オーディオインターフェースのノイズ対策|原因別の解消法とおすすめ14選
オーディオインターフェースを繋いだら「ブーン」ってハム音が乗って焦った経験、ありませんか?原因はUSB電源やグラウンドループなど複合的なことが多いんです。この記事では原因の切り分け方から6つの対策、おすすめIF14選まで解説します。
- そのノイズ、本当にオーディオインターフェースが原因?3つの判断基準
- ノイズの原因別・6つの対策方法
- 【コスパ最強】おすすめオーディオインターフェース14選
- M-Audio USBオーディオインターフェース
- M-Audio USB オーディオインターフェース
- Focusrite Scarlett Solo 第4世代 USBオーディオインターフェース
- ZOOM ズーム AMS-22 オーディオインターフェース
- スタインバーグ Steinberg USB2.0 オーディオインターフェイス
- ヤマハ(YAMAHA) ライブストリーミングミキサー
- PreSonus Studio 24c オーディオ/MIDIインターフェース
- UNIVERSAL AUDIO VOLT 1 VOLTシリーズ
- BEHRINGER ベリンガー マイクプリアンプ搭載
- NATIVE INSTRUMENTS ネイティブインストゥルメンツ/KOMPLETE AUDIO 2
- ローランド ROLAND Rubix22 USB AUDIO INTERFACE
- TASCAM(タスカム) US-2X2HR 2Mic, 2IN/2OUT
- Arturia アートリア 音楽制作ソフト付属 デュアル・オーディオ
- RODE Microphones ロードマイクロフォンズ
- やりがちな失敗パターンと対策
- まとめ+次に読む記事
そのノイズ、本当にオーディオインターフェースが原因?3つの判断基準
ケーブルを替えても消えないならIF本体を疑う
- XLR/TRSのバランスケーブルに統一
- 3m以内の短いケーブルで試す
- 別のケーブルで再現するか確認
ノイズの原因切り分けで最初にやるべきは、ケーブルの交換。安いケーブルだとシールドが甘くて外来ノイズを拾いやすいんですよね。自分の場合、100均のケーブルから2000円のバランスケーブルに替えただけでノイズが半減した経験がある。それでもノイズが消えないなら、ケーブル以外に原因があるということです。
バランス伝送のXLR/TRSが圧倒的に有利です。コモンモード除去で外来ノイズを低減できます。片側がアンバランスならDIやバランサで規格を合わせると効果が安定します。
別のUSBポートで試して変わるか
- 背面ポートを優先的に使う
- USB2.0互換ポートが安定しやすい
- 他のUSB機器を全部外して試す
USBポートの位置によってノイズ量が変わることって、意外と多いんです。特にフロントパネルのUSBポートは延長ケーブルで引き回されてるので、ノイズを拾いやすい。背面の直結ポート、できればUSB2.0互換のポートに挿し替えてみてください。
セルフパワー(AC電源付き)のハブなら問題ないことが多いですが、バスパワーのハブだと電源ノイズが回り込みやすいです。できれば直結がベストですね。
別PCに繋いでも出るなら機材側の問題
- ノートPCで試すのが簡単
- バッテリー駆動ならグラウンドも分離
- 別環境でも再現=IF本体の問題
ケーブルもUSBポートも替えてダメなら、別のPCに繋いでみるのが確実な切り分け方法。ノートPCのバッテリー駆動で試すと、電源系のノイズとグラウンドループを同時に排除できるので特に有効なんです。別環境でもノイズが出るなら、オーディオインターフェース本体の問題。出ないなら、元のPC環境に原因があるとわかります。
USB-C対応のIFならスマホでも試せます。スマホはバッテリー駆動で独立電源なので、電源系ノイズの切り分けに有効ですよ。
ノイズの原因別・6つの対策方法
高品質なシールドケーブルを使用する
- 二重シールド採用
- 3m以内の長さ推奨
- 金メッキ端子推奨
ケーブルは最短かつ高遮蔽が基本です。二重または編組シールドのバランス(XLR/TRS)へ統一し、必要以上に長くしないことが重要。断線や接点酸化もノイズ源なので、定期的な交換と清掃で安定度を高めましょう。
バランス伝送のXLR/TRSが有利です。コモンモード除去で外来ノイズを低減できます。片側がアンバランスならDIやバランサで規格を合わせると効果が安定します。
グラウンドループを解消するアイソレーターを導入
PC・オーディオ・電源タップ間で接地が複数経路になるとハムが生じます。ライン用トランスのアイソレーターやUSBアイソレーターで信号や電源を分離し、1点接地に近づけると50/60Hz帯域と高調波のハムが大きく低減します。
まずはパッシブ型(トランス)が扱いやすいです。レベル損失の少ないモデルを選び、低域20Hzまでフラットな仕様を確認。電源由来ならUSBアイソレーター、ラインならDI/ラインアイソレーターが適切です。
USBポートや電源のノイズフィルターを活用する
- 高品質ハブ使用
- バスパワー回避推奨
- フェライト付ケーブル
