RTX 5090・5080は電源何W必要?容量の選び方と失敗しないPSU選び【2026年版】
RTX 5090を買ったのに電源が追いつかず、ゲーム中に強制シャットダウン――これは笑えない実話だ。RTX 5090のTDPは575Wで、CPUや周辺機器を合わせるとシステム全体で900W超えになることも珍しくない。この記事ではRTX 5090/5080が本当に必要とする電源容量と、失敗しないPSU選びを具体的に解説する。
RTX 5090・5080が必要とする電源容量の正解
NVIDIAが公式に示すシステム電力要件を整理した。
| GPU | GPU TDP | NVIDIA推奨PSU | 実用推奨 |
|---|---|---|---|
| RTX 5090 | 575W | 1000W | 1200W以上 |
| RTX 5080 | 360W | 850W | 1000W推奨 |
| RTX 5070 Ti | 300W | 750W | 850W推奨 |
NVIDIAの「推奨」はあくまで最低ラインだ。高TDPのCPU(Core Ultra 9 285K、PL1 250W)と組み合わせるとGPU+CPU だけで825Wを超える。ここにストレージ・ファン・メモリを加えると900Wを余裕で突破する。
電源の最大出力は「ピーク時」に100%を超えないよう、80%運用が推奨される。1000W電源を80%運用すると実効800Wしか使えない。RTX 5090+高TDP CPUだと常に800Wを超えるため、1200Wが安全域になる。
失敗しない電源選び4つのチェックポイント
- ① ATX 3.1 / PCIe 5.1対応:12V-2×6コネクタが標準装備か確認。変換アダプタは発熱・接触不良リスクあり
- ② 80PLUS Gold以上:Gold未満は高負荷時の変換効率が悪く発熱が増す。Platinumなら電気代も有利
- ③ フルモジュラー設計:不要なケーブルを省けるためエアフローが改善する。RTX 5090構成はケーブル本数が多いので必須級
- ④ 10年保証:5年保証と10年保証で実質コストが変わる。Corsair HX・Seasonicプライムは10年保証あり
おすすめ電源4選【RTX 5090/5080対応】
| 商品名 | 容量 | 規格 | 価格 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|
| NZXT C1200 Gold v2 | 1200W | Gold / ATX3.1 | ¥31,980 | RTX5080 コスパ重視 |
| Corsair HX1200i 2025 | 1200W | Platinum / ATX3.1 | ¥40,182 | RTX5090 定番・iCUE対応 |
| be quiet! Dark Power 13 1000W | 1000W | Titanium / ATX3.0 | ¥46,120 | RTX5080 静音最優先 |
| MSI MEG Ai1300P PCIE5 | 1300W | Platinum / ATX3.0 | ¥48,470 | RTX5090 余裕を持ちたい |
NZXT C1200 Gold v2
- 容量:1200W / 規格:ATX 3.1 / PCIe 5.1 / 12V-2×6コネクタ標準
- 認証:80PLUS Gold / フルモジュラー / 国産105℃コンデンサ
- 保証:10年 / ファンレスモード搭載(低負荷時は無音)
RTX 5080構成のコスパ最強モデル。¥31,980でATX 3.1・12V-2×6・フルモジュラーがすべて揃う。RTX 5090でも問題なく動作するが、i9-14900K級の高TDP CPUと組み合わせる場合は余裕率が少なくなる点だけ注意。
Corsair HX1200i 2025
- 容量:1200W / 規格:ATX 3.1 / PCIe 5.1対応 / 12V-2×6コネクタ×2本付属
- 認証:80PLUS Platinum / フルモジュラー / iCUEモニタリング対応
- 保証:10年 / 国内正規代理店品
RTX 5090のリファレンスで最も選ばれているモデル。12V-2×6コネクタが2本付属しているのでRTX 5090の直挿し接続に対応しており、変換アダプタ不要。iCUEで電力消費のリアルタイムモニタリングができるため、自作erに安心感がある。
be quiet! Dark Power 13 1000W
- 容量:1000W / 規格:ATX 3.0 / PCIe 5.0対応
- 認証:80PLUS Titanium(最高効率) / フルモジュラー / セミファンレス
- 保証:10年 / ファンノイズ最小クラス
静音性最優先のRTX 5080構成に最適。Titanium認証で変換効率が最高クラスのため、電気代の長期コストが最も安い。RTX 5090との組み合わせは1000Wギリギリになるため、RTX 5080か5070 Ti専用機として使うのがベター。静音電源の詳細比較も参考にしてほしい。
MSI MEG Ai1300P PCIE5
- 容量:1300W / 規格:ATX 3.0 / PCIe 5.0対応
- 認証:80PLUS Platinum / フルモジュラー / 国産105℃コンデンサ
- 保証:10年 / AIモニタリング機能付き
RTX 5090+ハイエンドCPUで余裕率を確保したい場合の最適解。1300Wあればi9-14900K+RTX 5090のフル負荷でも80%運用が保てる。AIモニタリング機能でシステム全体の消費電力を把握できるため、オーバークロック環境にも向いている。
よくある電源トラブルと対策
- 症状①:高負荷時に突然シャットダウン → 電源容量不足。HWiNFOで消費電力を確認し、余裕率20%を確保できる容量に交換
- 症状②:電源ファンが常時うるさい → セミファンレス機能付きモデル(be quiet! Dark Power 13等)への交換。または電源設定でパフォーマンスモードをオフに
- 症状③:12V-2×6コネクタが短くて届かない → 延長ケーブルを使うより、フルモジュラー電源の延長ケーブル対応モデルを選ぶ方が安全
基本的には非推奨。変換アダプタは接触抵抗が増し発熱の原因になる。RTX 5090を使うなら12V-2×6コネクタが標準搭載のATX 3.1電源を選ぶべきだ。HX1200i 2025やNZXT C1200 Gold v2は12V-2×6が最初から付属している。
まとめ
- RTX 5090は「1200W以上」が安全域。NVIDIAの1000W推奨は最低ラインに過ぎない
- RTX 5080は1000Wで十分だが、高TDP CPUと組み合わせる場合は1200Wの方が余裕がある
- ATX 3.1 / PCIe 5.1 / 12V-2×6コネクタ標準搭載を必ず確認する
- コスパ最強はNZXT C1200 Gold v2(¥31,980)、RTX 5090定番はCorsair HX1200i 2025
- 静音重視ならbe quiet! Dark Power 13 1000W(Titanium)一択
電源選びと合わせてCPUクーラーも重要だ。ハイエンド構成ならデュアルタワー空冷クーラー8選か簡易水冷を検討してほしい。PCIe 5.0 SSDを搭載するならPCIe 5.0 NVMe SSDおすすめ7選も参考になる。また電源750Wおすすめ記事や1000W電源おすすめ記事も予算別に比較しているので、あわせてチェックしてほしい。
次に読む記事:RTX 5080向け850W電源おすすめ10選 / デュアルタワー空冷クーラー8選


