自作PCを計画する際に、バランスの取れたサイズとして人気が高いのがミドルタワーpcケースです。この記事では、選び方のポイントやかわいくて人気のケース、そして使用時の注意点などをまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
ミドルタワーpcケースの選び方

外形サイズと設置スペース

設置スペース確保
余裕を持つ配線管理
拡張分の寸法確認
ミドルタワーケースを設置する際は、周囲に十分な空間があるかを確認し、配線やエアフローの妨げにならないレイアウトを考慮することが大切です。また、将来的に拡張を検討している場合は、寸法に余裕を持たせることでPCパーツの選択肢が増えます。
PCデスクや床置きなどレイアウトにより異なりますが、ケース本体の高さや奥行きにプラスして、周囲に10cm前後の余裕を持つと作業しやすいです。
GPU/ラジエーターのクリアランス
PCケース内でGPUや水冷ラジエーターが占めるスペースを見落とすと、パーツ同士の干渉が起こりやすくなります。特に大型GPUやラジエーターを搭載する場合は、寸法や取り付け位置を事前に把握してケース選びを進めることがポイントです。
GPUの長さとケース内部のスペースが合わないと干渉する可能性があります。購入前に公式サイトの寸法を確認して、対応可否を見極めましょう。
高エアフロー設計

メッシュパネル採用
冷却ファン多数
通気経路の確保
エアフロー設計に優れたケースは、内部にこもりがちな熱を効率的に排出し、パーツ寿命や動作安定性を保ちやすいのが特徴です。メッシュパネルや複数のファンを備えたモデルは、より効果的な冷却が期待できます。とくに長時間のゲームや動画編集をする方は、エアフロー性能を重視しておくと安心です。
標準搭載ファンの数が少ない場合や高負荷な作業を行う場合は追加を検討すると良いです。エアフローを調整して温度上昇を抑えられます。
裏配線スペースとツールレス機構
裏配線スペースが十分に確保されているケースは、ケーブルが整然と収まり、エアフローの効率も高まりやすいです。また、ツールレス機構を備えたモデルであれば、ドライバー不要でドライブやファンを着脱でき、作業時間の短縮につながります。ケーブル折れやコネクタ破損を防ぎたい方にも有用です。
ケーブルを無理に押し込むことになり、側板の取り付けが困難になるケースがあります。エアフロー低下やコネクタ破損のリスクも高まります。
電源ユニット対応と防振性能
電源ユニットの形式やサイズに合ったケースを選ぶことで、設置の安定性と冷却性を両立しやすくなります。特に防振ゴムなどが備わっているケースは、振動音の低減に効果的です。騒音に敏感な方は防振性能の有無を必ずチェックしましょう。
可能な製品もありますが、純正の防振設計があるケースのほうが安心です。取り付けミスが少なく、遮音効果もより期待できます。
拡張性とI/Oポートの位置
フロントやトップなど、I/Oポートの配置はケースごとに異なるため、使い方に応じて最適な位置を選ぶことが大切です。USBポートの数やオーディオ端子の有無なども含め、後から増設できるかどうかを考慮しておくと失敗を防げます。
パーツ選定の初期段階で確かめるのがおすすめです。使用予定の周辺機器やアップグレード計画を含めて、I/Oポートや拡張スロットの数を確認しましょう。
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使用時の注意点

吸気・排気クリアランスを確保

エアフローを維持するためには、ケース前面や背面、上部などの吸気口や排気口に空間を設け、周囲に障害物を置かないようにすることが重要です。とくに大型ファンやラジエーターを取り付ける場合は、クリアランス不足で冷却効果が低下しないよう十分注意しましょう。ケーブルを通す際、風通しを妨げないよう配慮しましょう。
吸気が制限されてケース内部が高温になりやすくなります。パネルや小物の配置でエアフローが遮断されないよう注意してください。
定期的なフィルター清掃
ケースに取り付けられたダストフィルターは、ホコリの侵入を防ぐうえで欠かせませんが、放置すると通気性能が下がり冷却効果を損ないます。定期的にフィルターを取り外して掃除し、目詰まりを防ぐことが大切です。使用頻度や環境によっては、月1回程度の清掃を目安にしましょう。よりオーバーヒートのリスクを減らせます。
フィルターの素材によりますが、乾燥をしっかり行う必要があります。公式のメンテナンスガイドに従うと安心です。
組み立て後の温度テスト
PCの組み立てが完了したら、各パーツの温度を測定し、ケース内部の冷却が十分に機能しているか確認しましょう。専用ソフトやBIOSでGPU、CPU温度をチェックし、高すぎる場合はファン構成を見直す必要があります。とくに高負荷時の温度が安定しないと故障リスクが上がるため注意が必要です。ぜひエアフロー検討。
BIOSでCPU温度を確認し、適宜ファンの回転数を調整すると目安になります。高負荷テストが難しい場合は簡易テストでも温度変動を把握できます。
まとめ
- 外形サイズを先に確認
- GPUやラジエーターの干渉チェック
- エアフローを考慮した設計
- 裏配線スペースでスッキリ
- 防振性能で騒音対策
- 必要なI/Oポートの位置
- こまめなフィルター清掃
- 温度テストで不具合を早期発見
ミドルタワーpcケースは拡張性と冷却性能のバランスが取りやすく、多くの用途に適しています。各ポイントを押さえながら自分に合ったケースを選ぶことで、快適なPC環境を実現できます。