Lexar SSDが安いから気になるけど、中華系SSDってやめとけって言われてるよね?」「NANDチップが変わるって本当?」——アメリカのLongsys社が買収した「Lexar」ブランドのSSDは、Crucial・Samsung・WDより20〜30%安い価格で同等スペックを実現しており、自作PC界隈で人気が急上昇中。ただし、Reddit r/buildapcやAmazonレビューでは「ロット差」「NANDチップ変更」「サポートの薄さ」を指摘する声も少なくありません。

本記事では海外フォーラム(Reddit r/buildapc)、AKIBA PC Hotline実機テスト、Amazon・楽天レビュー集計から、Lexar SSDが「やめとけ」と言われる5つの理由と、それでも買って正解になる人の特徴を整理しました。Crucial T705・Samsung 990 PRO・WD Black SN850Xとの比較も含めて公平に解説します。

初心者
初心者
LexarのSSD気になってるんですが、海外フォーラムで「ロットによってNANDチップが違う」とか書いてあって不安です……
結論を先に言うと、Lexar NM790は「価格20〜30%安く、Gen4実用速度7,400MB/s」という明確な強みがある一方、製造ロットによってNANDチップ(YMTC・Micron・SK hynix等)が変わる「サイレントBOM変更」というリスクがある。性能差は10%程度なので体感はほぼないけど、知らないと驚く。長期信頼性最優先ならSamsung 990 PROかWD Black SN850Xの方が安全。

結論——価格重視×実用域の速度で十分なら鉄板、長期信頼性最優先なら大手

  • 結論:Lexar NM790はGen4 7,400MB/sで一般用途・ゲーム用途に十分すぎる速度
  • 結論:価格は大手ブランドより20〜30%安い、自作PC本体予算を抑えたい人に最適
  • 長期信頼性最優先・業務用途ならSamsung 990 PROかWD Black SN850Xを推奨

LexarはアメリカLongsys(江波龍)社が買収したブランドで、中国・深センのLongsys本社で製造されるSSD。価格は同スペックのCrucial・Samsung・WDより20〜30%安く、自作PC界隈で「コスパ最強Gen4 SSD」として人気が急上昇しています。

ただし、製造ロットによってNANDチップ(YMTC、Micron、SK hynix等)が変わる「サイレントBOM変更」が海外フォーラムで指摘されており、購入時期によって性能・耐久性に微妙な差が出ることがあります。本記事ではLexarが合う人・合わない人を整理します。

Lexar NM790の基本スペック

項目Lexar NM790 1TBCrucial T705 1TB Gen5(参考)
価格33,903円38,900円
インターフェースPCIe Gen4 x4PCIe Gen5 x4
最大読込7,400MB/s13,600MB/s
最大書込6,500MB/s10,200MB/s
NANDタイプTLC NAND(YMTC/Micron混在)Micron 232層 TLC NAND
コントローラMaxio MAP1602(DRAM-less)Phison E26
TBW(1TB)1,000TBW600TBW
保証5年(Longsys対応・並行輸入注意)5年(Crucial国内代理店)
国内サポート△ 並行輸入経由が多い○ Crucial国内サポート

Lexar NM790はDRAMレス設計だが、HMB(Host Memory Buffer)でDRAM搭載モデルに近い性能を実現。実用速度7,400MB/sはCrucial T700 Gen5の半分強だが、ゲームのロード時間や一般作業での体感差はほぼゼロという海外レビューが多数。価格差5,000円を「Gen5の数値スペック」のために払うかどうかが分岐点です。

「やめとけ」と言われる5つの理由

理由1: NANDチップのサイレントBOM変更

  • 製造ロットによってNAND(YMTC・Micron・SK hynix)が変わる
  • 同じ「NM790 1TB」でも初期ロットと後期ロットで性能差最大10%
  • Reddit r/buildapcの「NM790 BOM change」検索で多数報告

Lexar NM790は製造ロットによって搭載NANDチップが変わる「サイレントBOM(部品表)変更」が指摘されています。海外フォーラムReddit r/buildapcでは「2024年初期に買ったNM790はYMTC、後期はMicron」「Geekbench 6のスコアが違う」という報告が散見されます。

性能差は最大10%程度(ベンチマーク値)で、実用上はほぼ差がない範囲ですが、「同じ製品名なのに中身が違う」という事実自体が不安材料。Crucial・Samsung・WDのような大手では、こうしたサイレント変更は基本的に行われない(あっても明示的にリビジョン番号で区別)。

理由2: DRAMレス設計——大容量書き込みで失速

  • NM790はDRAMレス(HMB方式)でコスト削減
  • SLCキャッシュ枯渇後の書き込み速度低下が顕著
  • 動画編集・大容量ファイルコピーでDRAM搭載SSDより遅い

