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失敗しないストレージ選び【M2】nvme ssdの選び方とおすすめ12選|ゲーム/編集/普段使い別

「どのM.2 NVMe SSDを選べばいいの?」――容量や速度、PCIe規格、発熱、メーカー信頼性、価格のバランスで迷う人へ。用途別の基準と失敗しない選び方、コスパ重視のおすすめを最短でわかりやすく解説します。

【M2】nvme ssdの選び方

読み書き速度をチェック!用途に合った性能を選ぶ

  • 連続読込重視
  • 連続書込重視
  • ランダム性能

動画編集や大型ゲームは連続速度、起動や日常作業はランダム性能が効きます。公称値だけでなくレビューの実測も確認し、用途に合うモデルを選ぶと満足度が上がります。

ベンチマークは何を見れば良いですか?

定番はシーケンシャル(連続)と4Kランダムの読み書きです。ゲームやOS快適さは4Kランダムが効きやすく、動画編集や大容量コピーは連続書き込みが重要です。両方のバランスを見ましょう。

容量は余裕をもって選定 — OS・アプリ・データのバランスが重要

初心者
初心者
500GBと1TBで迷います。どちらがおすすめですか?
OSとアプリで200〜300GB使うことも。ゲームや写真を入れるなら1TB前後が安心です。余裕は速度維持にも有利です。
OS・アプリ・一時ファイル・ゲームや素材データで想定以上に容量を使います。空き容量が少ないと書き込み速度が落ちることもあるため、使用見込みの1.5〜2倍を目安に余裕を確保しましょう。

ゲーム中心ですが、最低どの容量が安心ですか?

最新タイトルを複数入れるなら1TB以上が無難です。大型タイトルは1本100GB超もあり、アップデート領域も考えると500GBだと入り切らない場面が増えます。将来の増設も想定しましょう。

インターフェース規格(PCIe 3.0/4.0/5.0)を確認しよう

  • 対応規格確認
  • 帯域の差
  • 下位互換性

マザーボードやノートが対応するPCIe世代に合わせるのが基本です。4.0や5.0は理論帯域が広く高速ですが、対応していない環境では性能を活かせません。下位互換はあるものの、本来の速さを出すには世代を揃えましょう。

PCIe5.0対応SSDは旧環境でも使えますか?

物理的に装着できれば下位互換で動きますが、速度は接続側の世代に制限されます。真価を出すにはマザーボードもCPUもPCIe5.0対応が必要です。将来アップグレード計画と併せて検討しましょう。

信頼性の高いメーカーを選ぶ — 保証期間と実績をチェック

初心者
初心者
保証は何年あると安心ですか?
目安は5年保証。併せてTBWやMTBF、発売後の評価・ファーム更新状況も確認するとさらに安心です。
保証年数、TBW(総書き込み量)、発売後の不具合対応などを総合的に比較しましょう。サポート窓口や国内代理店の有無も重要です。長期使用や重要データ用途では実績のあるシリーズを選ぶと安心です。

TBWはどれくらいを基準に見れば良い?

日常用途なら数百TBWでも十分ですが、編集や仮想環境で書き込みが多い場合はより大きいTBWのモデルを。保証とセットで比較し、用途に合う耐久性を選びましょう。

発熱対策も忘れずに!ヒートシンク搭載モデルを検討

ヒートシンクは小型でも効果的。ケース内の風も当てると温度がさらに下がります。
高負荷時は温度が上がり、サーマルスロットリングで速度低下が起きます。マザーボード付属のヒートシンクや別売りを活用し、エアフローも整えましょう。ノートは底面冷却台も有効です。

ヒートシンクなしでも大丈夫?

軽い作業中心なら温度上昇は限定的ですが、長時間のコピーやゲームでは顕在化しやすいです。可能なら装着し、ケース内の風を確保すると安定します。

コスパを比較 — 性能と価格のバランスでベストを選ぶ

初心者
初心者
同容量なら価格差でどう選ぶべきですか?
用途が一般なら1円/GB目安、重い作業は速度とTBWも加点。総合点で選ぶと納得感が高いです。
同容量でも速度・耐久・保証で価値は変わります。価格だけでなく1円/GB、実測性能、TBW、保証年数、発熱の少なさを総合評価し、自分の使い方に合う“ちょうど良い”モデルを選びましょう。

最安モデルと中位モデルのどちらが良い?

普段使いだけなら最安帯でも十分ですが、長く使うなら中位の速度・耐久・保証が安心。総額差が小さいなら中位をおすすめします。

おすすめの【M2】nvme ssd12選

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商品名(Amazon) PCIe 容量 読込 書込 保証 特徴
KIOXIA EXCERIA PLUS G3 1TB Gen4x4 1TB 5000MB/s 5年 TLC・国内代理店
Samsung 990 EVO Plus 1TB Gen4x4 1TB 7150MB/s 高速読取
Acer Predator GM6 2TB Gen4x4 2TB 7200MB/s 6200MB/s 5年 PS5確認済み
Hanye HE70 2TB Gen4x4 2TB 7450MB/s 6700MB/s 5年 HS搭載
Silicon Power P34A60 512GB Gen3x4 512GB 5年 手頃価格
Crucial P3 Plus 1TB Gen4 1TB 5年 コスパ
Biwin NV3500 512GB Gen3x4 512GB 3500MB/s 3000MB/s 5年 片面実装
WD Black SN7100 4TB Gen4x4 4TB 7250MB/s 大容量
Kioxia 256GB 整備済み Gen3x4 256GB 2230/2280両対応
KIOXIA EXCERIA PLUS G3 1TB Gen4x4 1TB 5000MB/s 5年 TLC
WD Blue SN5000 500GB Gen4 500GB 5000MB/s 入門向け
fanxiang S500 Pro 256GB Gen3x4 256GB 2800MB/s 5年 低価格

