AM5対応の簡易水冷おすすめ12選|ブラケット互換と冷却性能で後悔しない選び方
「AM5に乗り換えたら今まで使っていた簡易水冷が取り付けられなかった」——Ryzen 7000・9000シリーズへのアップグレードで最もよく聞くトラブルです。
AM5はAM4とソケット形状が異なるため、AM4専用マウントキットしか付属していない古い簡易水冷は物理的に取り付けできないのです。
この記事ではAM5対応が確実な簡易水冷12選と、後悔しない選び方をまとめました。
- AM5でクーラー選びが変わった3つの理由
- AM5対応 簡易水冷を選ぶ4つのポイント
- あなたに合うAM5水冷を診断
- AM5対応 簡易水冷おすすめ12選
- 1位. Thermalright Frozen Prism 360 Black(コスパ最強)
- 2位. be quiet! Pure Loop 2 FX 360mm(静音特化)
- 3位. ASUS PRIME LC 360 ARGB(国内正規・コスパ)
- 4位. ARCTIC Liquid Freezer III Pro 360 A-RGB(VRMファン付き)
- 5位. Cooler Master MasterLiquid 360L Core ARGB(グリス同梱)
- 6位. MSI MAG CORELIQUID E360(270度回転ロゴ)
- 7位. Fractal Design Lumen S36 v2 RGB(5年保証)
- 8位. CORSAIR iCUE H150i RGB ELITE 360mm White(白モデル)
- 9位. CORSAIR iCUE LINK H150i LCD 360mm(LCDディスプレイ搭載)
- 10位. ASUS ROG RYUJIN III 360 ARGB(フラッグシップ)
- 11位. NZXT Kraken Elite 360 RGB v2(NZXTデザイン重視)
- 12位. ARCTIC Liquid Freezer III 240(スペース制限あり向け)
- 取り付け時によくあるトラブルと対策
- まとめ
AM5でクーラー選びが変わった3つの理由
AM5のソケットサイズがAM4より大きい
AM5(LGA1718)はAM4(PGA906)よりコンタクトエリアが大きく、AM4専用マウントキットでは固定穴のピッチが合わず取り付け不可。2022年後半以降のモデルには多くのメーカーがAM5マウントキットを追加しています。
2021年以前に購入した簡易水冷クーラーはAM5非対応の可能性が高いため、購入前に公式スペックを必ず確認しましょう。
Ryzen 9000・7000系の発熱に対応できる冷却力が必要
Ryzen 9 9900X(PPT 170W)やRyzen 9 7950X(PPT 230W)は発熱が非常に大きいです。240mm以下のAIOではTDP制限がかかって本来の性能を引き出せない場合があるため、ハイエンドCPUには360mm以上が推奨されます。
LGA1851(Intel Core Ultra 200)も同じ問題を持つ
IntelのLGA1851も旧LGA1700からマウント互換性が異なる場合があります。LGA1851向けアダプターが同梱されているか確認することが重要。この記事で紹介する製品はLGA1851対応も確認済みです。
AM5対応 簡易水冷を選ぶ4つのポイント
①「AM5マウントキット付属」かどうか確認する
製品仕様欄に「AM5マウントキット付属」の記載があるものを選ぶ。「対応ソケット: AM4, AM5」と両方書いてあっても、キットが付属か別売かを必ず確認しましょう。
②ラジエーターサイズはケースのスペックに合わせる
240mm・280mm・360mm・420mmのうち、お使いのケースが対応しているサイズを確認します。360mm水冷の干渉チェック記事も参考にしてください。
③ポンプの静音性とPWM制御対応を確認する
AIOのポンプは常時稼働します。PWM制御対応かどうかで騒音を抑えられるかどうかが変わる。ARCTICやbe quiet!はポンプ騒音が少ないブランドとして定評があります。
④保証期間と国内正規代理店を確認する
水冷製品は万が一の水漏れリスクがあるため保証期間が長い製品を選びましょう。Fractal Designは5年保証、ARCTICは6年保証と業界トップクラス。
あなたに合うAM5水冷を診断
AM5対応 簡易水冷おすすめ12選
| 商品名 | サイズ | 価格 | おすすめ対象 |
|---|---|---|---|
| Thermalright Frozen Prism 360 Black | 360mm | ¥7,499 | コスパ最優先 |
| be quiet! Pure Loop 2 FX 360mm | 360mm | ¥12,093 | 静音重視 |
| ASUS PRIME LC 360 ARGB | 360mm | ¥11,964 | 国内正規・コスパ |
| ARCTIC Liquid Freezer III Pro 360 A-RGB | 360mm | ¥18,800 | VRMファン付き |
| Cooler Master MasterLiquid 360L Core ARGB | 360mm | ¥17,058 | CryoFuzeグリス同梱 |
| MSI MAG CORELIQUID E360 | 360mm | ¥20,182 | ロゴ回転・MSIユーザー |
| Fractal Design Lumen S36 v2 RGB | 360mm | ¥20,127 | 5年保証・長期使用 |
| CORSAIR iCUE H150i RGB ELITE 360mm White | 360mm | ¥26,487 | 白ケース向け |
| CORSAIR iCUE LINK H150i LCD 360mm | 360mm | ¥26,800 | LCDディスプレイ搭載 |
| ASUS ROG RYUJIN III 360 ARGB | 360mm | ¥49,891 | フラッグシップ |