USBは電源ノイズが回り込みやすい経路です。セルフパワーのハブやノイズフィルター、フェライトコア付きケーブルを用い、PCの混雑ポートを避けます。オーディオIFは単独ポートに挿し、可能ならACアダプタ給電で安定化しましょう。
安定性重視ならUSB2.0互換の単独ポートが無難です。帯域は十分で、干渉要素が少ないためドロップアウトを抑えやすいです。高速デバイスとは物理的にも離して接続しましょう。
PCや機材のアース(接地)を見直す
接地は「漏れ電流の逃げ道」と「ノイズの基準点」を整えます。アース端子付きタップやインターフェースの接地スクリューを使い、電源系は1点に集約。無資格での自作接地は避け、バランス配線と併用してハムの循環を断ちましょう。
ラックに導通がある前提なら効果はありますが、建物接地と連携しないと逆効果のことも。既設の接地端子を使い、ラックは同一点に「まとめて」落とすと安全で効果的です。
オーディオ設定でゲインやレベルを最適化する
入力段で十分なレベルを確保しつつ、ピークは-12〜-18dBFSに。ヘッドルームを残すとクリップや歪みを避けられます。マイク位置とポップガードで入力効率を高め、録音時の不要なプラグインはオフにしてクリーンに収録しましょう。
信号よりノイズが相対的に大きくなるからです。入力段で適正ゲインを確保すれば、後段での持ち上げ量が減りS/Nが向上します。マイク距離を詰めるのも有効です。
ノイズ除去プラグイン・ソフトで後処理する
スペクトル除去やダイナミックリダクションは強力ですが、やり過ぎるとアーティファクトが出ます。-6〜-12dBから段階的に適用し、ゲートやエキスパンダは呼吸や子音が消えない閾値に設定して、自然さを保つのがコツです。
DAW付属のゲート/エキスパンダや無料プラグインもあります。まずは付属で基礎を押さえ、必要に応じて学習型の有料版へ段階的に移行するとコスパ良好です。
【コスパ最強】おすすめオーディオインターフェース14選
| 商品名 | 入出力(目安) | 接続 | 用途の目安 |
|---|---|---|---|
| M-Audio USBオーディオインターフェース | 1Mic+1Inst / 2Out | USB | 宅録入門 |
| M-Audio USB オーディオインターフェース | 2In / 2Out | USB | 弾き語り入門 |
| Focusrite Scarlett Solo 第4世代 USBオーディオインターフェース | 1Mic+1Inst / 2Out | USB-C | 歌・ギター録音 |
| ZOOM ズーム AMS-22 オーディオインターフェース | 2In / 2Out | USB-C | 配信/DTM |
| スタインバーグ Steinberg USB2.0 オーディオインターフェイス | 1Mic+1Inst / 2Out | USB-C | 宅録/配信 |
| ヤマハ(YAMAHA) ライブストリーミングミキサー | 3ch / 2Out | USB-C | 配信特化 |
| PreSonus Studio 24c オーディオ/MIDIインターフェース | 2In / 2Out | USB-C | DTM入門 |
| UNIVERSAL AUDIO VOLT 1 VOLTシリーズ | 1Mic / 2Out | USB-C | 歌録り重視 |
| BEHRINGER ベリンガー マイクプリアンプ搭載 USBオーディオインターフェイス | 1Mic+1Inst / 2Out | USB | 低予算入門 |
| NATIVE INSTRUMENTS ネイティブインストゥルメンツ/KOMPLETE AUDIO 2 | 2In / 2Out | USB | DTM入門 |
| ローランド ROLAND Rubix22 USB AUDIO INTERFACE | 2In / 2Out | USB | 宅録/ライブ |
| TASCAM(タスカム) US-2X2HR 2Mic, 2IN/2OUT | 2In / 2Out | USB-C | 万能入門 |
| Arturia アートリア 音楽制作ソフト付属 デュアル・オーディオ | 2In / 2Out | USB-C | 宅録/制作 |
| RODE Microphones ロードマイクロフォンズ | 2Mic(TRRS) / HP | USB-C | スマホ配信 |
M-Audio USBオーディオインターフェース
低予算で宅録を始めたい人にぴったり。5千円以下で必要十分な機能が揃ってるので、まずはこれで試してみるのがおすすめなんです。
M-Audio USB オーディオインターフェース
弾き語りや2人配信の入門に最適。2入力でマイクと楽器を同時接続できて、この価格帯ではコスパが抜群ですよ。
Focusrite Scarlett Solo 第4世代 USBオーディオインターフェース
歌やギターの録音ならこれが鉄板。AIR機能で抜けの良い音が録れるし、低レイテンシで快適に作業できるんですよね。自分もメインで使ってます。
ZOOM ズーム AMS-22 オーディオインターフェース
配信とDTMを両立したい人にはこれ。ループバック搭載でBGMを流しながらの配信も簡単にできるんです。