キオクシア KIOXIA 内蔵 SSD 1TB NVMe M.2 

普段使いから軽い編集まで幅広く安心して使いたい人向け。5年保証と安定性のバランスが魅力です。

Samsung 990 EVO Plus 1TB PCIe Gen 4.0 ×4

ゲームや大型データの高速読み取りを重視する人に。強力な読み取り性能で快適さを実感できます。

Acer Predator M.2 SSD 2TB GM6 NVMe2.0 2280 

大容量かつ高速を一度に満たしたい人へ。2TBと高スループットで余裕ある環境を構築できます。

Hanye SSD 2TB PCIe Gen4x4 M.2 NVMe 2280 

発熱を抑えつつPS5でも使いたい人に。ヒートシンク搭載で安定動作を狙えます。

シリコンパワー SSD 512GB 3D NAND M.2 2280 

コストを抑えてPCをサクッと高速化したい人向け。手頃な価格と5年保証が魅力です。

Crucial(クルーシャル) P3plus 1TB 3D NAND NVMe 

日常用途中心でコスパ重視の方に。扱いやすい特性と長期保証で初導入にも向きます。

Biwin NV3500 512GB SSD NVMe M.2 Type 

サブ用途やノート増設に。片面実装で取り回しやすく、普段使い快適を目指せます。

Western Digital ウエスタンデジタル 内蔵SSD 4TB 

ゲーム・編集・素材をまとめて入れたい人に。4TBの大容量でストレージ整理が楽になります。

【整備済み品】Kioxia NVMe PCIe SSD 256GB M.2 

低予算で手軽に速度向上を試したい人へ。小容量でも体感改善が見込めます。

キオクシア KIOXIA 内蔵 SSD 1TB NVMe M.2 Type 2280 

最新規格が不要で価格を抑えたい人に。実績ある安定動作を期待できます。

Western Digital 500GB WD Blue SN5000 NVMe 

ライトな用途や初めての換装に。手頃な容量と十分な速度で入門に最適です。

fanxiang SSD 256GB NVMe PCIe Gen3.0x4 2800MB/s

古めのPCを低コストで高速化したい人に。必要十分な性能と長期保証が魅力です。

使用する際の注意点

放熱対策を怠ると性能低下や寿命短縮の原因に

高温状態が続くとサーマルスロットリングで速度が落ち、セルの劣化も早まります。ヒートシンクやサーマルパッドを活用し、ケースの吸排気やファン曲線を調整しましょう。ノートは底面を持ち上げ、吸気口の通気を確保するのが効果的です。

温度はどれくらいを目安に管理すれば良い?

負荷時でも80℃未満に収めるのが目安です。70℃台に抑えられると安定しやすく、速度低下も起きにくくなります。ヒートシンクとエアフローを併用しましょう。

ファームウェア更新を定期的に行い、安定性を確保

ベンダーツールで最新版確認を。不具合修正や相性改善で安定度が上がります。
メーカー提供の管理ツールで定期的に更新を確認しましょう。既知の不具合や互換性問題が解消されることがあり、長期の信頼性向上につながります。更新前はバックアップを取り、更新中は電源断を避けて安全に実施してください。

更新頻度はどれくらいが適切ですか?

大きな不具合が出ていなければ数カ月に一度の確認で十分です。新CPUやOSを導入した際、挙動が不安定な時は早めの更新を検討しましょう。

クローン・バックアップを取ってから交換や増設を実施

換装前にシステムの完全バックアップやクローンを作成しましょう。無料ツールでも対応可能です。起動用USBや回復ドライブを準備し、旧SSDはしばらく保管しておくと復旧が容易です。重要データは別ドライブやクラウドにも二重保存しておくと安心です。

クローンとクリーンインストールはどちらが良い?

短時間で移行したいならクローン、環境を整え直したいならクリーンインストールです。まずはバックアップを確保し、必要に応じて後から再インストールを検討しましょう。

まとめ

  • 用途別に連続とランダム性能を見極める
  • 容量は見込みの1.5〜2倍で余裕を確保
  • PCIe世代は環境と揃えて本来性能を発揮
  • 保証・TBW・実績で信頼性を比較
  • 発熱対策で速度低下と劣化を防ぐ
  • 価格だけでなく総合点でコスパ評価
  • ファーム更新で安定性と互換性を維持
  • 換装前は必ずバックアップを取得

本記事の基準に沿って選べば、日常用途から重い作業まで快適に使えるM.2 NVMe SSDを見つけやすくなります。迷ったら1TB・PCIe4.0・5年保証・ヒートシンク付きから検討すると失敗しにくいです。