要なレベルだった。同価格帯の中国製クーラーと比べると、ヒートシンクの仕上げの丁寧さが段違いで国内メーカーの矜持を感じる。

失敗しない選び方4ポイント

  1. 予算で絞る:3,000円以下/3,000〜6,000円/6,000円以上
  2. TDP余裕で選ぶ:CPU TDP+30W以上が目安
  3. 高さ制限を確認:ケース仕様の最大クーラー高さと照合
  4. ロープロ必要か確認:Mini-ITXなら手裏剣・大手裏剣シリーズ一択

①予算帯で分類する

サイズのラインナップは大きく3段階に分かれる。

予算帯 代表モデル TDP目安 おすすめ用途
〜3,000円虎徹 Mark4〜120WRyzen 5/Core i5クラス
3,000〜6,000円風魔3 FUMA3〜200WRyzen 7/Core i7〜9クラス
6,000円以上無限6 BLACK EDITION〜170Wデザイン重視・ブラック統一

②TDP余裕を必ず確認する

サイズ製品はTDP表記を「定格冷却可能なTDP」として記載している。実際の高負荷ゲームではCPUのTDPより+30W以上余裕があるモデルを選ぶのが安全だ。Ryzen 7 9700X(TDP 65W/最大88W)なら120W対応の虎徹 Mark4で十分。

③高さ制限は必ず測る

多くのサイズモデルは高さ154〜155mm。ミドルタワーの多くは165mm前後まで対応するが、コンパクトケースは注意が必要。CPUクーラー 高さ155mm以下の選び方はこちらも参考に。

サイズ製CPUクーラーおすすめ8選

🔧 サイズCPUクーラー診断
予算・ケース・用途から最適モデルを提案
順位 モデル 価格 タイプ TDP目安 高さ
1位 虎徹 Mark4 ¥2,990円 サイドフロー(120mm×1) ~120W 155mm
2位 虎徹 Mark3 ¥2,990円 サイドフロー(120mm×1) ~100W 155mm
3位 孫六 MAGOROKU ¥4,981円 ツインタワー(120mm×2) ~150W 155mm
4位 手裏剣3 SHURIKEN 3 ¥4,973円 ロープロファイル(120mm×1) ~65W 58mm
5位 大手裏剣3 BIG SHURIKEN 3 ¥4,973円 ロープロファイル(120mm×1) ~100W 69mm
6位 忍者5 Rev.B ¥5,327円 超大型サイドフロー(140mm×1) ~150W 154mm
7位 風魔3 FUMA3 ¥5,027円 ツインタワー(120mm×2) ~200W 154mm
8位 無限6 BLACK EDITION ¥5,327円 サイドフロー デュアルファン(120mm×2) ~170W 154mm

虎徹 Mark4

  • タイプ:サイドフロー(120mm×1)
  • TDP目安:~120W/高さ:155mm
  • 対応ソケット:AM5/AM4/LGA1851/LGA1700

3,000円を切るコスパ最強モデル。AM5/LGA1700両対応で初めての空冷に最適

虎徹 Mark3

  • タイプ:サイドフロー(120mm×1)
  • TDP目安:~100W/高さ:155mm
  • 対応ソケット:AM5/AM4/LGA1851/LGA1700

Mark4と同価格帯で入手しやすい型落ちモデル。TDP100W以下なら現役で十分

孫六 MAGOROKU

  • タイプ:ツインタワー(120mm×2)
  • TDP目安:~150W/高さ:155mm
  • 対応ソケット:AM5/AM4/LGA1851/LGA1700

2026年4月発売の最新ツインタワー。全高155mmに抑えながらTDP150W対応

手裏剣3 SHURIKEN 3

  • タイプ:ロープロファイル(120mm×1)
  • TDP目安:~65W/高さ:58mm
  • 対応ソケット:AM5/AM4/LGA1851/LGA1700

全高58mmのロープロ型。Mini-ITXや省スペースケースに物理的に入らない環境の答え

大手裏剣3 BIG SHURIKEN 3

  • タイプ:ロープロファイル(120mm×1)
  • TDP目安:~100W/高さ:69mm
  • 対応ソケット:AM5/AM4/LGA1851/LGA1700

全高69mmで5本ヒートパイプ搭載。省スペース+TDP100Wを両立したいならこれ

忍者5 Rev.B

  • タイプ:超大型サイドフロー(140mm×1)
  • TDP目安:~150W/高さ:154mm
  • 対応ソケット:AM5/AM4/LGA1851/LGA1700

140mm大型ファンで静音性最優先。回転数を下げてもしっかり冷えるサイズの静音フラッグシップ

風魔3 FUMA3

  • タイプ:ツインタワー(120mm×2)
  • TDP目安:~200W/高さ:154mm
  • 対応ソケット:AM5/AM4/LGA1851/LGA1700

5,000円台でTDP200W超に対応するコスパ最強ツインタワー。Core i9/Ryzen 9の爆熱も制圧

無限6 BLACK EDITION

  • タイプ:サイドフロー デュアルファン(120mm×2)
  • TDP目安:~170W/高さ:154mm
  • 対応ソケット:AM5/AM4/LGA1851/LGA1700

全ブラック仕様でヒートパイプ6本搭載。ガラスパネルケースに映えるデザイン+性能両立モデル

取り付け時の注意点と実際の失敗例

初心者
初心者
サイズのクーラーって取り付けが難しいって聞いたんですが
慣れれば15分で完了します。3つの落とし穴さえ知っておけば詰まりません
  • AM5とAM4でバックプレートの向きが異なる(付属説明書を必ず確認)
  • 付属グリスで十分・塗り直し不要
  • ファンコネクタはCPU_FANヘッダへ(SYS_FANでは回転数管理できない)

実際に組んだ際、一番多いミスがバックプレートの向き間違いだ。箱の説明書をしっかり読んでから取り付けることを強く推奨する。

サイズのクーラーにグリスは別途必要?

付属のグリスで十分です。サイズ付属グリスは市販の中位グリスと同等の性能があります。別途購入する場合はThermalright TF-7やShin-Etsu X-23-7783等が定番です。

虎徹 Mark3とMark4どちらを選ぶべき?

現時点で価格差が小さければMark4を選びましょう。Mark4はベースプレート設計が改善されており、大型メモリヒートスプレッダとの干渉が少なくなっています。Mark3は値下がり後の在庫処分価格になった場合のみ選択肢に入ります。

風魔3 FUMA3と簡易水冷240mmはどちらが冷える?

用途による差が大きいです。定格動作・静音重視なら風魔3が有利なケースも多い。高負荷長時間・OC環境では240mm水冷が優位です。空冷と簡易水冷の比較はこちらで詳しく解説しています。

まとめ:サイズは「国内設計の安心感」で選ぶブランド

  1. コスパ最強:虎徹 Mark4(¥2,990)
  2. ハイエンド対応:風魔3 FUMA3(¥5,027)
  3. 静音派:忍者5 Rev.B(¥5,327)

サイズのCPUクーラーはどれを選んでも外れがない。初めての空冷、リテールクーラーからの卒業、静音化——それぞれの目的に合ったモデルが必ず見つかる。迷ったら予算3,000円台で虎徹 Mark4を選んでおけばまず後悔しない