【トラブル】DeepCool LT720から異音が出始めた時の見分け方
「DeepCool LT720から『ジー』『ガラガラ』音が出始めた」「買って1ヶ月でポンプ音が変わった」と心配な方は多いと思います。価格.com・海外フォーラムではLT720のポンプ寿命に関する報告が継続的に上がっており、保証請求対象になるケースも頻発しています。
この記事では、DeepCool LT720から異音が出始めた時の見分け方を整理しました。正常な動作音と故障兆候の判別・3つの音タイプ別の原因・保証請求のタイミングまで、誰でも再現できる手順で解説します。
LT720の異音は3タイプに分かれ、ガラガラ音は要保証請求
結論からお伝えすると、DeepCool LT720の異音は『ジー音(エアー噛み・正常)』『コポコポ音(冷却液音・正常)』『ガラガラ音(モーター異常・故障)』の3タイプに分かれます。ガラガラ・キーン音が継続するなら3年保証期間内に交換請求を推奨。それ以外は様子見でOK。
見分け方は『継続時間』『音の種類』『CPU温度の変化』の3つを観察するのが正解。初日のジー音は正常範囲ですが、1週間継続する音や金属音はポンプ故障の兆候です。
- 初日ジー音=正常
- ガラガラ音=故障
- 3年保証期間内
- 2年超なら乗り換え検討
DeepCool LT720から異音が出る3つの原因
LT720から異音が出る原因は3つに集約されます。
原因1:冷却液中のエアー噛み(初期動作の正常範囲)
組み込み直後はラジエーター内に空気が残っており、ポンプを通過する時にコポコポ・ジー音が発生。これはほぼ全ての簡易水冷で発生する正常な現象で、5分〜数日かけて気泡が上部に集まると消えます。LT720特有の問題ではありません。
原因2:ポンプのインペラーモーター摩耗(故障兆候)
DeepCool LT720は2022年発売から3年超の個体でポンプ寿命の事例が報告。価格.com掲示板でも「1年半使ったらガラガラ音が出始めた」報告あり。インペラーのベアリング摩耗が主因で、3年保証期間内なら無償交換対象です。
原因3:ラジエーター固定ネジ緩みによる振動共鳴
ラジエーターやファンの固定ネジが緩んでケースに振動が伝わると、ケース全体が共鳴して「ブーン」音が増幅されます。これはLT720本体の故障ではなく、組み立て時の締め付け不足が原因。ネジ増し締めで解決します。
異音の見分け方と判定基準
判定1:音のタイプ(ジー/コポコポ/ガラガラ)
『ジー音』『コポコポ音』はエアー噛みで正常範囲。これらは時間とともに消失します。『ガラガラ音』『キーン音』『金属音』はポンプモーター異常で、保証請求対象になります。スマホで録音して音タイプを判別するのが確実。
判定2:継続時間(5分以内/数日/1週間以上)
5分以内に消える音はエアー噛みの正常動作。数日継続するエアー噛みは横置きで24時間放置で改善する場合あり。1週間以上継続する音はポンプモーター異常確定で、保証請求のタイミングです。
判定3:CPU温度の変化(温度上昇=ポンプ機能低下)
Cinebench R23でCPU温度を測定し、正常時より10度以上上昇していたらポンプ循環機能の低下確定。LT720は9800X3D・9950X3D等で75〜80度が正常範囲。これより15度高い90度超なら、音の有無関係なくポンプ故障です。
あなたの音タイプに合う対処診断
音タイプと使用期間で必要な対処が変わります。下の診断で2問答えると、あなたに合った対処が分かります。
🔊 異音判定診断
2問・約20秒で結論
Q1. 音のタイプは?
