簡易水冷240mmモデルは、ファンが2基搭載されることで冷却力と静音性を両立しやすい点が魅力です。高性能CPUを安定動作させるなら欠かせない選択肢といえます。本記事では、簡易水冷240mmの選び方やおすすめカテゴリーを詳しく解説していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
- 失敗しない簡易水冷240mmの選び方
- おすすめ簡易水冷240mmのARGBモデル
- Cooler Master MasterLiquid 240L Core ARGB LGA1700 / AM5対応
- MSI MAG Core Liquid 240R V2 簡易水冷CPUクーラー
- Thermalright AQUA ELITE 240 WHITE ARGB
- Fractal Design Lumen S24 v2 240mmラジエーター搭載 水冷CPUクーラー
- ANTEC ARGB LEDファン搭載水冷一体型ユニットCPUクーラー Vortex Lum 240 ARGB
- Novonest 簡易水冷CPUクーラー 240mm水冷クーラー P240K
- Cooler Master MasterLiquid ML240L V2 RGB 簡易水冷CPUクーラー
- CORSAIR NAUTILUS -ノーチラス- 240ラジエーター RSケースファン付き 水冷式CPUクーラー ブラック CW-9060088-WW
- おすすめ簡易水冷240mmのLCD搭載モデル
- MSI MPG CORELIQUID K240 V2 簡易水冷CPUクーラー
- NZXT Kraken 120 簡易水冷CPUクーラー 120mm RL-KR120-B1 FN1640
- Thermalright Frozen Notte 360 WHITE ARGB 水冷CPUクーラー
- CORSAIR H100 RGB 240mmラジエーター適用 簡易水冷 CPU クーラー
- Fractal Design Celsius+ S28 Dynamic 簡易水冷CPUクーラー ARGB対応LEDファン搭載 280mm
- EKWB 【予約 7月中旬~下旬】EK-Nucleus AIO CR240 Dark オールインワン 簡易水冷CPUクーラー
- Cooler Master MasterLiquid 360L Core ARGB LGA1700 / AM5対応 360mmラジエーター
- MSI MAG CORELIQUID M240 簡易水冷CPUクーラー FN1949
- 簡易水冷240mm使用時の注意点
失敗しない簡易水冷240mmの選び方

ポンプ・ヒートシンク設計を確認する

- 高い静音性
- 効率的熱伝導
- 耐久ポンプ構造
240mm簡易水冷クーラーは、ポンプやヒートシンクの構造が冷却力に大きく影響します。効率的にCPUの熱を運び、ファンで排熱できる製品を選ぶことで高い静音性と優れた放熱性を両立できるでしょう。長期運用を考えると、防振機能や耐久性のあるポンプにも注目したいところです。
回転制御機能がある製品や防振ゴムなどを採用しているモデルを選ぶのが大切です。少しでもノイズ軽減に役立ちますのでチェックしておきましょう。
ファン回転数とノイズレベルを確認する

