国産ゲーミングモニターは、高リフレッシュレート・低遅延・手厚いサポートがそろい、初心者でも安心して選べるのが魅力です。本記事では選び方を6ポイントで解説し、厳選12機種を一覧化。さらに、購入後に長く快適に使うためのメンテナンス方法までまとめています。
【初心者必見】ゲーミングモニターの選び方

リフレッシュレートと応答速度の両立

- 144Hz以上対応
- 1ms応答速度
- ブレ低減技術
滑らかな映像と残像低減を同時に狙うなら、144 Hz以上の高リフレッシュレートと1 ms前後の高速応答を両立した日本製モデルを選びましょう。入力遅延を抑える内部基板設計も国内メーカーなら安心です。
多くのゲームは144 Hzで十分滑らかですが、競技FPSでより有利に立ちたいなら240 Hzも選択肢です。PC性能と予算のバランスで判断しましょう。
パネルタイプと画質
IPSは発色と広視野角が強み、VAは3000:1前後の高コントラストが魅力です。日本メーカーは両パネルで独自チューニングを行い、ゲーム向けに色と応答を最適化しています。
没入感を高めたいならHDR10対応がおすすめですが、SDRでも十分遊べます。映像作品視聴が多い人はHDRモデルを優先しましょう。
解像度×サイズのバランス
- FHD24型最適
- WQHD27型
- UHD32型視認
24 型FHDは描画負荷が低く初心者PCに最適。27 型WQHDは作業も快適、バランス重視派向け。32 型4Kは細部まで緻密ですが高性能GPUが必要です。
勝敗はフレームレートと遅延が重要です。高解像度は視認性向上に寄与しますが、PC性能が足りないと逆効果になるので注意しましょう。
Adaptive-Sync(G-Sync/FreeSync)対応
可変リフレッシュレートはフレームレートのブレを吸収し、滑らかな表示を維持します。国産機でもNVIDIA G-Sync CompatibleやAMD FreeSync Premium認証取得モデルが増えています。
PS5はVRRに対応しているので、HDMI2.1か2.0/VRR対応の国内モニターなら効果を体感できます。タイトル側の対応状況も確認しましょう。
映像端子の帯域と本数
入力帯域不足は解像度やリフレッシュレートを制限します。日本製モデルはHDMI×2+DP×1構成が主流で、家庭用ゲーム機とPCを同時接続しても切替が楽です。
高速モデルでは規格準拠の高品質ケーブルを使いましょう。付属が1.4の場合、2.1対応ケーブルを別途用意する価値があります。
スタンド調整とVESAマウント
正しい姿勢を保つには110 mm以上の昇降幅と-5〜20°のチルト可動域が理想です。VESAマウント対応なら後からモニターアームを装着し作業環境を柔軟に拡張できます。
メーカー純正スタンドを外してもVESA規格内であれば保証対象外にならないケースが多いですが、念のため取扱説明書を確認してください。
【初心者必見】おすすめの日本製ゲーミングモニター12選
IODATA GigaCrysta EX-GD241JD

IODATA GigaCrysta EX-GD251SH

IODATA GigaCrysta LCD-GCQ271XDB

IODATA GigaCrysta LCD-GC251RXAB

iiyama G-MASTER GB2470HSU-B1

iiyama G-MASTER GB2560HSU-B3

iiyama G-MASTER GB2770HSU-B1

REGZA RM-G245N

REGZA RM-G276N

JAPANNEXT JN-i27G120U-C6

JAPANNEXT JN-VG27FHD165

EIZO FORIS FS2735

モニターを長持ちさせるメンテナンス方法

月1回の埃取りと通気確保
背面通気口に溜まる埃は温度上昇と寿命低下の原因です。月1回、ハンドブロワーで吹き飛ばし、壁との間に5 cm以上の空間を確保しましょう。
静電気で基板を傷める恐れがあるため、弱モード+ブラシ装着が安全です。必ず電源OFF・AC抜きで行ってください。
画面クリーニングは「電源オフ+専用クロス」
パネルはデリケートです。電源を切って表面温度を下げ、超極細繊維クロスで軽く拭きます。アルコール濃度が高すぎるクリーナーはコーティングを傷めるので避けましょう。
水滴は液晶フチの隙間から浸入します。水拭きは避け、専用クリーナーをクロスに軽く染み込ませる方法を推奨します。
ファームウェア/ドライバーの定期更新
メーカー提供のFWアップデートは入力遅延改善や新GPU対応などメリット大。年2回公式サイトを確認し、USBやDP経由で更新しましょう。GPUドライバーも併せて最新化することで同期機能が安定します。
停電リスクを避けるためUPS接続やノートPC電源で行いましょう。失敗時でも国内メーカーは電話サポートが充実しています。
まとめ
- 日本製は高品質管理で安心
- 144 Hz+1 msが入門鉄板
- IPSは色、VAは黒に強い
- 解像度はGPU性能と相談
- VRRでカクつき防止
- 端子は帯域と本数を確認
- 3軸スタンドで姿勢改善
- 月1メンテで長寿命化
国内メーカーはゲーマーの声を反映した改良を重ねています。選定ポイントを押さえ、メンテナンスを実践すれば、買ったばかりの快適さを長く維持できます。