Lexar NM790はDRAMレス設計(HMB方式:CPUのRAMを借りる)でコスト削減を実現していますが、SLCキャッシュ枯渇後の連続書き込み速度が大手より劣る。Tom’s Hardwareの実機テストでは、100GB連続書き込み時にDRAM搭載のSamsung 990 PROが3,500MB/s前後を維持する一方、Lexar NM790は1,500MB/s前後まで低下するという計測結果。

一般用途・ゲーム用途では問題なし(ゲームのインストール時にも数十GBで完結)ですが、4K動画編集・大容量バックアップ等の100GB超の連続書き込みが頻発する用途では明確に不利です。

理由3: 国内代理店契約が薄い——並行輸入扱い多数

  • LexarはアメリカLongsys(中国本社)の傘下、日本での代理店展開は限定的
  • Amazonでの販売は並行輸入扱いの商品が混在
  • 5年保証の対応は中国Longsys本社経由(英語/中国語対応)

Lexarは日本での正規代理店契約が他大手と比べて限定的。Amazonでの販売は一部が並行輸入扱いで、保証期間や対応窓口が販売店ごとに異なります。Lexar公式の5年保証は名目上存在しますが、保証申請はLongsys本社経由(英語/中国語)になることが多く、日本語サポートは期待できません。

Crucial(マイクロン日本法人経由)、Samsung(日本サムスン経由)、WD(Western Digital Japan)と比べると、故障時の心理的負担が大きいのは事実。安さの代償として理解する必要があります。

理由4: コントローラ「Maxio MAP1602」の検証データ不足

  • Lexar NM790はMaxio Technology(中国・上海)のMAP1602コントローラ採用
  • Phison・Marvell・Samsung等の大手コントローラと比べて長期データ少ない
  • 5年使用後の故障率データが業界全体で蓄積されていない

NM790のコントローラ「Maxio MAP1602」は中国・上海のMaxio Technology社が開発した比較的新しい製品。Phison(台湾・大手)、Marvell(米国・大手)、Samsung(韓国・自社製)と比較すると、市場投入から3年程度しか経っていないため、5〜7年の長期使用時の故障率データが業界全体で蓄積されていない

「3年使う」「ゲーム用」のような短中期使用なら問題ない可能性が高いですが、「業務用で5年以上使う」「ファイル鯖として24時間稼働」といった用途では実績データの少なさがリスクになります。

理由5: ファームウェア更新の複雑さと頻度

  • Lexarのファームウェア更新ツール「Lexar DASH」は英語UI
  • 更新頻度が大手より少ない、トラブル対応のレスポンス遅め
  • パッチノートが英語/中国語のみ、日本語ユーザーは情報遅延

Lexarのファームウェア更新ツール「Lexar DASH」は英語UIで、Crucial Storage Executive・Samsung Magician・WD Dashboardと比べて完成度・機能で劣るという声が定番。更新頻度も大手と比べて少なく、不具合発見からファームウェア配布までのレスポンスが遅いという海外フォーラム報告があります。

パッチノートは英語/中国語が基本で、日本語ユーザーは「何が改善されたか」を理解するのに時間がかかります。Crucialは日本語パッチノート対応、Samsungも日本サムスン経由で日本語情報がスムーズ。Lexarは「自分で英語情報を取りにいける」リテラシーが必要です。

それでもLexarを買って正解になる人

  • 自作PC本体予算を抑えたい人(Lexarで節約した1万円をRAM・CPUに回す)
  • ゲーム用途・一般作業中心で大容量連続書き込みは少ない人
  • 3〜5年で買い替えるサイクルを想定している人
  • ベンチマーク数値より実用速度を重視する人
  • 初期不良発生時にAmazon返品で対応できる前提を持っている人

上記5項目に当てはまる人にとって、Lexar NM790は33,903円という価格でGen4 SSDの実用速度(7,400MB/s)を手に入れる最強コスパ選択。海外Redditで「King of value Gen4 SSD」と評価される人気製品です。

Lexarは「ゲーム用途で価格優先、大手より20-30%安く済ませたい」人には鉄板。ただし「動画編集の連続書き込み」「業務用5年以上」「日本語サポート必須」のいずれかに該当するならSamsung 990 PROかWD Black SN850Xを選んだ方が後悔しない。

Lexar NM790の購入はこちら

  • Amazon JPで購入できる現行モデルB0C4ZV5Y7X(1TB Gen4 NVMe)
  • 33,903円という価格は同スペックCrucial・Samsung比で約20%安い
  • Lexar公式5年保証付き、ただし保証申請は並行輸入経由の場合あり

Lexar NM790はAmazon JPで本体購入可能。33,903円の価格と7,400MB/sの実用速度のバランスで、自作PC界隈で「コスパ最強Gen4 SSD」と評価される定番モデルです。

あなたに合うかどうかの診断

🧐 Lexar SSD適合診断

用途と重視点で買うべきか判定

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Q1. 主な用途は?