高回転ファンだと35dB以上になる場合もあるので、静音と冷却のバランスが大切ですね。
回転数が高いファンほど強力に冷やせますが、その分ノイズが大きくなりがちです。低負荷時には自動調整される製品も多く、用途に応じて静音性を確保できます。騒音値を示すdB表記やファンの最大回転数をチェックして選ぶと失敗を減らせます。
通常運用なら2000rpm程度で十分冷却できることが多いです。OCや高負荷が前提なら2500rpmを超えるモデルも検討すると安心です。
サイズとケース互換性
- 余裕あるスペース
- ラジエーター厚み
- 他パーツ干渉
240mmラジエーターでも、製品ごとに厚みやチューブの取り回しが変わります。PCケースに搭載可能かどうか事前に採寸しておくのが大切です。メモリやグラボとの干渉を避けるためにも、設置場所やファンの方向を計画的に確認すると良いでしょう。
搭載スペースがあれば取り付け可能です。ただし、電源やメモリ周辺とのクリアランス不足が起こりやすいので注意してください。
冷却液の循環効率
流量が大きいほど熱を素早く運べるので、冷却効果も高くなりやすいですね。
簡易水冷クーラーの冷却性能を大きく左右するのが、冷却液の循環効率です。ポンプの駆動力やチューブの内部抵抗が小さいほど、CPUの熱を素早くラジエーターへ運べます。パフォーマンス重視なら循環設計にこだわった製品を選ぶと良いでしょう。
ほとんどの製品では封入・密封技術が高まりリスクは極めて低いですが、万一に備え保証期間や評判を確認しておくとより安心です。
素材とメンテナンス性
- サビや腐食を防ぐ素材
- 定期掃除が容易
- ファン交換が簡単
熱伝導率の高いアルミや銅製のヒートシンクは、冷却効果を高めつつ腐食もしにくい傾向にあります。また、ラジエーターやファンに付着したホコリを定期的に除去しやすい構造かどうかも大切です。メンテナンスが簡単なモデルを選ぶと手間を減らせます。
目安として3~6カ月に1回程度、ホコリなどをエアダスターで除去するとパフォーマンスを保ちやすいです。
おすすめ簡易水冷240mmのARGBモデル

ARGB発光でケース内を華やかに演出したい方には、発光エフェクトを自由にコントロールできる製品がおすすめです。ポンプヘッドやファンのライティングを楽しみながらしっかり冷やせるのが魅力。ここではARGB対応の8モデルを見ていきましょう。
Cooler Master MasterLiquid 240L Core ARGB LGA1700 / AM5対応

ARGBファンによる鮮やかな発光と、改良型ポンプを備えた定番モデル。静音性と組み付けやすさが特長です。
MSI MAG Core Liquid 240R V2 簡易水冷CPUクーラー

独自のポンプデザインとARGBファンを搭載。ケース内を華やかに彩りつつ、安定した冷却性能を発揮します。
Thermalright AQUA ELITE 240 WHITE ARGB

ホワイト基調のデザインと美しいARGBイルミネーションが魅力。小型ながら十分な冷却力を誇ります。
Fractal Design Lumen S24 v2 240mmラジエーター搭載 水冷CPUクーラー

フラットなポンプヘッドとRGB機能でケース内をおしゃれに演出。組み立てやすくメンテナンス性にも優れます。
ANTEC ARGB LEDファン搭載水冷一体型ユニットCPUクーラー Vortex Lum 240 ARGB

ARGBファンの鮮やかな発光と効率的なポンプ設計が特徴。静音運用と見た目の両方にこだわる方に最適です。
Novonest 簡易水冷CPUクーラー 240mm水冷クーラー P240K

コスパに優れたARGBモデル。直感的にライティングを変えられ、初心者でも導入しやすい製品です。
Cooler Master MasterLiquid ML240L V2 RGB 簡易水冷CPUクーラー

新設計のポンプを搭載し、効率的な排熱を実現。ARGBライティングと静音性を両立した使いやすいモデルです。
CORSAIR NAUTILUS -ノーチラス- 240ラジエーター RSケースファン付き 水冷式CPUクーラー ブラック CW-9060088-WW

定評あるポンプ品質とLEDライティングが融合。ケース全体を格上げするデザイン性と冷却性能を備えています。
おすすめ簡易水冷240mmのLCD搭載モデル

液晶ディスプレイ付きモデルでは、CPU温度などのリアルタイムモニタリングが可能です。カスタマイズ可能な表示機能を活用すれば、性能だけでなくビジュアルにもこだわりたい人にぴったり。以下ではLCD付きの代表的な8つをピックアップします。
MSI MPG CORELIQUID K240 V2 簡易水冷CPUクーラー

IPSディスプレイでCPUや冷却液の温度を確認できるハイエンドクーラー。冷却性能も安定しています。
NZXT Kraken 120 簡易水冷CPUクーラー 120mm RL-KR120-B1 FN1640

