AIO(All-In-One)簡易水冷クーラー市場には、さまざまなブランドが存在します。
それぞれが独自の強みや特徴を持ち、選ぶブランドによって冷却性能や静音性、使い勝手、外観デザイン、ソフトウェア体験が大きく異なります‼︎
本記事では、特に人気のあるCorsair、NZXT、ASUS ROG、EK、Cooler Masterの5ブランドに注目し、特徴や強み・弱みを比較。初心者にもわかりやすい形で、ブランド選びのポイントを丁寧に解説します‼︎
また、読者の疑問に答えるQ&Aコーナー、メンテナンスやトラブル対策の視点など、公式サイトにはない実用的な情報も盛り込みました。ぜひ最後までご覧ください。

- 1. ブランド別AIOクーラーの特徴
- Corsair:iCUEソフトとRGBを武器に幅広い製品展開
- NZXT:洗練されたデザイン&CAMソフト対応
- ASUS ROG:LCD搭載モデルで独特のビジュアル演出
- EK:水冷専門ブランドならではの高品質設計
- Cooler Master:コスパと扱いやすさ重視
- 2. 各ブランドの強み・弱みを比較
- 3. 用途・ユーザー別ブランド選びガイド
- 4. ブランドごとのおすすめモデル20選
- 5. メンテナンス&トラブル対策
- 6. Q&Aコーナー:ブランド選びに関するよくある質問
- 7. 関連記事
- 8. まとめ
1. ブランド別AIOクーラーの特徴

AIOクーラー選びの参考に、主要ブランドの特
ブランド | 特徴 | 強み | 弱み |
---|---|---|---|
Corsair | iCUEソフトとRGBを武器に幅広い製品展開 | 「iCUE」で一括管理可能なソフトウェア対応。価格帯やサイズが多彩。 | 一部ハイエンドモデルは価格が高め。 |
NZXT | 洗練されたデザインとCAMソフト対応 | シンプルでスタイリッシュな外観。扱いやすいソフトウェア。 | 高機能モデルは価格が上昇。 |
ASUS ROG | LCD搭載で独特のビジュアル演出 | 温度表示やアニメーション可能なLCDを搭載。ゲーマー向けデザイン。 | 価格が高め。 |
EK | 水冷専門ブランドならではの高品質設計 | シンプルながら堅実な冷却性能。信頼性重視の設計。 | 装飾性に欠ける。 |
Cooler Master | コスパと扱いやすさ重視 | 手頃な価格と扱いやすさで初心者向け。実用性重視。 | ハイエンド向けの製品が少ない。 |
徴を一覧表にまとめました。自分の用途に合った製品を見つけましょう。
Corsair:iCUEソフトとRGBを武器に幅広い製品展開
- 自社開発ソフト「iCUE」でファン速度、RGB、ポンプ制御が一括管理
- 幅広い価格帯とサイズ展開があり、初心者から上級者まで使いやすい
NZXT:洗練されたデザイン&CAMソフト対応
- シンプルな外観と洗練されたUIのCAMソフトが魅力
- 最小限の装飾でスマートにPC内部をまとめたいユーザーに人気
ASUS ROG:LCD搭載モデルで独特のビジュアル演出
- ROG RyujinシリーズはLCD搭載で温度表示やアニメーション表示可能
- ゲーミングブランドとして、光るPCが好きなユーザーに最適
EK:水冷専門ブランドならではの高品質設計
- 水冷パーツ専門メーカーの経験を生かしたシンプルかつ堅実な性能
- 過度な装飾より、純粋な冷却性能や品質を求めるユーザー向け
Cooler Master:コスパと扱いやすさ重視
- 比較的手頃な価格帯で、初めてのAIO導入者でも扱いやすい
- 派手さより実用性を重視するユーザーに向く
2. 各ブランドの強み・弱みを比較

