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大型ラジエーターでCPUを徹底冷却!【420mm簡易水冷】おすすめ20選と失敗しない選び方

420mmクラスの簡易水冷は、大型ラジエーターによる余裕ある冷却性能が最大の魅力です。高い発熱をしっかり抑えつつ、静音や見た目もこだわりたい方にぴったり。詳しい選び方や注目モデルについては、ぜひ記事本編を参考にしてください。

この記事を読んでわかること

失敗しない420mm簡易水冷の選び方

ラジエーターサイズを活かすポイント

初心者
初心者
420mmだと何℃くらい下げられますか?
構成によりますが5〜10℃前後の温度低減が期待できます。ケースと冷却環境の最適化でさらに効果を狙えますよ。

420mmクラスのラジエーターはケースサイズとの相性が重要です。メモリやVRMヒートシンクなどと干渉しないかを入念にチェックし、ファン回転数を制御して冷却性能騒音対策を両立させましょう。

ケース天板か前面のどちらが良い?

天板なら熱気を効率よく排出でき、前面なら強力な吸気が可能です。スペースや干渉状況に合わせて判断してください。

ファンやポンプの耐久性

初心者
初心者
ポンプ寿命は何年くらい使えますか?
製品によりますが約2~3年が目安です。定期的な清掃や温度管理で寿命を延ばし、安定稼働を維持できます。

大口径ファンを搭載した420mmモデルは高負荷時でも静かに動作しやすい一方、ポンプやファンを長時間稼働させる場合は耐久性能が欠かせません。MTTFや保証期間を確認し、メンテナンスもしっかり行うと寿命を延ばせます。

ポンプの寿命はどれくらい?

製品により異なるものの、2~3年を目安にチェックすると安心です。MTTFが長いモデルほど安心感があります。

設置方向とレイアウトを工夫する

初心者
初心者
天板か前面、どちらが冷却効果は高いですか?
天板は排気効率、前面は吸気性能がメリットです。マザーボードとの干渉状況や内部レイアウトで最適な方を選びましょう。

420mmモデルは天板設置で上部排気にするか、前面に固定して強力な吸気にするかがポイント。チューブの取り回しやポンプの向きも製品ごとに違うため、ホースの長さやコネクタ配置をよく確認してください。

上下反転の取り付けは問題ない?

メーカーの推奨外となる場合が多いです。原則として指定の向きに装着しましょう。

メンテナンスの頻度

初心者
初心者
掃除はどれくらいのペースですればいいですか?
月1回程度を目安にホコリや汚れを取り除くと、冷却性能の低下を防ぎやすくなりますよ。

簡易水冷は交換不要の密閉式が多いですが、定期的なホコリ除去は欠かせません。ラジエーターやファン周りの汚れを取り除き、ポンプから異音がしないか確認することで安定性を高められます。

ファン清掃はどのくらいの頻度?

月1度の簡単なホコリ取りでOKです。高負荷環境なら頻度を上げて温度上昇を防ぎましょう。

保証内容やサポートの有無

初心者
初心者
万が一の水漏れが起きたらどうすれば?
稀ですが水漏れ発生時は保証やメーカーサポートを活用しましょう。購入前にサポート体制を要確認です。

420mmの簡易水冷は比較的高価なので、万が一のトラブルに対応できるサポート体制を確認しておきましょう。メーカーや代理店が日本語サポートを行っているか、どの程度の保証期間があるかをチェックすると安心です。

長期保証って必要?

高負荷運用で故障リスクも高まるため、2~5年程度の保証があるモデルを選ぶと安心できます。

予算と拡張性

初心者
初心者
将来CPUを高性能に変える予定があります。420mmは無駄になりませんか?
オーバースペックになる場合もありますが発熱の大きいCPUへ切り替え時も余裕を持って対応できるので安心ですよ。

420mmモデルは他のサイズに比べると選択肢がやや少なく、価格帯も上がる傾向です。しかし、将来さらに発熱の大きいCPUへアップグレードする可能性を考えるなら、余裕のあるラジエーターサイズで投資するのも一案です。

普通の使い方だとオーバースペック?

高負荷でない用途ならオーバースペックな場合も。ただし余裕ある冷却性能は、静音化や将来の構成変更に役立ちます。


ARGBで魅せたい!華やか系420mm簡易水冷

華やかなライティングや派手な発光を楽しめるARGBモデルです。見た目を重視しながらもしっかり冷やしたい方に最適です。

Thermaltake TH420 V2 Ultra EX ARGB Sync Snow Edition オールインワン 420mm

ホワイトのラジエーターとARGBファンが特徴で、ケース内を鮮やかに演出。ポンプ性能も高く、高負荷の冷却を支えます。

CORSAIR iCUE LINK H170i RGB 420mm

Corsair
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iCUEソフト連携でファンやポンプのLEDを自由にカスタマイズ。大容量ラジエーターでCPUを安定冷却します。

ASUS CPUクーラー 420mm オールインワン AIO 水冷 ProArt LC 420

ASUS独自のARGB制御で美しい光を実現。高い静音性と強力な放熱力で作業負荷の大きいPCも安定稼働します。

Silverstone CPUクーラー SST-IM420-ARGB 420mm

Silver Stone
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アドレッサブルRGBファンを搭載し、光の表現力が高いのが魅力。しっかりとしたポンプ設計で長寿命にも配慮しています。

Thermaltake TOUGHLIQUID Ultra 420 RGB 簡易水冷CPUクーラー

Thermaltake
¥34,591 (2025/02/10 11:04時点 | Amazon調べ)

