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【ゲーム配信】失敗しないマイクの選び方&用途別おすすめ12選

ゲーム配信の音質は視聴者の離脱率に直結します。本記事ではコスパ重視で失敗しないマイクの選び方と、用途別のおすすめ12選を厳選しました。USBとXLRの違い、指向性、周辺機器まで配信者目線で要点を解説します。

内容をチェック
  1. ゲーム配信に最適なマイクの選び方
  2. 【コスパ最強】ゲーム配信に最適なマイク12選
  3. 使用する際の注意点

ゲーム配信に最適なマイクの選び方

音質重視!コンデンサーマイクでクリアな声を届けよう

  • 距離は15cm前後
  • ポップガード使用
  • ゲインは低め調整

コンデンサーマイクは感度が高く、声のニュアンスを豊かに拾えるため雑談配信や歌唱にも向きます。近接で話し、ポップガード併用と低めのゲインで環境音の混入を抑えましょう。デスク振動はショックマウントで軽減できます。

コンデンサーは環境音を拾いやすいですか?

はい。感度が高い分、キーボードやPCファンも拾いやすいです。
距離15cm・入力レベルを低め・ノイズゲート併用で抑制できます。XLR運用なら48Vのファンタム電源要否も確認しましょう。

ノイズ対策に強い!ダイナミックマイクの魅力

初心者
初心者
ゲーム音やPCファンの音など、環境ノイズが心配です。ダイナミックだと減らせますか?
近距離で話す設計なので部屋の音を拾いにくい傾向です。低感度設定と口元5-10cmの運用で効果が高まります。

ダイナミックは周囲の雑音に強く、ゲーム音やキーボードの回り込みを抑えたい人に有利です。マイクに近づき、斜め45°から話すと破裂音を抑えつつ明瞭さを維持できます。必要に応じてインラインプリアンプも検討しましょう。

マイクとの距離はどのくらいが最適?

5-10cmが目安です。口に近いほどSN比が上がり、環境音の相対レベルが下がります。
ただし近すぎるとポップノイズや低域の近接効果が出やすいので角度付けとポップガードで調整しましょう。

接続方式で選ぶ!USB vs XLR の違いとは?

  • USBは手軽導入
  • XLRは拡張性高
  • 給電と変換を確認

USBはPCへ直挿しで簡単、初期費用を抑えたい配信者に最適です。XLRはオーディオインターフェースやミキサーが必要ですが、音作りや将来の拡張に強い構成を組めます。自分の予算・環境・拡張計画で選びましょう。

将来ミキサーを導入する予定。最初からXLRが良い?

拡張を前提ならXLRがおすすめです。IFでゲインやEQが柔軟になり、複数音源の混在も容易です。
まずはUSBで始め、必要になったらXLRへ移行する段階的導入も有効です。

環境に合わせた指向性の選び方(単一指向・無指向など)

初心者
初心者
単一指向と無指向、配信ではどちらが向いていますか?
1人配信なら前方だけをよく拾う単一指向が定番です。複数人や環境音も含めたい場合は無指向性を選びます。

基本は単一指向(カーディオイド)。前面の声にフォーカスし、背面ノイズを抑えます。対談なら双指向(8の字)で向かい合う2人に適合。部屋鳴りを含めたいなら無指向が自然ですが、ノイズ管理の難易度は上がります。

2人配信で単一指向1本はNG?

近接すれば可能ですが、距離差で音量が不均等になりやすいです。
双指向1本か、単一指向2本を各人に近づける構成が安定します。

マイクアーム・ポップガードなど周辺機器も要チェック

まずはポップガードとアームを用意。距離を一定に保ち、破裂音と机振動を抑えましょう。

アームは口元との距離を固定し、レベルの揺れを防ぎます。ポップガードは破裂音を軽減し、ウインドスクリーンは息や風切りに有効。ショックマウントはタイピングや机移動の振動伝達を低減します。最低限の投資で効果大です。

卓上スタンドでも問題ない?

静かな環境なら可ですが、タイピング音や机の共振が乗りやすいです。
可動アーム+ショックマウントに替えるとS/Nと作業性が大幅に向上します。

コスパ最強モデルからプロ仕様まで!目的別おすすめマイク

初心者
初心者
予算は1万円台。雑談中心で手軽に始めたいです。
USBの入門機から始め、必要に応じてXLRへ拡張を。配信の配信品質は運用で大きく伸ばせます。

雑談中心ならUSBの単一指向で十分。騒音下や打鍵音が強い環境はダイナミックを、歌やASMRはコンデンサー高感度機が有利です。将来ミキサーや複数人対談を想定するならXLR機で拡張性を確保しましょう。

将来はXLRに移行予定。最初からUSBは無駄?

