高い冷却能力が魅力の簡易水冷CPUクーラーですが、導入やメンテナンスで押さえるポイントを把握しないと、せっかくの性能を活かしきれない場合があります…この記事では、選び方やおすすめ製品を解説しつつ、使用上の注意点も詳しくご紹介します。
- 簡易水冷cpuクーラーの選び方
- 【静音】おすすめの簡易水冷cpuクーラー
- Cooler Master MasterLiquid 240L Core ARGB LGA1700 / AM5対応
- Cooler Master MASTERLIQUID 120L Core 120mm
- MSI MAG Core Liquid 240R V2
- Thermalright AQUA ELITE 240 WHITE ARGB 水冷CPUクーラー
- Fractal Design Lumen S36 v2 360mm
- ANTEC ARGB LEDファン搭載水冷一体型ユニットCPUクーラー Vortex Lum 360 ARGB
- MSI MAG Core Liquid 360R V2 簡易水冷CPUクーラー LGA1700対応 FN1669 ブラック
- CORSAIR NAUTILUS -ノーチラス- 240ラジエーター
- 【コスパ重視】おすすめの簡易水冷cpuクーラー
- Cooler Master MasterLiquid 360L Core ARGB LGA1700
- Thermalright Frozen Notte 360 WHITE ARGB 水冷CPUクーラー
- MSI MAG CORELIQUID M240 簡易水冷CPUクーラー FN1949
- NZXT Kraken 120 簡易水冷CPUクーラー 120mm RL-KR120-B1 FN1640
- CORSAIR H100 RGB 240mmラジエーター適用 簡易水冷 CPU クーラー
- Novonest 簡易水冷CPUクーラー 240mm水冷クーラー
- Fractal Design Celsius+ S28 Dynamic 簡易水冷CPUクーラー
- EKWB EK-Nucleus AIO CR240 Dark
- 使用時の注意点
簡易水冷cpuクーラーの選び方

【最強の簡易水冷】おすすめ24選・究極冷却をめざす方必見‼︎『性能重視・静音性・コスパ重視』
冷却性能を確認

・強力な冷却
・温度管理重視
・ファンサイズ確認
簡易水冷cpuクーラーを選ぶ際には、まずCPUをどれだけ低温で保てるかをチェックすることが大切です。高性能CPUほど発熱量が大きいため、冷却ファンの大きさやポンプ能力を事前に確認しておきましょう。
高負荷作業やゲーミングではCPU温度が上昇しやすいです。性能に余裕のある簡易水冷で冷やすことで、パフォーマンスの低下や熱暴走を防ぎます。
ファンの静音性を確認

作業時にストレスを感じたくないなら、騒音レベルを意識しましょう。rpm(回転数)の低いファンほど動作音が小さく、高負荷時の音量差も少なく済みます。冷却力とのバランスを考えるのがコツです。
ファンの設計やポンプ構造が優秀なモデルならば、ある程度静かさを保ちながらも冷却性能を確保できます。
サイズと設置スペース

・ケース対応高さ
・ラジエーター幅
・干渉パーツ注意
簡易水冷の場合はラジエーターやチューブの取り回しに注意が必要です。PCケースの寸法を必ず測って、ファンやチューブが他のパーツと干渉しないかチェックしておくと失敗を防げます。
わずかな余裕がないと配線やチューブの曲げに無理が生じます。トラブルを避けるために、サイズにゆとりをもつのが望ましいです。
ポンプの性能と動作音
液体を循環させるポンプ性能も重要です。高い揚程を持つポンプなら大きなラジエーターでも効率良く冷却できますが、ポンプ音が目立つ可能性があります。負荷時の動作音も合わせて検討しましょう。
ポンプ音はファンとは違った種類の音です。夜間の静かな環境では気になる場合もあるため、製品レビューなどを参考に検討しましょう。
対応ソケットの確認
・LGA1700等対応
・AM5互換必須
・付属パーツ確認
マザーボードのCPUソケット形状に合っていないと取り付けられません。近年はLGA1700やAM5といった新しい規格も登場しているため、固定用パーツの同梱状況もしっかり確かめておく必要があります。
複数ソケットに対応している製品はアタッチメントが豊富です。説明書に従い、使うソケットに合うパーツを間違えずに選びましょう。
メンテナンス性も重視
簡易水冷cpuクーラーは空冷に比べパーツ点数が多いため、定期的なほこり除去や冷却水の劣化チェックが不可欠です。ファンやラジエーター周辺にアクセスしやすい設計かどうかも選定のポイントになります。
こまめに埃を掃除しておけば、冷却効率を長く維持できます。空冷より多少手間が増えますが、大幅な性能低下を防ぐための必須作業です。
【静音】おすすめの簡易水冷cpuクーラー

音が気になりにくく、小さめのPCケースでも導入しやすいモデルを集めました。静音性と効率的な冷却の両方を目指す方に最適です。
Cooler Master MasterLiquid 240L Core ARGB LGA1700 / AM5対応

コンパクトな240mmサイズながら、ARGB対応ファンによるライティングと冷却力を両立した人気モデルです。
Cooler Master MASTERLIQUID 120L Core 120mm