120mmモデルでもLCD搭載タイプが展開されており、システム状況を手軽にチェックできるのが魅力です。
Thermalright Frozen Notte 360 WHITE ARGB 水冷CPUクーラー

360mmですが、LCD付きのシリーズも存在。リアルタイムにCPU温度などを表示しつつきれいに光らせられます。
CORSAIR H100 RGB 240mmラジエーター適用 簡易水冷 CPU クーラー

LCD搭載版では動作音や温度をリアルタイム表示可能。純正ソフトと連動させて自由にカスタマイズできます。
Fractal Design Celsius+ S28 Dynamic 簡易水冷CPUクーラー ARGB対応LEDファン搭載 280mm

280mm版にLCD搭載モデルもあり、温度チェックやLED制御機能が充実。ケース内のカスタムを楽しめます。
EKWB 【予約 7月中旬~下旬】EK-Nucleus AIO CR240 Dark オールインワン 簡易水冷CPUクーラー

液晶表示を備えたモデルを展開。冷却性能や耐久性に定評があるブランドで、ハイエンドユーザーに人気です。
Cooler Master MasterLiquid 360L Core ARGB LGA1700 / AM5対応 360mmラジエーター

シリーズのLCDモデルはCPU情報を大画面表示。よりこだわった見た目と快適な排熱を両立したい人向けです。
MSI MAG CORELIQUID M240 簡易水冷CPUクーラー FN1949

ポンプヘッドのディスプレイで好きなイラストを表示可能。遊び心と性能を兼ね備えた注目モデルです。
簡易水冷240mm使用時の注意点

ポンプの稼働チェック
BIOSのファンエラー警告や温度モニターをこまめにチェックしてください。
ポンプが故障すると冷却液が循環しなくなり、即座にCPU温度が上昇します。動作音が普段と違う、負荷をかけると異常に温度が高くなるなどの兆候があれば、ケーブルやポンプ本体を点検しましょう。
温度上昇のほか、動作音の変化やマザーボードのCPUファンエラー警告が出る場合があります。気づいたらすぐ対処しましょう。
ラジエーターの定期清掃
3~6カ月ごとにエアダスターなどで清掃するのがおすすめです。
ラジエーターにホコリが溜まると放熱効率が落ちます。エアダスターなどを使い、数カ月おきに清掃することで高い冷却性能を維持できます。強い水洗いや強引なブラッシングはフィンを破損させる恐れがあるため避けましょう。
基本的にはやめましょう。フィンの変形や腐食を招く可能性があります。エアダスターでやさしくホコリを吹き飛ばす程度が安全です。
ファンケーブルの管理
結束バンドでまとめておけば、絡まりを防げますよ。
ケーブルがファンブレードに接触するとノイズやトラブルの原因になります。結束バンドなどを使ってケース内で配線を整理するとよいでしょう。ファン回転を阻害しないように注意が必要です。
電源を落とした上でゆっくりほどいてください。絡まりがひどい場合は、一度ファンを取り外すなどして確実に安全な状態にしましょう。
まとめ
- 240mmサイズは冷却と設置性のバランス良好
- ARGBで光らせるかLCDで情報表示か選択
- ポンプとファンの静音性を比較
- ケースのスペース確認は必須
- 定期的なホコリ掃除が不可欠
- 保証期間とメーカーサポートを要チェック
- 水漏れリスクは低いがゼロではない
- 万が一の温度急上昇にもすぐ対応
簡易水冷240mmは、高い冷却力と扱いやすさで多くの自作ユーザーやゲーマーに支持されています。ARGBやLCD搭載など多彩なモデルがあるので、好みや使い方に合わせた製品選びが肝心です。ぜひ本記事を参考に、失敗しない最強の簡易水冷240mmを手に入れてください。
最近の簡易水冷クーラーは取り付けガイドも充実しているので比較的安心です。不安ならサポートの手厚いメーカーを選ぶのも一つの方法です。