大型液晶ディスプレイを搭載し、独自のARGBファンによる鮮やかな発光が楽しめます。高性能ポンプで強力に冷却。

CORSAIR iCUE LINK TITAN 360

Corsair
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IPSスクリーンに対応し、iCUEによるカスタムライティングを満喫できるモデル。クールな光と高い静音性が魅力です。

GEOMETRIC FUTURE 420mm

ジオメトリックフューチャー(Geometric Future)
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柔軟な設計によりARGB同期が可能。ラジエーターの性能を活かし、見た目にもこだわりたいユーザー向けです。

ARCTIC Liquid Freezer III 420 A-RGB

ARCTIC
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ARGB対応ファンでライティングをカスタム可能。強力なポンプと大型ラジエーターで発熱をしっかり抑えます。

Alphacool Core Ocean T38 AIO 420mm オールインワン水冷システム

優れた水路設計とARGBファンが融合。ホワイトやブラックのPCにも違和感なく組み込めます。

Thermaltake TH420 ARGB Sync

Thermaltake
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手頃な価格ながらARGB照明と420mmラジエーターを両立。大容量PCケースを活かして運用できます。


高耐久&高冷却力!パフォーマンス特化の420mm簡易水冷

連続した高負荷やオーバークロックを視野に入れるなら、高耐久重視のモデルがおすすめ。CPU温度がシビアになりがちな環境でも頼れます。

Thermaltake Pacific DIY液体冷却システムRL420

Thermaltake
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DIY水冷で有名なラジエーター。高圧力のファンとの相性も良く、冷却効果を最大限に引き出せます。

ARCTIC Liquid Freezer III 420

ARCTIC
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分厚いラジエーターと静音性を両立したポンプが特長。動画エンコードや長時間ゲーミングにも対応しやすい設計です。

ARCTIC Liquid Freezer III 420

ARCTIC
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従来型をさらに改良し、マルチコアCPUの発熱に強いモデル。余裕あるファン回転数で騒音も抑えやすいです。

acool Eisbaer Pro Aurora 420 CPU AIO CPUクーラー[11774]

銅製ラジエーターで冷却効率を徹底追求。本格水冷に近い構造をAIOで手軽に導入できるのが魅力です。

GAMDIAS CHIONE E4 420mm

GAMDIAS
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独自ポンプとファン設計で冷却液循環を最適化。隠しケーブルデザインによりケース内部も美しく仕上がります。

CORSAIR H170i ELT CAP XT 水冷式CPU クーラー

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超大型ラジエーターを備え、高TDPのCPUも安定して冷却。ポンプノイズを抑えつつ冷却性を極めたい人向けです。

Thermaltake TH420

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ARGB機能を搭載したハイパフォーマンス仕様。大口径ファンによる強力な風量で、オーバークロックにも対応します。

Thermaltake TH420 V2 Ultra EX ARGB

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高耐久ポンプと大型フィンでCPUを徹底冷却。RGBライティングを含めた見た目の魅力も兼ね備えています。

acool Eisbaer Pro Aurora 420 CPU AIO CPUクーラー[11774]

独自の拡張性を備え、本格水冷に近い柔軟性が強み。ハイエンドCPUをしっかりカバーしたい方に最適です。

CORSAIR iCUE LINK H170i RGB 420mm (別版)

Corsair
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高容量ラジエーターとiCUE制御でCPUをしっかり冷却。ハイパフォーマンスを目指したビルドにぴったりです。


420mm簡易水冷使用時の注意点

取り付け前のスペース確認

  • 大きなラジエーター長
  • 周辺パーツとの干渉
  • 天板or前面の選択

420mmのラジエーターは実寸で460mm近くになることも多く、天板やメモリヒートシンクとの干渉が起きやすいです。事前にケースメーカーの推奨を調べ、確実に収まるかを確認しましょう。

前面に取り付けるメリットは?

空気を直接ファンから吸入するため、放熱効率が向上する場合があります。

ファン回転数の制御

大口径ファンをフル回転させると強力な冷却効果が得られる反面、騒音も増加します。BIOSやソフトウェアでファンカーブを設定し、温度上昇時にだけ回転数を上げるよう制御すれば静音性と冷却力を両立しやすいです。

目安の回転数はどれくらい?

通常は1,000rpm前後で十分です。高負荷時のみ1,500rpm以上に上げると良いでしょう。

冷却液の劣化とメンテナンス

  • 密閉式で液交換不要
  • ファンブレードの清掃
  • ポンプ異音の早期発見

簡易水冷は基本的に密閉型のため、クーラント交換は不要です。ただし、ラジエーターやファンにホコリが蓄積すると、冷却性能が著しく低下します。毎月一度を目安にホコリを払い、異音があればサポートに問い合わせましょう。

液漏れのリスクは心配?

発生する確率は低いもののゼロではありません。保証期間内に症状が出た場合はメーカーへ連絡を。

記事のまとめを箇条書きで

  • 420mmはスペース確認が最重要
  • 大口径ファンで冷却と静音を両立
  • ARGBモデルで華やかな見た目に
  • ポンプ寿命と保証は要チェック
  • メンテナンスでホコリ対策を徹底
  • 高負荷用途やオーバークロック向き
  • ケースサイズに余裕があれば強力
  • 将来の構成変更にも対応しやすい

420mm簡易水冷は、エンスージアスト向けの冷却性能を求める場合にぴったりの選択肢です。サイズや取り付け時の干渉対策をしっかり行えば、高発熱CPUを余裕で冷やしつつ、RGBやARGBでPC内部を華やかに彩ることができます。ぜひ自身のケースや目的に合わせて、最適な一台を検討してみてください。

420mmを選ぶメリットの要約は?

強力な放熱能力と静音化に役立ち、今後さらに高性能パーツを導入する際も安定した冷却が期待できます。