無駄ではありません。運用の学習と機材慣れに最適です。
ただしXLR前提なら早めにIFを導入し、マイクだけ段階的にアップグレードするのも有効です。

【コスパ最強】ゲーム配信に最適なマイク12選

製品名 接続 種別 主な特徴 参考価格
ZealSound USB マイク コンデンサー マイク PC マイク USB コンデンサー 単一指向/エコー/卓上 4,808
HyperX SoloCast 2 コンデンサーマイク USBマイク USB コンデンサー 内蔵ショック/ポップ/ミュート 8,980
HyperX QuadCast S スタンドアロンマイク  USB コンデンサー 指向性切替/RGB 18,100
オーディオテクニカ AT2020 コンデンサーマイク XLR XLR コンデンサー 定番入門/要IF 13,200
Razer レイザー Seiren V3 Mini White コンデンサーマイク  USB コンデンサー コンパクト/タップミュート 6,570
Switch2/Switch/Switch OLED対応 ワイヤレスマイク USBマイク 2.4G無線 ワイヤレス コードレス/多機種対応 2,477
FIFINE USB コンデンサーマイク RGBライティング  USB コンデンサー カーディオイド/RGB/ミュート 5,899
オーディオテクニカ AT2040 ダイナミックマイク  XLR ダイナミック 超単一指向/内蔵ポップ 13,200
JBL QUANTUM STREAM USBスタンドアロン  USB コンデンサー デュアルコンデンサー 10,000
FIFINE USB コンデンサーマイク RGB光り カーディオイド指向性  USB コンデンサー アーム/フィルター一式 6,434
マイク USB TKGOU PC用 卓上 ミュート・ボタン  USB コンデンサー 全指向/ミュートボタン 2,180
HyperX SoloCast 2 コンデンサーマイク USBマイク  USB コンデンサー 内蔵ショック/ポップ/ミュート 8,980

ZealSound USB マイク コンデンサー マイク PC マイク

初めての配信に。設定が簡単で扱いやすく、雑談やボイスチャット中心の人に手軽さ重視でおすすめです。

HyperX SoloCast 2 コンデンサーマイク USBマイク

ワンタップ操作でミュートしやすく、机振動対策も手軽。日常配信を快適にしたい人に操作性優先でおすすめです。

HyperX QuadCast S スタンドアロンマイク RGBライティング

複数の指向性を切替でき多用途。見た目も映えるので、配信映像の演出も重視する人に多機能志向でおすすめです。

オーディオテクニカ AT2020 コンデンサーマイク XLR

XLR入門の定番モデル。将来の拡張を見据え、IFと組み合わせて音作りをしたい人に基礎性能でおすすめです。

Razer レイザー Seiren V3 Mini White コンデンサーマイク

省スペースな卓上運用に最適。マウス可動域を確保したい人や出先で配信する人に小型軽量でおすすめです。

Switch2/Switch/Switch OLED対応 ワイヤレスマイク

ケーブル取り回しを減らしたい人に。カジュアル配信やリビング運用で自由度重視の人へおすすめです。

FIFINE USB コンデンサーマイク RGBライティング

RGB演出で映える画面作りに。見た目と実用性のバランスを取りたい人に演出重視でおすすめです。

オーディオテクニカ AT2040 ダイナミックマイク 超単一指向性

環境音が気になる部屋に。近接収音で声を前に出したい人へ騒音対策としておすすめです。

JBL QUANTUM STREAM USBスタンドアロン

卓上の操作性と見やすいインジケーターが魅力。直感操作で配信したい人に扱いやすさでおすすめです。

FIFINE USB コンデンサーマイク RGB光り

アームやポップフィルターまで一式で始めたい人に。コスパ良くスターター環境を整えたい方へ。

マイク USB TKGOU PC用 卓上 ミュート・ボタン

会議と配信を兼用したい人に。全指向で複数人の声を拾いやすく、手軽に共有用途を満たします。

HyperX SoloCast 2 コンデンサーマイク USBマイク

ヘッドホン直結でモニターしたい人に。配信の遅延確認がしやすくモニター性を重視する方へ。

使用する際の注意点

ポップノイズ・環境音を抑えるための設置位置に注意

マイクは口元から15cm前後、やや口の横45°にオフセットし、息の直撃を避けます。PCファンや窓は背面に配置し、単一指向の無感帯を活用。打鍵音はアームとショックマウントで机振動を隔離し、壁反射は吸音材で軽減します。

真正面に向けると破裂音が目立つ?

正面直撃は目立ちます。口元から少し外して角度を付け、ポップガードを併用しましょう。
距離15cm・角度30-45°・ゲイン控えめの3点で多くの問題は解決します。

音量設定とゲインのバランスをこまめに調整しよう

配信ソフトとOS、IFの3段階でレベルを確認。ピークリザーブを確保しましょう。

入力は-12~-6dB程度を目安にし、ピークで0dBを越えないよう調整。OBSや配信ソフトのメーターで監視し、ノイズゲート/コンプは軽めから。ゲーム音・VC・BGMとのバランスをモニターし、配信前にテスト録音で確認しましょう。

声が小さいのでゲインを上げるとノイズが増えます

まずマイクに近づきます。物理的な距離短縮でS/Nが改善します。
それでも足りなければIFのクリーンゲインやインラインブースターを検討し、ソフト側は過度に増幅しないでください。

長時間配信ではマイクの熱・湿気対策も忘れずに!

長時間配信は機材が温まり、湿気でポップフィルターが湿ることも。休憩時はミュートし、風通しを確保。飲み物は結露しない容器を選び、マイクを濡らさない。使用後は乾いた布で水分を拭き取り、ケースで保管しましょう。

湿気で音がこもる気がします。対策は?

布製ポップガードは交換や乾燥で改善します。
ウインドスクリーンへ変更、除湿機の併用、配信合間の換気も効果的です。

この記事のまとめ

  • 1人配信は単一指向が基本。距離は約15cm
  • 騒音下はダイナミック、歌やASMRはコンデンサー
  • USBは手軽、XLRは拡張性。用途で選択
  • ポップガード・アーム・ショックマウント必須級
  • 入力は-12~-6dB目安、ピークリザーブ確保
  • 設置は口元から斜め45°で破裂音回避
  • 環境音は無感帯活用と吸音で抑制
  • 長時間は熱・湿気対策と休憩を徹底

まずは手軽なUSBで運用を学び、必要に応じてXLRへ拡張するのが失敗しにくい進め方です。周辺機器と設置・ゲイン管理を最適化すれば、同じマイクでも配信品質は大きく向上します。

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