主要ブランドのAIOクーラーの強みと弱みを比較しました。自分のニーズに合った製品選びの参考にしてください。

ブランド | 強み | 弱み |
---|---|---|
Corsair | iCUEソフトによる一括管理、高品質なRGBライティング、幅広い製品ラインナップ。 | 一部モデルで価格が高め。 |
NZXT | 洗練されたデザイン、使いやすいCAMソフト、シンプルな外観。 | 高機能モデルは価格が上昇。 |
ASUS ROG | LCD搭載モデルによる独自のビジュアル演出、ゲーミングブランドの信頼性。 | 価格が高め。 |
EK | 水冷専門ブランドの高品質設計、純粋な冷却性能の追求。 | 装飾性に欠ける。 |
Cooler Master | コストパフォーマンスの高さ、扱いやすさ、実用性重視の設計。 | ハイエンド向けの製品が少ない。 |
冷却性能
静音性・ファン品質
- EKやNZXTは静音ファンに定評
- Corsairは専用ファンラインナップ豊富
- ASUS ROGモデルもファン品質は良いが価格が高め
ソフトウェア対応・UIの使いやすさ
- Corsair(iCUE)、NZXT(CAM)は直感的な操作が好評
- ASUSはArmoury Crate、EKはシンプルな設定が多く、人によって好みが分かれる
RGB・LCD機能の豊富さ
- ASUS ROGはLCD演出が強み
- CorsairはRGB制御が非常に細かく、PC全体の統合ライティングに便利
- NZXTはシンプルながらスタイリッシュなRGB表現可能
価格帯・サポート体制
- Cooler Masterはコスパ良し
- Corsair、NZXTは安定したサポートと比較的幅広い価格帯
- ASUS ROG、EKはハイエンドモデルが多く価格はやや高めだが品質・サポートは充実
3. 用途・ユーザー別ブランド選びガイド
初心者向け:扱いやすさとサポート重視
- CorsairやCooler Masterが無難
- iCUEやシンプルな設計で迷いにくい
ゲーマー向け:RGB・LCDで映えるモデル選び
- ASUS ROGでLCD搭載モデル、CorsairでRGB豊富なモデルを狙う
- 見た目やカスタマイズ性を重視する人に最適
オーバークロッカー・クリエイター向け:冷却性能最優先
- EKやCorsairのハイエンドモデルが強力
- 高負荷作業でもCPU温度を安定的に抑制
静音PCユーザー向け:低ノイズファンと制御ソフトで微調整
- NZXT、EKが比較的静音性に優れ、CAMや簡易設定が可能
- Corsairもファンを低回転モードに調整しやすい
4. ブランドごとのおすすめモデル20選

主要ブランドのおすすめAIOクーラーモデルを一覧にまとめました。各製品の特徴を比較し、最適な選択の参考にしてください。
ブランド | モデル名 | 特徴 |
---|---|---|
Corsair | iCUE H150i ELITE CAPELLIX XT | 高性能冷却とRGBライティングを備えた360mmラジエーター。 |
Corsair | iCUE H100i ELITE LCD | カスタマイズ可能なLCDディスプレイを搭載した240mmモデル。 |
Corsair | H60x RGB ELITE | コンパクトな120mmモデル。簡単な設置と良好な冷却性能。 |
Corsair | iCUE H170i ELITE CAPELLIX | 大型420mmラジエーターを搭載したハイエンドモデル。 |
NZXT | Kraken X73 | 洗練されたデザインと冷却性能を備えた360mmモデル。 |
NZXT | Kraken Z63 | LCDディスプレイ搭載の280mmモデル。温度表示が可能。 |
NZXT | Kraken 120 | コンパクトな120mmモデルで、簡単設置向け。 |
NZXT | Kraken X42 | 優れた静音性と冷却性能を両立した140mmモデル。 |
ASUS ROG | ROG Ryujin II 360 | 大型LCDディスプレイ搭載のハイエンドモデル。 |
ASUS ROG | ROG Ryuo 240 | 240mmラジエーターを搭載したコンパクトモデル。 |
ASUS ROG | ROG Strix LC 120 RGB | 120mmサイズでRGBライティング対応の手頃なモデル。 |
ASUS ROG | ROG Strix LC II 360 ARGB | 360mmラジエーター搭載のRGBライティングモデル。 |
表を参考にして、自分の用途や好みに合ったAIOクーラーを見つけてください。高性能モデルからコンパクトなエントリーモデルまで揃っています!
5. メンテナンス&トラブル対策

ブランド別に異なる保証期間とサポート窓口
ポンプ異音・水漏れ対応は?
- フォーラムやSNSで同じモデルの不具合報告をチェック
- メーカーサポートが迅速なブランドを選ぶとトラブル時に心強い
ファームウェア・ソフトウェア更新チェックで長期安定稼働
- 定期的にメーカー公式サイトで最新ファームウェアやソフト更新情報を確認
- 不具合修正や機能改善が期待できる
6. Q&Aコーナー:ブランド選びに関するよくある質問
Q:どのブランドが一番無難ですか?
A:初心者ならCorsairやCooler Master、シンプルな設計と手厚いサポートが得られます。
Q:RGBやLCDはパフォーマンスに影響する?
A:直接的な冷却性能には影響しませんが、価格・消費電力は増える可能性があります。必要性と予算に合わせて選びましょう。
Q:ソフトウェアが苦手な人はどのブランドが良い?
A:NZXTのCAMやCorsairのiCUEは比較的わかりやすいですが、そもそも設定が少ないEKのシンプルなモデルも検討すると良いです。
Q:保証期間が長いブランドはどれ?
A:Corsair、NZXT、ASUS ROGなどは比較的手厚い保証サポートがある傾向。購入前に公式情報で確認しましょう。
7. 関連記事
- 【サイズ・機能別比較記事(360mm vs 420mm編)】
- 【トラブル対策記事】ポンプ異音や冷却不足解消ガイド
- 【総合選び方ガイド(ハイエンドAIO編)】
8. まとめ

ブランド選びはAIO簡易水冷クーラー導入の成否を左右する大切なポイントです。
Corsair、NZXT、ASUS ROG、EK、Cooler Masterなど、それぞれに強み・弱みや特徴的な機能があり、自分の用途・予算・好みに合ったブランドを選ぶことで、より満足度の高いPC環境を構築できます。
本記事を参考に、ぜひあなたに最適なAIOクーラーを見つけてください。