省スペースなPCケース向けの120mmラジエーター仕様。低騒音と扱いやすさを求めるユーザーにおすすめです。
MSI MAG Core Liquid 240R V2

静音設計のARGBファンで、ゲーミングから通常作業まで安定した冷却を実現する扱いやすいオールインワンです。
Thermalright AQUA ELITE 240 WHITE ARGB 水冷CPUクーラー

デュアルファンと240mmラジエーターの組み合わせで、コンパクトながらも十分なパワーを発揮します。
Fractal Design Lumen S36 v2 360mm

余裕のある360mmサイズで、比較的低回転でもCPUをしっかり冷却。RGB対応のポンプヘッドも見どころです。
ANTEC ARGB LEDファン搭載水冷一体型ユニットCPUクーラー Vortex Lum 360 ARGB

配色や光の演出が豊富な大型モデル。重負荷でもブレない冷却力と、メンテナンス性の高さが魅力となっています。
MSI MAG Core Liquid 360R V2 簡易水冷CPUクーラー LGA1700対応 FN1669 ブラック

ポンプとファンの耐久性が強化されており、長期使用でも性能を維持しやすいスリムかつパワフルな選択肢です。
CORSAIR NAUTILUS -ノーチラス- 240ラジエーター

240mmラジエーターにRGBファンを組み合わせたモデル。シンプルな構成で初めての簡易水冷導入にも適しています。
【コスパ重視】おすすめの簡易水冷cpuクーラー

より大型のラジエーターや独自のポンプ技術を採用した高性能モデルをまとめました。高負荷な作業やハイエンドCPUに最適です。
Cooler Master MasterLiquid 360L Core ARGB LGA1700

大型の360mmラジエーターとARGBファンの組み合わせにより、高負荷CPUを冷却しながら美しいライティングを楽しめます。
Thermalright Frozen Notte 360 WHITE ARGB 水冷CPUクーラー

360mmラジエーターとダブルファン構成で、CPUへの負荷が大きい場合でも冷却余力を保ち続ける頼れるモデルです。
MSI MAG CORELIQUID M240 簡易水冷CPUクーラー FN1949

二連ファンの240mmラジエーターで静音性と冷却性をバランス。ハイパフォーマンスCPUでも安定動作が期待できます。
NZXT Kraken 120 簡易水冷CPUクーラー 120mm RL-KR120-B1 FN1640

省スペースマシンにも適した120mmモデル。洗練されたデザインとポンプ性能が特徴で、コンパクトなのに冷却力を得られます。
CORSAIR H100 RGB 240mmラジエーター適用 簡易水冷 CPU クーラー

ハイレベルな静音性能とRGBライティングを融合。パワフルなファンが特長で、高性能CPUの熱をしっかり受け止めます。
Novonest 簡易水冷CPUクーラー 240mm水冷クーラー

低価格帯ながらARGBヘッドや静音設計に注力したハイコスパ製品。シンプルな構造で導入しやすい点も魅力です。
Fractal Design Celsius+ S28 Dynamic 簡易水冷CPUクーラー

280mmラジエーターで大きめCPUにも対応可能。ポンプとファン制御がスムーズに行えるのも特長の一つです。
EKWB EK-Nucleus AIO CR240 Dark

ラジエーター内部の液流設計にこだわり抜いた一体型モデル。限られたスペースでもしっかり冷却を目指すユーザー向けです。
使用時の注意点

ラジエーター取り付け時の確認
ケース上部や前面に装着する場合は、チューブの長さとスペースに注意してください。干渉を起こすと効果的な排熱ができなくなることがあります。事前計測を怠らないようにしましょう。
多くの場合は位置を変えても動作に支障はありませんが、エアの溜まり方に注意するとより安定した冷却になります。
ファン回転数の調整
BIOSや専用ソフトでファン回転数を変更することで、静音性と冷却性能のバランスが最適化できます。状況に合わせて回転数を抑えると、騒音を減らしながらCPU温度を許容範囲内で維持可能です。
最近のマザーボードは自動制御機能が充実しています。細かく調整したい場合は手動で設定して、自分好みに合わせるとよいでしょう。
定期的なメンテナンスの重要性
ラジエーターやファンにほこりが溜まると、冷却性能が落ちやすいです。空冷より複雑な構造のため、定期的に掃除しやすいようPC内部の配置を工夫することが長寿命化のカギとなります。
使用環境にもよりますが、少なくとも数カ月に一度はチェックしてほこりを除去するのがおすすめです。
まとめ
- 冷却性能の把握を最優先する
- ファンやポンプの音にも注目
- 対応ソケットとマウンタを確認
- PCケース内の寸法をしっかり測る
- メンテナンスしやすい配置にする
- ファン回転数の自動制御を活用
- 必要に応じてポンプ速度も調整
- 余裕あるラジエーターサイズが安心
上記のポイントを押さえておけば、簡易水冷cpuクーラーの性能をしっかり引き出せます。安全かつ快適に活用するためにも、定期的なメンテナンスや環境確認を習慣化してください。
冷却性能と静音性、そしてケースとの相性が大きな決め手です。自分の用途に合うモデルをよく吟味して選びましょう。