Lexarが合わない人向けの代替候補4選

長期信頼性・国内サポート・連続書き込み速度を求める人向けの代替を4つ。価格16,836円〜47,990円の選択肢を厳選しました。

モデル容量速度国内サポート価格
Lexar NM800 PRO512GB7,450MB/s△ 並行輸入¥16,836
Crucial T705 Gen51TB13,600MB/s○ Crucial国内¥38,900
Samsung 990 PRO1TB7,450MB/s○ 日本サムスン¥46,800
WD Black SN850X1TB7,300MB/s○ Western Digital Japan¥47,990

Lexar NM800 PRO 512GB——容量妥協で価格半額

  • 16,836円——NM790 1TBの半額、512GBで割り切る人向け

Lexar NM800 PROはLexar内のDRAM搭載モデル(NM790はDRAMレス)512GBに容量を抑えれば16,836円で買えるコスパモデル。動画編集等の大容量用途には向かないが、Windows + Office + 数本のゲームインストールには十分。「Lexarを試したいが予算抑えたい」入門に最適。

Crucial T705 1TB Gen5——最新世代の速度

  • 38,900円——Gen5最大13,600MB/s、Lexar NM790の約2倍速度

Crucialの2024年Gen5フラッグシップ。最大13,600MB/sはLexar NM790(7,400MB/s)の約2倍。Crucial(マイクロン日本法人経由)の国内サポート+日本語パッチノート+安定したファームウェア更新で、Lexarの不安要素を全て解消。差額5,000円で「Gen5の数値性能+国内サポート」を手に入れる選択。

Samsung 990 PRO 1TB——信頼性の代名詞

  • 46,800円——Samsung自社NAND+自社コントローラー+日本語サポート

SSD市場で信頼性の代名詞。Samsung自社NAND+自社コントローラーで一貫した品質を確保。DRAM搭載でSLCキャッシュ枯渇後も3,500MB/s前後を維持(Lexar NM790の約2倍)。日本サムスン経由のサポート+日本語マニュアル+5年保証で長期所有も安心。「信頼性最優先」「動画編集本気」の人にはLexarより明確に上位互換。

WD Black SN850X 1TB——ゲーマー向けの定番

  • 47,990円——PS5動作確認済み・ゲーマー向けの安定モデル

WD Blackシリーズはゲーミング用途で世界的に支持されるブランド。PS5動作確認済み+WD独自のNAND+強力なTBW(書き込み総量)保証。Western Digital Japanの国内代理店経由で、初期不良対応が日本語で完結する安心感。Samsung 990 PROと同価格帯で「PS5でも使う前提」「ゲーマー志向」の人に特化した選択肢。

よくある質問

Lexar NM790のNANDチップ確認方法は?

CrystalDiskInfo・HD Tune・Lexar DASHでNANDメーカーを確認可能。「YMTC」「Micron」「SK hynix」のいずれかが表示される。Reddit r/buildapcの「NM790 BOM check」スレッドで各ロットの判定方法が共有されている。

LexarとCrucialどっちが良い?

価格20%差・実用速度差ほぼなし・サポート差大という構造。「節約最優先」ならLexar、「サポート安心感」ならCrucial。長期所有(5年以上)を想定するならCrucialの方が安全。

Lexar NM790のTBW(耐久性)は?

1TBモデルで1,000TBW。1日100GB書き込みでも約27年持つ計算。一般用途・ゲーム用途では事実上「寿命を意識する必要なし」のレベル。動画編集等の大容量連続書き込みでは消耗が早まる可能性あり。

Lexarの5年保証は実際に使える?

保証期間内の故障は理論上交換可能だが、申請はLongsys本社(中国)経由で英語/中国語対応。日本国内サポートが薄いため、「壊れたら買い直し」と割り切れる人向け。長期保証の安心感を求めるならSamsung・WDが有利。

PS5にLexar NM790は使える?

PS5の要件(PCIe Gen4・5,500MB/s以上)を満たすので動作可能。ただしソニー公式の動作確認リストに掲載されていないため、PS5での使用は自己責任。動作保証を求めるならWD Black SN850X(PS5公式対応)が安全。

まとめ——「やめとけ」と「コスパ最強」は両立する

  1. ゲーム+一般作業×価格重視——Lexar NM790(33,903円)が鉄板
  2. 容量妥協で節約——Lexar NM800 PRO 512GB(16,836円)
  3. Gen5最新世代——Crucial T705(38,900円)でLexarの2倍速度
  4. 信頼性最優先——Samsung 990 PRO(46,800円)
  5. PS5+ゲーム特化——WD Black SN850X(47,990円)

「Lexar SSDはやめとけ」も「Lexarはコスパ最強」も両方正しい。33,903円という価格でGen4の実用速度を手に入れる魅力は本物ですが、サイレントBOM変更・サポート薄さ・連続書込性能の弱さで合わない用途があるのも事実。本記事の代替4選から、自分の使い方に合うSSDを選んでください。

※当サイトの個人的見解です。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。価格・在庫・仕様は変動します。

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