本機・乗り換え候補・防振パーツ
| 商品名 | 価格 | 対応 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| DeepCool LT720(検索) | 市場価格 | 本機 | 3年保証・保証請求対象 |
| ARCTIC Liquid Freezer III 360 | 18,380円 | 乗り換え本命 | 6年保証・冷却性能上位 |
| ASUS ROG STRIX LC III 360 | 28,977円 | 高級代替 | ASUS製・ARGB付き |
| Cooler Master MasterLiquid 360L | 12,541円 | コスパ代替 | ARGB付き・予算重視 |
| 防振ゴム(検索) | 市場価格 | 振動対策 | 異音軽減の補助品 |
1. DeepCool LT720(本機・保証請求対象)
DeepCool LT720は3年保証付き。異音発生で保証期間内なら無償交換対応。シリアル番号・購入レシート・音の録音を準備してDeepCool公式サポートに連絡してください。Amazon購入なら30日以内の初期不良返品も可能。
2. ARCTIC Liquid Freezer III 360(乗り換え本命)
LT720からの乗り換え本命。価格18,380円とLT720と同等価格帯で、6年保証(LT720の倍)・冷却性能ハイエンド・VRMファン搭載で総合性能は上位。DeepCoolブランドにこだわらない人はこちらが現実的。
3. ASUS ROG STRIX LC III 360(高級代替)
ASUS ROG ブランドの360mm AIO。価格28,977円とLT720より上位帯だが、ASUS製の信頼性とARGBファン標準搭載が魅力。ROG Strix・TUFマザボとセットで揃えるなら統一感ある選択肢。
4. Cooler Master MasterLiquid 360L(コスパ代替)
予算重視ならCooler Master MasterLiquid 360L。価格12,541円とLT720より圧倒的に安く、ARGB付き。9700X・i5-13600K等のミドルレンジCPU運用なら十分。ハイエンドCPU(9950X3D・i9-14700K)には冷却力不足の可能性。
5. PCケース用防振ゴム(振動由来の異音対策)
ラジエーター固定ネジに挟む防振ゴム。振動由来のジー音・ブーン音を軽減できます。1,500円程度で導入でき、ポンプ故障由来でない振動異音には効果的。LT720の保証請求前に試す価値あり。
よくある質問
3年保証(2022年以降の正規購入品)。シリアル番号・購入レシート・音の動画を準備すればDeepCool公式サポートで無償交換対応してもらえます。Amazon購入なら30日以内なら直接返品も可。
①シリアル番号・購入レシート・症状動画を準備→②DeepCool公式サイトのSupport→「Warranty Service」から申請→③Email連絡で交換手続き。所要1〜2週間。保証期間内なら送料は基本無料です。
ポンプモーター異常の場合、CPU冷却機能が低下しサーマルスロットリング発生のリスクあり。CPU温度監視必須で、80度を継続して超えるようなら即電源OFF→保証請求推奨。長期間放置するとCPU寿命にも影響します。
3年経過後は実費修理または買い替え対象。DeepCool LT720を新品で買い直すよりARCTIC Liquid Freezer III 360(18,380円・6年保証)に乗り換える方が長期的にお得です。
ロットによる個体差は報告されており、初期ロットでは異音事例が多い傾向。最新ロットは改善されていますが、3年保証期間内なら個体差問題でも交換対象です。
LT720の異音は音タイプで判別→保証期間内なら交換請求
DeepCool LT720の異音は『ジー音・コポコポ音(正常)』と『ガラガラ音(故障)』で判別できます。1週間以上継続するガラガラ音はポンプ故障で、3年保証期間内なら無償交換対象。それ以外は様子見で問題ありません。
- 初日のジー音=正常
- 1週間超のガラガラ音=故障
- 3年保証で交換可
- 乗り換えはARCTIC本命
LT720が保証期間切れ後に故障した場合は、ARCTIC Liquid Freezer III 360(18,380円・6年保証)に乗り換え推奨。冷却性能はLT720以上で、保証期間も倍。LT720を保証請求した後の予備機としてもアリです。
※当サイトの個人的見解です。異音の発生は使用環境・取付精度・経年劣化で変動します。保証請求の手続きは購入店舗・購入時期によって対応が異なる場合があります。


