3,000円の空冷クーラーで二強といえばサイズ 虎徹 Mark 4とDeepCool AK400。価格差わずか10円なのにスペックは微妙に違う。この記事では冷却・静音・取り付けの5項目で両者を全比較し、結論を出す。先に言うと総合力では虎徹Mark4がやや優勢だ。

虎徹 Mark 4 vs AK400 スペック比較

項目 虎徹 Mark 4 DeepCool AK400
価格 ¥2,990 ¥2,980
ヒートパイプ 5本 4本
ファンサイズ 120mm 120mm
ファン回転数 300〜1,500RPM 500〜1,850RPM
騒音 24.9dBA 25dBA
対応TDP ~180W ~150W
高さ 154mm 155mm
重量 710g 620g
取り付け方式 バックプレート バックプレート
付属グリス あり あり
対応ソケット AM5/AM4/LGA1851/1700 同左
初心者
初心者
虎徹とAK400って価格もほぼ同じですよね。何が違うんですか?
一番の違いはヒートパイプの本数です。虎徹は5本、AK400は4本。この1本の差がTDP 125W以上のCPUで効いてきます。

5項目で徹底比較

①冷却性能の比較

  • 虎徹Mark4はヒートパイプ5本でTDP 180Wまで対応
  • AK400はヒートパイプ4本でTDP 150Wまで対応
  • i5クラス(65〜95W)なら両者とも十分な冷却性能

i7-14700KやRyzen 7 9700Xクラスの高発熱CPUでは、ヒートパイプ5本の虎徹Mark4が余裕を持って冷やせる。Core i5やRyzen 5なら両者とも十分だが、将来のCPUアップグレードを考えると虎徹の方が安心だ。

②静音性の比較

  • 虎徹Mark4の騒音は最大24.9dBA(回転数300〜1,500RPM)
  • AK400の騒音は最大25dBA(回転数500〜1,850RPM)
  • 数値上はほぼ同等だがファンの最大回転数に差がある

スペック上の騒音はほぼ同等だが、虎徹のファン最大回転数は1,500RPMでAK400より350RPM低い。高負荷時にファンが回りきった状態では虎徹の方がやや静かだ。日常用途ではどちらも十分静音と言える。

③取り付けやすさの比較

  • 両方ともバックプレート式で取り付けは簡単
  • 虎徹はサイズ独自のブリッジ固定で初心者でも迷わない
  • AK400も十分簡単だが説明書が英語のみなのがマイナス

虎徹はサイズ製で日本語説明書が付属し、ブリッジ固定方式で直感的に取り付けられる。AK400も工程は少ないが、英語説明書のみなので初めての自作なら虎徹の方が安心感がある。

④対応CPUの幅

  • 両方ともAM5/AM4/LGA1851/LGA1700に対応
  • Intel・AMDの現行プラットフォームをフルカバー
  • 将来のプラットフォーム変更にも対応しやすい設計

対応ソケットは両者まったく同じ。Intel 15世代のLGA1851にも対応済みで、CPUを載せ替えてもクーラーはそのまま使える。ここでの差はない。

⑤コスパの結論

  • 虎徹Mark4が¥2,990、AK400が¥2,980で差はわずか10円
  • ヒートパイプ1本多い虎徹がスペック上は有利
  • TDP 125W以下のCPUならAK400でも十分すぎる性能

10円差でヒートパイプが1本多く、ファンの最大回転数が低く、日本語説明書が付く。総合的なコスパでは虎徹Mark4がわずかにリード。ただしAK400もTDP 125W以下のCPUなら十分な性能で、どちらを選んでも失敗はない。

どっちを選ぶべきか

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サイズ 虎徹 MARK4

  • ヒートパイプ5本・TDP 180Wまで対応の余裕設計
  • ファン最大1,500RPM・騒音24.9dBAで高負荷時も静か
  • 日本語説明書+ブリッジ固定で初心者にも安心

3,000円でヒートパイプ5本は驚異的なコスパ。i5・Ryzen 5クラスなら余裕で冷やし、i7クラスでも安定動作する万能クーラーだ。

サイズ 虎徹 Mark III

  • Mark4の旧モデルだが冷却性能はほぼ同等
  • 在庫処分で安く買えるタイミングがある
  • 取り付け方式はMark4と同じバックプレート式

Mark4との差はわずかな改良点のみ。在庫があるうちに安く買えるなら十分な選択肢だ。

Thermalright PA 120 SE

  • デュアルタワー構造でTDP 200W超のCPUも安定冷却
  • 5,199円でNH-D15に迫る冷却性能を実現
  • 虎徹やAK400では冷却が足りないハイエンドCPU向け

i7-14700KやRyzen 9クラスで虎徹やAK400では冷却が足りないと感じたら、次のステップはこれ。5,000円台でデュアルタワーの冷却力が手に入る。

選ぶ前に確認すべき注意点

  • ケースの対応CPUクーラー高さを確認すること——虎徹Mark4は154mm、AK400は155mmで、スリムケースでは入らない場合がある
  • CPUのTDPが125Wを超えるならヒートパイプ5本の虎徹Mark4を選ぶこと——AK400の4本では余裕がなくなる
  • メモリとの干渉に注意——背の高いヒートスプレッダ付きメモリはクーラーと干渉する可能性がある。事前にクリアランスを確認
虎徹Mark4とAK400、どっちが冷える?

ヒートパイプ5本の虎徹Mark4の方が冷却性能は上です。特にTDP 125W以上のCPUでは差が顕著になります。ただしi5やRyzen 5クラス(65〜95W)ならどちらも十分冷えるため、体感差はほとんどありません。

AK400の説明書は本当に英語だけ?

はい、DeepCool製品の説明書は基本的に英語のみです。ただし取り付け手順はイラスト付きなので、英語が読めなくても問題なく取り付けられます。不安なら日本語説明書付きの虎徹Mark4が安心です。

3,000円の空冷でi7やRyzen 7は冷やせる?

虎徹Mark4ならTDP 180Wまで対応しているのでi7-14700Kクラスもカバーできます。ただし常時高負荷で使うなら余裕を持ってThermalright PA 120 SEクラスのデュアルタワーを検討するのがおすすめです。

まとめ

  1. 虎徹Mark4はヒートパイプ5本・静音性・日本語説明書で総合力No.1
  2. AK400はほぼ同価格で十分な性能——TDP 125W以下なら問題なし
  3. 10円差ならヒートパイプ1本多い虎徹Mark4を選ぶのが合理的

3,000円空冷の頂上対決は虎徹Mark4がやや優勢という結論だ。ただしAK400も決して劣る製品ではなく、i5やRyzen 5なら十分すぎる冷却性能を持っている。迷ったら虎徹Mark4を選べば間違いない。

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