| NZXT Kraken Elite 360 RGB v2 | 360mm | ¥43,333 | NZXTデザイン重視 |
| ARCTIC Liquid Freezer III 240 | 240mm | ¥15,000 | スペース制限あり |
1位. Thermalright Frozen Prism 360 Black(コスパ最強)
AM5/AM4/LGA1700対応で実売¥7,499という驚異のコスパ。3000rpm高効率ポンプとTL-E12 V2 PWMファン×3を搭載し、冷却性能も十分です。
2位. be quiet! Pure Loop 2 FX 360mm(静音特化)
Light Wings PWMファン×3搭載の静音特化AIO。ポンプ音が非常に小さく、深夜の静音環境でも気にならないレベル。AM5対応マウントキット付属。
3位. ASUS PRIME LC 360 ARGB(国内正規・コスパ)
国内正規代理店品で保証が安心なARGB対応AIO。実売¥11,964という低価格ながらASUSのAura Sync対応で、ARGBファンとの統合制御が可能。
4位. ARCTIC Liquid Freezer III Pro 360 A-RGB(VRMファン付き)
ポンプヘッドにVRM冷却用の小型ファンを内蔵する独自設計のAIO。38mm厚ラジエーターと6年保証が組み合わさった、ヘビーユーザー向けの最強選択肢。
5位. Cooler Master MasterLiquid 360L Core ARGB(グリス同梱)
業界最高クラスの熱伝導率14W/mKを誇るCryoFuze 5グリスが同梱されたAIO。グリスを別途購入しなくてよく、取り付け直後から最高の冷却性能を発揮できる。
6位. MSI MAG CORELIQUID E360(270度回転ロゴ)
ポンプヘッドのMSIロゴが270度回転して視認性を確保できる独自設計。MSIマザーボードとのARGB同期が1クリックで完了するMSIユーザーに最適な一択。
7位. Fractal Design Lumen S36 v2 RGB(5年保証)
業界最高クラスの5年保証を誇るFractal DesignのAIO。Aspect 12 PWM RGBファン×3を搭載し、長期間安心して使い続けたい方に最適。
8位. CORSAIR iCUE H150i RGB ELITE 360mm White(白モデル)
白ケースのビルドに最適なCORSAIRのホワイトカラーAIO。AF120 RGB ELITEファン×3とiCUE Commander COREが付属し、白テーマを維持しながら高冷却を実現。
9位. CORSAIR iCUE LINK H150i LCD 360mm(LCDディスプレイ搭載)
2.1インチIPS LCDスクリーンでCPU温度やロゴをリアルタイム表示できるAIO。iCUE LINKシステムでケーブルを大幅に削減でき、配線をすっきりさせたい方に最適。
10位. ASUS ROG RYUJIN III 360 ARGB(フラッグシップ)
3.5インチLCDカラーディスプレイとAsetek第8世代ポンプを搭載したASUS ROGの最上位モデル。ROGエコシステムとの完全統合を求めるROGユーザーへのベストアンサー。
11位. NZXT Kraken Elite 360 RGB v2(NZXTデザイン重視)
2.72インチIPS LCDディスプレイとNZXTタービンポンプを搭載したKrakenの最新世代。NZXTケースとの相性が抜群で、CAMソフトウェアで一元管理できる。
12位. ARCTIC Liquid Freezer III 240(スペース制限あり向け)
360mmが入らないケースで選ぶARCTICの240mmモデル。38mm厚の高性能ラジエーターで240mmサイズながら360mmクラスに近い冷却性能を発揮する。
取り付け時によくあるトラブルと対策
AM5マウントが付属していない・ピッチが合わない
2022年以前の旧モデルにはAM5マウントキットが付属していない場合がある。メーカーが無償でアダプターを提供しているケースもあるため、購入前に公式サポートページを確認しましょう。
取り付け後にCPU_FAN ERRORが出る
FAN ERRORの解決ガイドで詳しく解説していますが、ポンプケーブルをAIO_PUMPヘッダーに、ラジエーターファンをCHA_FANまたはCPU_FAN_OPTに接続するのが正しい配線です。CPU_FANヘッダーにポンプを繋ぐと回転数が低いと誤認されてエラーが出る。
取り付け後も温度が高いまま
グリスの塗り量が多すぎ・少なすぎる可能性があります。コメ粒1〜2粒分のグリスをCPUの中央に置いてマウントを締めれば、圧力で自然に広がる。塗りすぎは周囲へのはみ出しにつながります。
多くのメーカーがAM5変換マウントキットを公式サポートページで無償提供しています。メーカーのサポートページで型番を検索し、アダプターの有無を確認してください。古い製品は非対応の場合もあるため、その場合はこの記事で紹介した新しいAM5対応モデルへの買い替えを検討しましょう。
まとめ
AM5対応の簡易水冷はマウントキット付属かどうか・ラジエーターサイズ・保証期間の3点を確認するだけで失敗を防げる。
コスパ重視ならThermalright Frozen Prism 360(¥7,499)、静音重視ならbe quiet! Pure Loop 2 FX(¥12,093)が2026年のベストチョイスです。
- コスパ最強 → Thermalright Frozen Prism 360(¥7,499)
- 静音重視 → be quiet! Pure Loop 2 FX 360mm(¥12,093)
- バランス型 → ARCTIC Liquid Freezer III Pro 360(¥18,800)
- 240mm必要 → ARCTIC Liquid Freezer III 240(¥15,000)
取り付けが完了したら360mm簡易水冷のおすすめ記事や簡易水冷の選び方も参考に、次のアップグレードを検討してみてください。