スタインバーグ Steinberg USB2.0 オーディオインターフェイス
白いデスク環境に合わせたい人に。Cubase AIが付属するので、DTMを始めるのにも最適なエントリーモデルですよ。
ヤマハ(YAMAHA) ライブストリーミングミキサー
配信特化ならこれ一択。ミキサー機能とループバックが一体化してて、歌枠や雑談配信の操作性が抜群なんですよね。
PreSonus Studio 24c オーディオ/MIDIインターフェース
Studio One付属ですぐに制作を始められる。2in/2outで安定動作、DTM入門には十分すぎるスペックですよ。
UNIVERSAL AUDIO VOLT 1 VOLTシリーズ
ボーカルの質感を重視する人向け。ビンテージモードをONにすると、アナログっぽい温かみのある音が手軽に録れるんです。
BEHRINGER ベリンガー マイクプリアンプ搭載
とにかく予算を抑えたい人の味方。練習用や予備機としても重宝する、必要十分な入門モデルです。
NATIVE INSTRUMENTS ネイティブインストゥルメンツ/KOMPLETE AUDIO 2
DTM入門でソフト連携を重視するならこれ。KOMPLETE STARTが付属するので、音源も最初から使えますよ。
ローランド ROLAND Rubix22 USB AUDIO INTERFACE
ライブと宅録を1台でこなしたい人向け。Rolandらしい堅牢な筐体と安定したドライバで、長く使えるモデルです。
TASCAM(タスカム) US-2X2HR 2Mic, 2IN/2OUT
万能入門機として評判が高い。2マイク入力+192kHz対応で、歌からアコギまで幅広く使えますよ。
Arturia アートリア 音楽制作ソフト付属 デュアル・オーディオ
コンパクトなデスクに置きやすいサイズ感。Arturia製のシンセやエフェクトが付属するので、制作をすぐ始められるのが魅力ですね。
RODE Microphones ロードマイクロフォンズ
スマホ収録や外ロケ向けの超小型IF。2マイク入力対応でモバイル配信やインタビュー収録に最適ですよ。
やりがちな失敗パターンと対策
ゲインを上げすぎてホワイトノイズまみれ
- ピーク-12〜-18dBFSが目安
- マイク距離を詰めて入力を稼ぐ
- 後段で上げるのは最終手段
これ、初心者がやりがちなミスNo.1なんです。「音が小さいからゲインを上げよう」→ノイズも一緒に持ち上がってサーッてホワイトノイズまみれに。正解は、まずマイクとの距離を詰めて入力を稼ぐこと。ピークが-12〜-18dBFSに収まるようにゲインを調整すれば、S/N比が良い状態で録れますよ。
適正ゲインなら問題ありません。ただし入力が小さすぎるとノイズも同時に持ち上がります。マイク位置やプリのゲインを見直し、十分なS/Nを確保してからコンプやリミッタで整えましょう。
電源タップの共有でハム音が乗る
- PCとIFは別タップが理想
- 冷蔵庫・電子レンジと同居は厳禁
- アース端子付きタップ推奨
自分もこれでハマったんですよね。PCとモニタースピーカーとオーディオIFを全部同じ電源タップに挿してたら、ブーンってハム音が消えなかった。PCを別のタップに分けたら嘘みたいに消えたんです。大電流機器と同居すると突入電流やスイッチングノイズが回り込むので、最低でもPCとオーディオ系は別タップにしましょう。
ノイズ源(冷蔵庫、電子レンジ、充電器)と同居は避けるのが安全です。別タップ・別回路に分離し、延長は必要最小限に。ケーブルは束ねず、電源とオーディオ信号を交差させないようにしましょう。
ドライバ更新を怠って音飛び・ドロップアウト
- OS更新後は互換性をチェック
- 旧バージョンも残しておく
- 省電力設定のOFFも忘れずに
Windows UpdateやmacOSのメジャーアップデートの後に「あれ、音が飛ぶ…」ってなるパターン。ドライバの互換性が崩れてることが多いので、OS更新後はメーカーサイトで最新ドライバを確認する習慣をつけましょう。あと、USBの省電力設定を無効にするのも地味に大事なポイントですよ。
まずは旧バージョンへ戻せるようバックアップを確保。公式の既知問題や推奨設定を確認し、OS側の省電力や独自ドライバを無効化。安定版が出るまで更新を見送る判断も有効です。
▶ あわせて読みたい: ギター録音用オーディオIFおすすめ14選
まとめ+次に読む記事
- 原因切り分けはケーブル→USB→別PCの順で
- バランス配線と短い高品質ケーブルが基本
- グラウンドループはアイソレーターで絶縁
- USBは単独ポート+セルフパワーで安定
- 入力ピークは-12〜-18dBFSでヘッドルーム確保
- 後処理は-6〜-12dBの控えめ設定から
- 家電と電源分離、延長と束ねすぎは避ける
- ドライバ/FWは最新を維持、更新前後の検証を徹底
ノイズは複合要因で発生することが多いから、一つの対策で解決しないこともあるんですよね。でも、この記事で紹介した順番で一つずつ潰していけば、必ず原因に辿り着けます。焦らず、安全に配慮しながらノイズのないクリーンな環境を目指しましょう。
▶ 次に読む記事: 高音質IFおすすめ12選


